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震災報道の検証始まる

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能登半島地震で震災特別番組を放送。メディアはどのように機能したのか、今後必要な検証|FNNプライムオンライン

https://www.fnn.jp/articles/-/643891?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
2024年1月23日 火曜 午前7:59

を見て、あれ?っと思った。
 今まで こういう特集を組んでいたっけ?

今回、x(旧ツイッター)やSNSでの偽救助要請などの問題が起きたので
それだけを特集すると、「またもや公害メディアが自分のことを棚上げにして 悪い見本をさんざん示し続けておきながら個人非難しかしない」と罵倒されるのを恐れて
速めに自己反省という名の言い訳拡散に走ってるのか?と意地悪目線で読み始めて
んん? 震災被害者であり当事者でもある石川テレビを前に押し出しているのか・・と思った。

私的には ネットで流れる石川テレビなど地元メディアの記事に、人間らしさと 地元メディアとして地元民のために頑張って記事作成しているなという感覚を強く受けていただけに。

で、この記事では まず被災時の石川テレビの状況が語られている。

我々石川県民、そしてメディアは(震度)7の地震が来ると「津波が1分以内に来る」ということは分かっている。すぐに伝えないと大変なことになることが分かっていたので、(震度)7と聞いた瞬間に「津波だ」と思いました。

すぐに伝えたかったのですが、「大津波警報」の情報が入ってこちらも混乱していたために、伝えるのが少し遅れてしまった。』とあった。

・私自身、能登半島で進度7と知った瞬間「とうとう来たか」と思いました。

 もともと阪神大震災前、大阪で震度3の地震が頻発し続けその震源が2局分化していたので、歴史的文献から、次の大地震は 京都(日本海側)か和歌山、または能登に来ると思っていただけに。

 それがまずは神戸・淡路島ラインに来て、それでも能登半島の状況が落ち着かないから、ずっと危機感をもってかの地に注目していただけに。

だが、石川県民が、「震度7で1分以内に(津波)』と認識していたとは知らなかった。

あらためて 石川県の防災教育の徹底が、素早い自主的避難活動につながったのだと敬意を抱くとともに、それでも 逃げきれない人が出る現実を直視して、日本国としての「災害直後からの体制の強化」を本気でやるべき時が来たとの想いを強くしました。

さらに言えば、阪神大震災・能登半島地震・そして東日本大震災
いずれも 帯状で断層が生じたことを、もっと真剣に考えて
今後の地震対策に反映すべきだと思う。
 過去の文献からの地震のイメージって 点や線または点の集合としての地震発生イメージが強かったから。

「大地震は帯状に発生する」という観点を強く持って災害後の対策を考え直すと・・
 都市や町の人口密度・地域の中の人口分布と道路網のありようが 違って見えてくるかもしれない。
 道路を、「点(町)と点(町)を結ぶ線」ではなく「地震という帯の上に広がる網(道)とその結節点(町)」と考えたら何が違ってくるのかなぁ・・考えなくては。

 都会にいると どうしても道を線として考えてしまう
 歴史ある田舎に住むと、道と町はもともと網として感じていたけど 「開発・補助金」がらみではどうしても線扱いで 税金が投入されるたびにドンドン分断されてきたという思いが強いのだけど・・

 (地域によって そのあたりの感覚や地方行政としての扱いに差があるだろうとは思う)

・石川TVの方は、『続報の情報取集がうまく行かなった』ことに焦りを感じていたようですが
 私自身は 阪神大震災の経験から、震度7の速報のあと1時間たっても追加情報が出ない段階で「やばい 能登の地形から見て道路分断で 被害情報が中央に集まるまでに2・3日以上はかかるわ。なのにあほ官邸め!」と思いました。

 だからこそ ここの日記でも 阪神大震災の時に被災者を見殺しにして金儲けに走ったメディアの姿勢を再度告発して、同じ過ちを今も犯し続けているネット記事を片っ端からやり玉に挙げていたわけです。

