失敗しない フルーツ飴の作り方
- カテゴリ:レシピ
- 2023/12/26 22:00:18
失敗しない フルーツ飴
カリッとした薄い膜の砂糖のコーティングと
ジューシーな生のフルーツの瑞々しさ
作り立てを、すぐに頂くのが、1番おいしい食べ方です。
これまでに、フルーツ飴を、4回作りました。
毎回、新しい発見と、毎回、違う失敗を繰り返し
ようやく、フルーツ飴の作り方のコツがわかりました。
これを知っているか、知らないかでは、雲泥の差が出ると思います。
フルーツ飴を作るにはかなりの練習が必要です。
ちょっとしたことで、台無しになってしまうことも。
やっとの思いで作ったのに、しばらく置いておいただけで
ダメになることがあります。
また、気を付けていても火傷をする可能性も高いです。
それで、色々な方のレシピを観て、自分でも体験して
美味しく作れて、失敗しないで作れる方法をまとめました。
1.使う材料
フルーツ飴を作る時に1番大事なことは、フルーツの選択です。
色々なフルーツで作ってみたくなりますが、使うのに適したものは
皮を剝かなくても食べられるもの、です。
フルーツ飴の材料は、できるだけ乾いていることが必要です。
皮を剝くとどうしても果汁が染み飴が剥がれる原因になります。
皮を剝かずに食べられるもの
苺、シャインマスカット、りんごなどです。
それに対して皮を剝かないと食べられないものは
キウィ、巨峰、みかん、バナナ、パイン、桃、マンゴー等
皮を剝かないといっても、苺を半分に切ったり、ヘタを取る際に
包丁で切り取ると、その断面から果汁がでますので
ヘタは手で葉だけを摘まみ取ることが重用です。
キウィ、パイン、メロンは、皮もむきますし
切り分けないと使えませんので
1番フルーツ飴には適さない果物です。
ブドウは、巨峰や、デラウエアなどは皮を剝かないといけまんので
不向きですが、シャインマスカットは皮ごと食べられるので最適です。
シャインマスカットでなくても、皮ごと食べられる、種無しのブドウはOK
みかんは、外側のオレンジ色の皮を剝いてから、白いワタを丁寧に取り
薄皮を破かない様にして、薄皮を残した状態でひと房にした物を使います。
日本のみかんは、薄皮つきで残せますが
オレンジではそれは出来ません。
絶対に缶詰のみかんでは出来ません。(飴が剥がれます)
ブルーベリーも向きません。
りんごは当然のことですがフルーツ飴に適しています。
出来れば小さめの姫りんごが最適です。
さくらんぼは、皮を剝かなくても良いですが、種があるので
食べるときに注意が必要なのと、種に当たって串が刺さりません。
バナナ、マンゴーは、果汁がしみ出しにくいのでいいです。
最近では、さつま芋も使われています。
韓国では、ミニトマトのフルーツ飴もあります。
2.果物の下処理
極力、皮を剝かない、果実を切らないこと
苺のヘタを取るときに、包丁で切ると断面から果汁がしみ出します。
ヘタは、葉だけを手でちぎり取ります。
ブドウも同様で、できるだけ実に負担がかからない様にそっと引き千切ります。
茎とつながっていた部分には串が刺さるので大丈夫です。
キウィは、薄く切ったり、完熟していると、串を刺すだけで実が崩れますので
未だ若いキウィでないと難しいです。(つまりは、酸っぱい)
3.表面の水分をしっかりと拭き取る
できる限りキッチンペーパーで水分をふき取っておく
4.砂糖と水との割合
砂糖:水の割合は、4:1
砂糖160gに対して、水は40㎖
飴が硬すぎても、柔らか過ぎてもうまくパリッと固まりません。
4.飴の煮詰めかた
ココが最も重要です。
砂糖を鍋にいれたら、そこに水を注ぎますが
絶対に掻き混ぜてはいけません。
砂糖に自然と、水が沁み込むまで触ってはいけません。
砂糖を煮詰めるときにも、絶対に掻き混ぜない事!
