1.17
- カテゴリ:日記
- 2024/01/17 23:52:33
阪神淡路大震災(1995年)から、もう29年も経つのですね。
隣村出身で、神戸の大学に通っていた学生が1人、亡くなりました。
神戸は大きな地震は起きないと言われていたのに…
東海地震のような巨大な海溝型地震だけでなく、
活断層で起きる直下型地震の怖さが再認識されました。
その後、日本は大地震ラッシュ。
2000年 鳥取県西部地震
2004年 新潟県中越地震
2011年 東日本大震災
2016年 熊本地震
特に大きな被害が出た地震だけでも、こんなに。
他にも震度6強の地震が何回も起きています。
特定の地域に限って見れば数千年に1回の大地震でも、
日本のどこかで、となると、こんなに起きるのですね。
昨年は関東大震災(1923年)から100年でしたが、
その前後も、1891年の濃尾地震から1948年の福井地震まで、
大きな地震が立て続けに起きています。
日本はこういう国なんだと、改めて認識しなければ…
能登では2007年にも「能登半島地震」と呼ばれる大地震があり、
石川県はその検証結果を踏まえて震災対策をまとめていたのですが、
むしろ「最小限の被害にとどまった」として油断を強めたように見え、
今回の被害を見ると、その検証が甘かったように思われてなりません。
さらに能登では2020年12月から「謎の群発地震」が発生していました。
(調査の結果、地下に水がたまって地盤が持ち上げられていることが判明)
そして2022年に震度6弱、2023年5月に震度6強の地震が発生。
専門家からは、それで地盤のひずみが解消されて沈静化する可能性の一方、
海底活断層の大きな地震が誘発される可能性も指摘されていました。
その悪い方が的中したわけで、事前に想定することは可能だったと考えられます。
今回の能登半島地震については、事前の想定から事後の対応まで、
行政には厳しく反省すべき点が多いように思われます。
いざという時に最低限、命だけは守れるように考えておかないといけませんね。
10年以内に大地震が起きる確率が90%以上と発表されていましたが
言われた数か月後に実際に起きてしまいました
しかも本震の数日前に5クラスの地震が複数回あって
素人でもなんか変だぞって感じていましたが
専門家は危機感なかったのかと首をひねりたくなります
そして海のすぐそばに人が住むなど
なかなか前例や昔の人の言い伝えが活かされないのが実情です
大きな地震のたびになんでかな~と考えてしまいます