 行政的発想でいえば、「津波警報が解除されないと、地震被害救済に動ける範囲が限定されてしまう」のは、これはもうどうしようもない非情な現実なんですが・・
 だからこそ 沿岸部では津波警戒、その間は 内陸部への救助・救難を優先というのが、とるべき対策であったわけですが。

 メディアにその意識がなかったのは、「阪神大震災」と「東日本大震災」を「わが身」として真剣にとらえていたか否かの違いでしょう。でも そこまで言って石川TVを非難するほど私は人非人ではありません。

むしろ 次なる備えに この視点・反省点を確実に活かして欲しいと思う。でないと死んでも死に切れぬというか浮かばれません!

・災害は 盆正月関係なく来る
 災害後の体制としては、それの発生した時間帯別マニュアルを共有すべき。

 大学レベルでは いろいろな時間帯を仮定した災害拡大モデルは もうこの半世紀 繰り返し繰り返し出されているのだけど、それを自分達の対応マニュアルに反映させた議員・メディア関係者がどれだけいるのか?
 なんか えらそばって誤解釈付きで 記者の思い込みに彩られた「モデル」の紹介記事は うんざりするほど見せられてきたが、結局それも記者の自慢・社内昇進・表彰狙いの不正確極まりない記事ばっかりでしたよね!!朝日・読売とその他のメディアさん!!

・「逃げて!」アナウンスに関しては
 あれ 数年前に NHKアナウンサーがやり始めた初回の時に、私がパニックった感想を別の日記で書いたことがある

あの時は、「試行錯誤して 実効性のある呼びかけを練習してね」と応援コメントで締めくくった。
 今回 それが実地に反映され、全国的に高評価だったのなら それは良かったと思う

(少なくとも 沿岸部に居て 『常にない揺れ』を感じたら
 すぐに避難行動に移るべし!という鉄則を全国区で広められたのなら・・ニュースを確認するより避難、津波避難所についてから情報確認でよい・・それが津波・洪水警戒の本質)

 ただ それに一番かかわりのある地元の人にとってはどうだったのかはわからないけど
(というか 能登の人は 揺れを感じたらすぐに 避難行動に移ったようですが)

・地震後の報道について
大地震であればあるほど、被災状況の速報を流す必要はないと思う

「情報がない=深刻な被害」これもまた 重要な情報だ

むしろ そういう時に流すべき、被災者・周辺地域・全国への報道内容マニュアルを作成すべきではないか?

全国に対しては
 通信回線をふさぐな
 l救援と称して現地に押しかけるな
 (道路をふさぐな)

 
・旅行や仕事で被災地に居る人向けの情報
  避難所の場所・そこへの移動方法・道順などの入手マニュアルなど

  JR・飛行機・空港連絡バスなどの運行・再開見通しや
  各駅などで行われている 乗客や駅構内に居る人向けの対応情報など

・地元民向けの情報(各地方局ならではのきめ細かい情報)

 緊急時に無料開放される自販機の使い方(壊すな!)他

などなど、これこそ メディアが 自ら率先して 反省の為の情報収集すべきでしょう
 それこそ 全国単位での系列内での役割分担も含めて


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2024/01/24 09:44
(本文の続き・蛇足)

・改めて 強調しておきます
 今回 地元石川TVと石川県下の行政は すごく頑張った。JRも!!
  (阪神大震災時の無念(=メディアへの憎しみ)を払拭するくらい) 

 問題があったのは 全国メディアだ。
  行政担当者に群がり
 記者個人の感情で被災地突撃をかましたり
 上から目線で行政批難や被災地のあら捜し記事を流したり
 2日目からすでに「観光地の風評被害 観光して経済を回そう」なんてハイエナ・デマ記事を拡散した記者とメディア!!

なのになんで FNNは 石川TVを全面に押し出して 自分達の反省をしないのかなぁ・・。



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