「タンフル」フルーツ飴の作り方
- カテゴリ:レシピ
- 2024/01/23 08:41:25
韓国でも、日本でも、話題のスイーツ「タンフル」をご存じですか?
タンフルは旬のフルーツを飴で薄くコーティングしたスイーツです。
フルーツと飴の甘みが絶妙にマッチした
見た目にも美しいスイーツで、パリッとした飴の食感が
よりおいしく感じます。
韓国では屋台や専門店でよく見かけることができます。
日本でも、タンフル専門店がオープンするなど人気が高まっていますが
どのようなスイーツの作り方かよくわからない方も多いかもしれません。
ここで、タンフルの特徴や作り方をご紹介します。
使う果物によって、少し違います。
【いちご】
ヘタは取らない方が良い。
取るのであれば指先で葉をそっとちぎる。(包丁でカットしない事)
砂糖150gに、水50㏄
【みかん】
丸ごとならば、皮とワタを綺麗に取り除く。
1房ずつに分けてもよいが、薄皮を剥がさない事
数房を連ねて竹串で突き刺すと余計に果汁が出てきます
丸ごと、りんご飴のようにコーティングすると良い
(みかんの中心の穴に、割り箸を通す)
砂糖100gに、20cc
【ぶどう】
皮ごと食べられる、種無しぶどう
砂糖150gに、水大さじ3
【りんご】
丸ごとではなく、一口サイズ(塩水に少しつけてから水気を取る)
砂糖200gに、水70㏄
どの果物でも同じで、よく水洗いして
キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る
竹串や、爪楊枝に刺す
砂糖に水を加えたら掻き混ぜない、揺り動かす程度に
少し黄色っぽくなったら火からおろし
濡れタオルの上で冷ます
飴に素早くからめたら
クッキングシートの上に置く
冷蔵庫などで冷やし固める
出来あがったものは出来るだけ直ぐに食べる
時間とともに果汁が染み出てきて飴が溶けます
冷蔵保存は出来ません
こういうフルーツ飴は、出来たてをすぐに食べないと
表面のパリッとした飴のコーティングが溶けて台無しになります。
ですが、一般的な「リンゴ飴」はそうはなりません。
リンゴ飴は表面の飴は1時間くらいは夏場でも平気です。
何故ならばリンゴが皮付きの丸ごと1個だからです。
果汁が染み出てきにくいので長持ちします。
ですがいちご飴、みかん飴、ぶどう飴、パイン飴等は直ぐに果汁が染み出て来るため
【熱で飴が溶けるのではなくて、果汁の水分で飴が溶ける】のです。
ですからりんご飴は、一口大のリンゴの角切り?ざく切りかな?
に切ったものを飴でコーティングしますが、やはり果汁が染み出て来るので
直ぐに食べなければいけません。
本場の韓国の屋台では、フルーツ飴の竹串の下には、垂れてくる果汁や蜜受けの
紙コップが付いているのですよ。
持ち歩いていたり、スマホで撮ろうと、もたもたしていたら溶け始めるかも。
ですので、出来たてを、できるだけその場で頂きます。
家までは持ち帰れないと思います。
林檎飴みたいな感じと思えば良いんでしょうか?
屋台のいちご飴や、ぶどう飴はおいしいですよね。
子どもの頃には、りんご飴しか無かったのですが、あれは大きすぎますし
食べにくいですし、口の回りが真っ赤になって良くないですよね。
最後まで食べきれるはずも無いです。
今は姫りんごの リンゴ飴もありますね。
美味しいよね。