トイレの詰まり
- カテゴリ：日記
- 2024/01/18 21:56:56
昨日の会社帰りに実家に行ってきた。
会社の休みが木曜と日曜なので。
週末に次男が見に行ってくれた時、ちょっと父が熱を出したらしいので。
その時、1階のトイレが詰まって使えなかったと聞いた。
夕飯後聞いてみると、やはり詰まったままだと言う。
検索して、すっぽんのほか、重曹とクエン酸とかいろいろ試してみたが、やはり詰まったままだ。
しかもゆっくり水位は下がる。
これは素人の始末に負えないと、評判が悪くなさそうな業者に電話してきてもらった。
結構すぐ来てくれて見積もりを出してくれるが、但し書きが入る。
もしつまりが便器側でなくて排水溝の方だったら高圧洗浄が別料金、メートル単位でかかる。
高圧洗浄でもうまくいかなかったら針金とかで物理的に崩すので、それもメートル単位でかかる。
まあそう言うことはめったにないし、そうした場合は配管壊れる寸前だったり逆流カウントダウンだから、高額に感じても徹底的につまりを直したほうが結局家を長持ちさせると思うけれど、もちろんその時は報告して、どうするかを必ず伺います。
という話。
さすがにそこまではならないだろうと思っていたのだが。
本当に排水溝が詰まって、逆流寸前だった。
家の外のふたを開けると、トイレから敷地内の管がティッシュだらけで下方が埋まっている。それを何とか高圧洗浄で穴をあけて洗い流したところで、また呼ばれた。
トイレからの管がティッシュでぎっしり埋まっていて、上と下から掘削するが、どうにもならなかったら針金で物理的に崩していくしかないらしい。
すでにトイレのつまりの料金ではなくなっている。
のだが、これはもう仕方ない。
貫通しない限りトイレは使えないし、私もこんなの見たことないし。
私、職人さんが何かするのを見るのが好きで、子供のころから作業風景をこっそり見学してきたが、ものすごく大きなペーパーの塊がドカッと飛び出した拍子にどばーと水が落ちてきて排水溝の喫水線がみるみる上がっていくこんな風景、初めて見たわ。
そのあと、職人さんにトイレットペーパーをものすごく使う人がいるのではないかと言われた。
今トイレを使うのは母くらいだ。
だけどこの家、確かペーパーはシングルだったし…と思いつつ母の話を聞いたら、本当にペーパーを8回くらいぐるぐるして使い、しかもエコ小モードで流していたらしい。
エコ小はね、ペーパーを使わない男性小用なんだよ…。
それまでは父もトイレを使っていたので何とか流れていたが、今父は導尿と人工肛門で全くトイレを使わないから…。
正直、私の手取りくらいかかってしまい、請求書を見たときは悪徳業者に引っかかったのではないかと思ってしまった。
だが、今スマホの写真を見返すと、このくらいかかっても仕方なかったなと思う。
業者さんが「逆にトイレからのところで詰まっていたから何とか逆流せずに済んだのかも。そうでなかったら完全に埋まって台所や配管から汚水が逆流するか、管が破裂して床下がドロドロになるか。あと3日放置していたら、いや、今そうなってないのが不思議」と言っていたが、思い切って今朝一番で業者に依頼して本当に良かった。
業者さんは「なんでこれ、動画に取らなかったんだろう」と残念がっていた。
皆さん、水道代をケチってペーパーをエコ小モードで流さないようにね！
ほんとに、請求金額を見たときには手が震えました…が、夜のうちに自力でだめだとわかるところまで試したからこそ私のいるうちに工事できたし、そうでなかったらこの10倍以上かかっていたんだから、となんとか納得させました。
それより恐ろしかったのは、その代金を現金で払ったうちの親です。
震災の時などにはネットが破綻して現金しか使えなくなるだろうからおろしておいたって…。
職人さんともども一番震えました。
本当に怖いモノとは、非日常的な『バイオハザード』とか『プレデター』等では無く、こういったごく普通の日常に潜んでいるのですね・・・。
今日は、あまりに怖かったので、眠れません。
訴えてやる！！ ←１mmもコワくないですね