映画『PERFECT DAYS』
- カテゴリ:映画
- 2024/01/07 16:27:49
映画館へ
『PERFECT DAYS』を観に行ってきました。
主演の役所広司さんがカンヌで受賞し
なおかつ監督が巨匠ヴィム・ヴェンダースさんということで
公開されたらぜひ観に行こうと思っていました。
公開されてから日が経っているにもかかわらず
劇場はかなり混んでいました。
カンヌ効果おそるべし。
東京の公共トイレの清掃員として働く男性のもとに
ある日突然姪が訪ねてくるという話で。
詳しい状況説明や人物描写は無く
多くの部分において
観る側の想像力に委ねるというスタンスですね。
ただストーリーは決して難解ではなく
太陽光を基調にした美しい映像や
70年代?のロックのBGMや
何といっても役所さんの素晴らしい演技によって
2時間を味わい深く堪能することができました。
単調に思える1日のルーティーンの中にも
新たな発見や変化の種が
常に潜んでいて
変わり映えしないと思える景色の中にも
ほっとする美やハッとする美が
常に潜んでいるのだな と感じました。
そしてどのような職業でも
誠実にプライドを持って仕事をし
社会へ奉仕することは
とてもかっこいいな とも感じました。
ただこれは
ネタバレになってしまうのだけれど
エンドロールで
協賛企業名?の中に
『ダ○ワハウス』の文字を見つけたとき
昔の役所さんの『ダイ○マン』のCMが
走馬灯のごとく脳裏によみがえり
映画の余韻を自ら台無しにしてしまったのでした。
私もみてきました
確かに、、ダイワマンが、、、よぎりました、、w
出てくるトイレが、、どれもこれもお洒落すぎてて、、、w
もう少しリアルなトイレも出て欲しかったな、、
木漏れ日は、私も好きなので、共感できました
HPのインタビューを読んでから、(監督と役所広司さん、田中さん)見に行きました
3人分のインタビューは、かなり見応えがありました、、w
あれだけ少ない台詞で、自然体で、演技するというのは、凄いですよね
監督さんのインタビュー映像も見ていたので、記憶にあります。
日本の影響があったということくらいしか覚えていませんが!
映画を観た感想もいろいろありますからね。
それを聞くのも一興です♪
役所広司のような顔立ちと貫禄の人がトイレ清掃を実際にしてる事は極めてまれでしょうけど。
でも多分この映画内においては極めて自然に存在するという演技をしてるんでしょうね。
というのも、「すばらしき世界」を少し前に観たのですが、
社会復帰しようとする反社組織の人の内面的葛藤を普通に演じ切っていたのを見たからです。はい。
わたしもちょっと気になっていました。
役所さんも好きな俳優さんですしね♪
毎日を淡々とやるべきことをやりながら
ちょっとした変化や楽しみを見つけながら
生きて行く。
そんな風に生きていけたらいいなと思います。
エンドロールはなかなか罪作りですね☆笑
「ダイ〇ハウチュで」ってしゃべってる役所さんが
頭の中に登場しちゃいましたよ(´∀`)
もっと前から公開されていた雰囲気など微塵も感じさせずw
日々の中に変化や幸せを見つけることが大事だと言いますよね。
なかなか実践できずにいるけれど。
ダイ○マン、ありましたね~~~~~!
今調べたら、複数の俳優さんがやっていて、さらにSeason 2 もあるとは!!!!!
どんな仕事でもそこには社会貢献という勲章が輝いている。
仕事にはそんな付加価値がありますね。
それにしてもダイ◯マン!僕はBOSSのCMを思い出しちゃいました。