大河ドラマ『光る君へ』の第1回目、観ましたあ!
- カテゴリ:テレビ
- 2024/01/07 23:10:30
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1/6(日)2024大河ドラマ『光る君へ』がスタートしました。まだ『どうする家康』の余韻と疲れが残っていますが、気持ちも新たに1年間のロングランを始めました。
後記しますが、合戦ファンにとっては我慢の時代のようで、それを払拭する「脚本」にただただ期待です。
では「第1回 約束の月」の考察から開始します。
- ・おー、主要制作陣の女性率が高いなあ。
- ・吉田羊(49歳!)の入内?最初、あの場面に並んでるどの子かと探した。吉田羊の娘だと思って・・・。
- ・今日通して、登場人物の名前が名札で出ないーーっ。
- 皆さん、岸谷五朗の下の役名は何だったでしょうか??
- これ、きっとネット投稿で、今後差し込みで入れるんでないかい??
- 安倍晴明だけは覚えてるな。
・映画「陰陽師」の安倍晴明だ。今後、念術シーンがたくさん出るってことか。
・今シーズンのロケとセット、エキストラの浮いた予算はどこにつぎ込むか?
・結局、初回60分は主役2名は出さないってやり方かい。
・この時代は史実の定点が少ないから、「脚本」の腕が試されるよね。
・そして、国仲母のまさかの絶命・・・。あんだけ、さんざん事前のNHKの番宣番組でてたくせにーー。
とことん、どん底から始めようってこと?
藤原一族に根底の「怨恨」を植え付けたってことだよね。
これから、主役のウラ心理をずっと考えなきゃなんないなあー。
みなさんの初回感想はいかがでしたでしょうか?
まだ初回、されど初回。全く入試日本史では手薄の時代。紫式部の生涯にどれだけのイベントがあるんだろう?
完全にヒューマンドラマで感情移入する1年にするしかないのかな。
まず、主役俳優陣が出揃うのを待ちます。
- かな?
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脚本がアホとしか言いよう無いですよね。
物忌みとか行き触れとかいう言葉を勉強してもらいたい。
時代考証ちゃんとしやがれ。
国産ドラマがこんな頭の悪さでは、
中国ドラマで平安貴族が「切腹」とか口にするのも納得してしまう。
歴史苦手の自分は 今回これ以上ついていけないかも…
と不安になったのですが、まひろと三郎シーンがかわいくて
少し希望が見えてきました(;´・ω・)
初回ラストの、道兼がまひろの母ちやはを刺殺するシーンは、極端に血を忌む当時の貴族としては不自然と感じられます。
馬で跳ねて死なせてしまうくらいにしておく方が良かった気がします。
もしくは、従者に殺させるとか。
当時の貴族は、従者には殴り合いをさせても自分自身ではやりませんので。
まぁ、藤原だらけなのでキャラ付けと考えれば悪くもないのでしょうか?
私は気になるんですが…
さて、平安中期の藤原摂関家最盛期の頃なので、大きな乱もなく(平将門・藤原純友の乱から20年くらいは経っている筈)、武士が台頭してくるのはまだまだ先の事なので、合戦はほぼ期待できません。
ただ源頼光が同時代なので、何らかの武士の活躍があってもおかしくはないです。
長徳の政変とか酒呑童子討伐とかありますし。
刀伊の入寇 が描かれるのは決定らしいですし、戦国ものほど合戦は多くなくても、多少なりとも切ったはったはあるのではないでしょうか。
また、せっかく安倍晴明がド初っ端から登場して存在を印象付けたのですから、是非とも怨霊調伏シーンが欲しいです。
源氏物語でも、六条の御息所の生霊や死霊が葵上や夕顔、紫の上を憑り殺すんですから。
平安ものに怨霊は付き物、是非ともお願いしたいです。
まぁ、合戦はなくても貴族の真綿で首を絞める様な政争も見物ではありますけどね。個人的には、あまり好みではないのですが。
ともあれ始まった「光る君へ」を楽しみにしていくつもりです。
藤原だらけですけどね。たまに源と平がありますが。
姓ではなく諱で覚えていかないと人物が分からなくなること請け合いです。
あと、摂関政治とか当時の結婚の形態とかを調べる事を推奨。
物語により付いて行きやすくなる筈。
源氏物語54帖を全部読めとまでは言いませんが、ある程度知っている方がより楽しめそうな気がしないでもありません。
私自身は中高時代に円地文子訳の源氏物語を一通り読んだだけですが(手元にあるので読み直しは可能)。
「光る君へ」の初回、個人的には面白かったです。
紫式部に関しては、生没年不詳、本名不詳(「香子」説はありますが有力ではありません)、逸話も然程多くは無く謎の人です。
藤原北家の一門という意味では藤原道長と同様ですが、良房流の道長と違って良門流の紫式部の家は下級官人(貴族を堂上家(従五位以上の官位持ち)と定義すると下級貴族とさえ言えません)なので、ドラマの様に幼い頃に出会っていた可能性は非常に低いです。
道長の五代前が良房、紫式部の五代前がで、この二人は兄弟。
ただ兄良房が史上初の人臣摂政にまでなったのに対して、良門は正六位内舎人までにしかなれず出世出来なかった人です。出世に縁遠かったかわりに芸術的才能には恵まれていたらしく、子孫にもその傾向が受け継がれています。
ただ、ドラマのまひろと三郎の出会いは、源氏物語の「若紫」をモチーフにしたもので、「光る君へ」の中で劇中劇として源氏物語が描かれる事は無いとのことですが、源氏物語モチーフのシーンは今後も描かれていくのではないでしょうか。
詮子が入内した後、宮中の女官たちがあることないこと底意地悪く囁いていたシーンも、源氏物語の「桐壺」で光源氏の母親桐壺更衣への底意地悪い虐めを彷彿させますし。
段田安則氏演じる藤原兼家の邸宅東三条殿に家族が集合していたシーンでは、兼家の正室時姫が横に収まり、兼家前方の右手に嫡男の道隆と道隆室の高階貴子、及び二人の長女定子(兼家に抱かれて泣いていた赤ちゃん。後に一条天皇の后になります)。左手に居たのが兼家の三男道兼、入内を控えた兼家の次女詮子(吉田羊さんが演じてましたね。この時17歳の役。まぁ、大河あるあるです)、遅れてきたのが五男で末子の後の道長こと三郎。
ちなみに三郎はドラマオリジナルの道長の幼名ですね。公家は超有名な人でも幼名や仮名(けみょう)が殆ど伝わっていないので、止むを得ず無難な名前を付けたのだと思います。
岸谷五朗氏が演じた紫式部の父親は、藤原為時です。ご先祖同様に、優れた学者ではあるものの出世には縁遠い人です。
後に越前守や越後守に任命されるんですけどね。
佐々木蔵之介氏が演じているのは藤原宣孝。後に紫式部の夫になる人です。生年不詳なので年齢も不詳ですが、多分父為時と同程度でしょう。紫式部と結婚した時は既に複数の妻が居ました。
宣孝は良門の息子高藤の血統。
個人的な今後の楽しみ・・
まひろが愛する欲のなさそうな今時の男性である道長が
どんな風に成長して行くのか。
まひろの仕事・生活。
現代の女性問題なども入れて來るでしょうから。
藤原三兄弟の関係。これからもっとドロドロして行くのかな。
そして外せない権力争いはついていけるか不安です。
「光る君へ」・・・「大奥」のような気軽に見れるドラマかと勘違いしてました~~(;^_^A
大河は登場人物多く関係続柄が覚えきれず、初回途中でリタイアです★
次回には 吉高ちゃんがもう出そうですねぇ。