漫画原作のメディア化
- カテゴリ:日記
- 2024/02/08 21:47:44
漫画家は、ステキな作品を作りたいと思い
創作しているはずです。心を込めて命かけで作品を全力で作っています。
でも打ち切られたら即失業です。バイトせざるお得ない人もいます。
アシスタントしてデビューして連載しました。おめでとう!
でも3ヶ月で打ち切られました。おかえりなさい。とか結構ある話で
そういう世界だそうです。
当たる・当たらないがわからない世界だけどその中でテレビ局の
人間が当たった作品を拾って、これを使えば最低限読者が
見るんじゃないかという計算を立てて利用する。
漫画の原作を作るっていうのはリスクは漫画家が取っていて
漫画家にとっては「ふざけんな」ですよね。
肝心なところを置き去りにしてお金のためにドラマ作って、
利潤のために生きている人たちって感じがします。
メディア化すると駄作が結構な割合で出来ます。
なぜかと言うと金儲けのためにやってるので作り手に心が無いからです。
制作者が駄作を作る三ヶ条
可もなく不可もないものを作ろうとする。
・原作の表現や意図を無視し、みんなこんな物すきだよね~って大衆受けを狙う。
結果内容の無いふわっとしたものしか出来ない。視聴者にバレます。
自分大好き病
・原作よりも自分が目立ちたいって仕事をする。お前が名を上げるために
利用しようとするな。そもそもお前の作品じゃない。原作者・ファンが
怒ります。
アイドル・役者の人気にぶら下がる
・人気者がマーケットを支える保証になるので甘える。アイドルファンが
見に来るんだから程度の低い作品でも良いと考える。過去の成功モデルに
頼ってる。
漫画家が苦労してやっとヒットさせた漫画なのに
なんてことしやがんだーと思うけど
なぜドラマ化を断らないかと言うと、このタイミングじゃないと
漫画の増刷がかからないからです。映画化・ドラマ化決定の帯があって
書店のメディアコーナーでキャンペーンを打ちやすいためです。
出版社はメディア化すると作品の宣伝になるため
積極的にメディア化します。
これらのシステムが嫌いでメディア化を、お断りする作家の方もいますが、
「俺の漫画は確実に良いものだからメディアに頼らなくても
売れるんだ」って言う確固とした自信がないと無理なんですよね。
出版社もテレビも企業である以上、利益を追求することは大事だとは思いますが
作家を尊敬し、漫画作品を愛する制作者が原作の魂を尊重しステキなメディアに
に昇華してほしいですね。
「スパイファミリー」も早くはじまらないかな。
「推しの子 2」の初回は順調でワクワクです。
いつも有難うございます。
徹底的にお掃除しないと
アカンでつね Σ(○д○;)