鍋の中の砂糖と水には、一切触らない、掻き混ぜない。
最期までじっと見守ります。
中火にかけて、ふつふつとしはじめたら
温度計で温度を測りつつ砂糖を煮詰めます
約7~10分間ほど。温度は155~160℃
ほんの少し黄色みを帯びたら火からおろします。
素早く飴を絡めて、余分な飴を落し
クッキングシートの上で冷まします。
飴でコーティングされたものを
冷蔵庫に保管しておいても、果汁がしみ出してきて飴が溶けます。
温度で溶けるのではく、果汁の水分でも飴が溶けるので
冷蔵庫での保管も出来ませんので
出来たらすぐに食べないといけません。
串に刺さったものを持って食べ歩きすると、溶けだした
果汁とシロップで手や衣服が汚れるのでカップで受け止めているのです。
出来るだけ早く食べましょう。
ミニトマトが良いと思います。
実際に韓国ではフルーツ飴で有名なお店「王家タンフル」でも
ステビアトマトのフルーツ飴が売られています。
見た目は真ん丸ではなくて、楕円形のような形ですので、日本で言うと「アイコ」トマトのような形です。
このトマトのフルーツ飴も大人気だそうです。
ゆこたんは、大粒のみかんで作りました。あまり甘くなかったのです。
それをみかん飴にしたらすごく甘くて美味しくなりました。
(砂糖でコーティングしたのですから甘くなるに決っていますがね。)
トマトを飴にしたら苺みたいになりそうです。
そうなのですよ。
砂糖に水を加えるときも、混ぜてはいけません。
砂糖に自然と水が沁み込んでいくのを待たないと駄目なのです。
砂糖を煮詰める時にも、絶対にスプーンや箸などでかき混ぜたらいけません。
つい、混ぜたくなってしまうのですが、そこをぐっと我慢です。
ゆっくりと鍋を回す程度にしないと失敗します。
これを知らないと大変なことになるんです。
そうなんですよ。失敗作のグラニュー糖をまた煮溶かして、レモン汁をくわえたら
はちみつは使ってはいないのに、はちみつレモン味になったのです。
おそらくは、ゆこたんはみかん飴を作ったから
砂糖の飴を絡ませるときにみかんをいれたから、みかんの果汁が出ていたのでしょうね。
お身内のリンゴ園の方の残ったグラニュー糖ならば、きっとリンゴの味が残っているはず。
アップルティー風のレモネードが出来そうですね。
今朝は、このはちみつレモンで、レモネードにして飲みました。
とっても美味しかったです。
なんとなく簡単そうに見えますが
色々と奥が深いですね・・・・
レモンシロップ~レモネードですか^^
流石です!作ってみようと思います♬
カラメルソースや、こういう飴を作る際には、絶対に砂糖と水をかき混ぜてはいけません。
ついつい早く溶かしたくて、掻き混ぜてしまいがちです。
かき混ぜたら、もう、失敗したと思ってもいいです。
透明な飴にはならず、白く結晶化したザラメのような白い砂糖になってしまったら
もう、どうすることも出来ません。
砂糖に自然に水が沁み込むまでそっとしておくことと
加熱中にも絶対に掻き混ぜたり鍋をゆすることも避けるべきです。
ココがこのフルーツ飴の1番の難関ですね。
みかんの薄皮だけを残して、白いワタを丁寧に取り除く作業は相当な根気が必要ですが
これをするのと、しないのでは見た目の美しさも、出来映えも全く違います。
日本のミカンだからできることですね。
大粒にはなりますが、八朔や、グレープフルーツ、デコポンなども薄皮1枚に出来たら
フルーツ飴が作れますよ。
串に刺さずに、箸でつまんで1房1房に飴をコーティングをすると最上級のフルーツ飴ができますよ。
できたらすぐ食べるつもりではいたけど
ミカンはハードル高いね。
ここでのレシピでは
姫りんご(小)10個分で
砂糖120g に対して、水は40mlです。
【シナモンシュガーのりんご飴の作り方】
https://delishkitchen.tv/recipes/216929224252982431
コメントありがとうございます。
フルーツ飴、簡単そうに見えましたが、実際に自分で作ってみたら想像以上に難しかったです。
作り方を、色々と観て研究しましたが、その人によってかなり違いました。
りんご園の方ならば、りんごには不自由されませんよね。
ゆこたんは果物屋でも、農家でもないので、材料費は結構痛いです。
ですから、最初から無謀なものは選びたくはなかったのです。
まずは果物選びが間違っていたら、果物も、お砂糖も無駄にしますし
その為に費やした時間も無駄になりますしね。
ゆこたんもやはり、失敗しましたよ。
レシピ通りに作っても飴が粒々になって固まってしまい
この鍋にこびりついた砂糖をどうしましょうかと。(;´Д`A ```
いい方法がありましたよ。
こびりついた鍋にお湯を加えてまた火にかけて砂糖を溶かします。
溶けたらレモン汁を加えて冷ませばレモンシロップになります
これを保存して置き、お湯で割れば美味しいレモネードになりました。
お砂糖も無駄にしませんし、このまま流しに流したら、排水溝が詰まってしまいます。
失敗作が、美味しいレモネードに大変身ですよ。
分かりやすいです^^!
と言っても私は作った事は無いのです;;
身内のリンゴ園の子が、今年初めてりんご飴に挑戦してました。
流石リンゴ園だけあって、小さめ若めの林檎を使ってあり、中の林檎も美味しかったです♬
トッピングが3種あり、特にシナモンが気に入りました^^
やっぱり飴の段階で失敗があるようで、失敗して固まってしまったグラニュー糖をもらいましたが
さて何に使ったらいいのか・・?まだ保存してます(笑))
お料理上手のゆこたんさん、何かいい使い道があったら教えてください(;'∀')
それにしても、ニコッとのアイテムで フルーツ飴コーデが出来るなんて、流石ですね!(^^)!
トマトのフルーツ飴、美味しいのかな^^?