29年前の辞表。
- カテゴリ:ニュース
- 2024/01/18 17:38:54
29年前の阪神淡路大震災の時、
神戸が大変なことになって、
だけど、大阪はわりと、元気なほうで、その当時の従業員の方々は、
ほとんど大阪の方が多かったんですけど。
ある日、そのうちの一人が「会社を辞めます」と言ってこられました。
家は、神戸でしたが、会社から帰る時に、買い物をしたりと大変でした。
ご自宅に、きっとご両親が居られたのだと思います。
当時は一応の芸能関係事務所だったので、
「こういうところを辞めたら、なかなか同じような仕事がないよ。」と、
心配していたのですけど、
神戸の家を出て、大阪の事務所で働き、
また神戸の家で、被災地の仕事があるということで、
精神的に随分参っておられました。
神戸がグチャグチャなのに、大阪ではイベントやコンサート関係の仕事で、
その精神的なギャップに、疲れ果てたのだと思います。
ごめんなさい。
大阪人として、生まれ持っての明るい気質はあるんですけど、
きっと、細やかな配慮が出来なかったと思います。
芸能関係の事務所って、いつでも働き手はあるので、
またすぐ次のスタッフは決まるのですが、
なんとも、その方のことを思うと辛い気持ちが拭えません。
ごめんなさいね、
なにも、分かってあげられまなくって。
本当にごめんなさい。
大きな震災があると、この方のことを思い出します。
今頃、どこかで元気にやっておられるかなあ。
能登半島震災被災地でも、
この現実と社会の狭間で、苦しまないように。
わかります、わたしたち、つい、「よそのこと」と考えてしまうんです。
ごめんなさい。
ほんとうに、ごめんなさい。
こういった場合によく人は、すずきさんのような自罰的な感情になるようですが、
私はどうもドライな性格のようで、そのお気持ちがよくは判りません…
ニュースなどでも見かけますが、悪意でそうなったわけではないのだから、
そんなに自分を責めなくてもいいじゃないかと。その方が実際辛い思いを
されているかどうかも判らないのだから、アレコレ悩むこともないのでは?
お気に障ってしまったかもしれませんが、私はそういう考えの人間です
長々と失礼いたしました (o*。_。)oペコッ
やっぱり疲れたのかな・・・
その後持ち直してくれてれば良いのですが。
身内のことも心配だったろうし…
あの震災は覚えてますよ。こっちも激しく揺れましたから…
電源復帰後の大火災なんて、関西電力やってくれましたねぇ…