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映画「グレイテスト・ショーマン」

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もらったステキコーデ♪:26

・2017年公開のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」

ヒュー・ジャックマン(主演)が

「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀のアメリカの興行師バーナムを 演じている。

この作品 予告動画(4・5種類あった)が配信されたときから見たいなぁと思っていたのだけど、結局映画館には行かず、最近 やっと有料配信動画で視聴した。

(いやぁ 最近の映画館って 席ガチャがひどいし、
 DVDとかブルーレイを買っても 機器などの変遷が激しくて
 再生できないゴミ化する悲哀予想が伴うしで><
 けっきょく動画配信に頼ることになってしまった><)

・ヒュー・ジャックマンと言えば、「Xーメン」の狼男のイメージが強すぎて
それ以後の出演作を見ても、別人のように見えて仕方がないのですが・・(ひげをつけてなくても 顔の輪郭が変わったように思えて仕方がない)
 それはさておき、
 彼が演じたバーナムがめちゃくちゃかっこよかったです。

・本作でのジャックマンは 姿勢が美しいのです。
 ただ美しいだけでなく 躍動感がある。

 ただ 手を広げて立っているだけでも華がある。
 同じ振り付けをほかの人が踊っても
 ジャックマンだけが抜きんでて美しい
  すごいなと思った。

 (X-メンのために相当体を鍛えた効果に、彼自身の役にあわせる演技力が上乗せされたからだろうなぁ)


・挿入曲の全体的印象は、昔のドラマ「グリー」と似ていると思った。

・ただ、タップの音を取り込んだ曲と踊りを見ていて
 2・30年くらい前にみた「タップ・ドッグス」という映画を思い出した。

 オーストラリアの若者が、靴の裏に鉄をはりつけ、鉄板の上で踊る映画。

 作品のテーマは イギリスの炭鉱閉鎖と絡めた労働者たちのブラスバンドの映画「ブラス!」と似ているのだけど、
 そのタップ・ドッグスで 確か、タップダンスの歴史の概略を紹介していたと思う、アイルランドの民族舞踊タップダンスがアメリカへの移民から街頭でのチップ狙いの踊りからショービジネスまで行って、一方オーストラリアの移民の子孫は、みたいな感じで(もしかしたら これ アイルランドの舞踏団のDVDと記憶が混じっているかもだけど・・ ほぼ同時期に見たので)

 で、私はタップ・ドッグスを先入観なしで見て、「音」がすごく印象的だった。

 あの「音」を前面に押し出して、振り付けて集団パフォーマンスシーンにしあげていたのが、この「グレイテスト・ショーマン」

もちろん アメリカのショーミュージカルシーンでも、同じパターンの音の演出と同じ振り付けのパターンの演出は これまでもたびたび見ていたのだけど、両者を合体させつつ「足音」に意味をもたせて強調した演出が、「タップ・ドックス」を彷彿とさせたわけ。

(ちなみにタップ・ドックスは、2000年のシドニーオリンピックの開会式に出ていたそうです。題名確認のためにググったときに出てきた↓
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B9#:~:text=2000%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF,%E5%8B%99%E3%82%81%E3%81%9F%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/bootmen

・封切前に見た「グレイテスト・ショーマン」の予告動画が印象的だった。

ザ・サーカス!って感じで

サーカスにはもともと「乱痴気騒ぎ」という意味があったらしい
しかしまた それは「人類の祝祭」という側面もあったというセリフが 焼け落ちた劇場をバックに語られるシーンに出てきたときに、ヒュー・ロフティング(ドリトル先生の作者)達が
特別な思いを込めて サーカスやキャラバンを描いていた理由が、ああ そこにあったのかと思いました。

・そういう意味で 映画「グレイテスト・ショーマン」は
 懐かしいシーンを 現代の技術を使って再現していた
(映画の中の象たちは本物ではないと思う ていうか本物だったら別の意味でびっくりだわ)
それは、映画の演出的楽しさだけでなく、温故知新の精神で 19世紀=時代の転換期に光を当てたのだと思いました。

・白人妻をめとっては 妻を裸にして歩き回っているカニエなんぞに この作品が持つメッセージが理解できるかな?
 ていうか、くそったれの暴力底辺族にこそ、この映画を受け入れてもらいたいと思ったけど、無理だろうなぁ・・

 ついでにいうと、ショービジネスの世界で、資本と熱き思いの相克・相乗の歴史を生きるアメリカの映画界、
汚濁と理想とイデオロギーと、権力と個人が合従連衡しながら 変転としながら
 新しいものを産み出したり 時々 それを総括したり
過去を再評価した「今」の思いを最新の技術で商品化したり
 そういう 層の熱さと厚さが 日本の芸能界にもあればいいのにと素朴に思う。
 
 日本大好き・基本的に嫌米志向に傾きがちな私だけど
「エンターテイメントのど真ん中ですら哲学する糞まじめさ」が、
「クリスチャン集団が作り出すアメリカ映画界の長所」となっているのかもしれないと思った。

 ・かつての日本にもあったはずの「生真面目さ」が いったいどこに行っちゃったんでしょうか?
と日本の芸能界とそれらに寄生しているだけのメディアや業界人たちに問いたい。

・コメ欄に映画の補足的注釈あり

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2024/02/23 00:59
追加 アドレス :グレイテスト・ショーマン 20世紀スタジオ公式
 https://www.youtube.com/watch?v=1Bgj2A723U0 

https://www.youtube.com/watch?v=sbPt4MU1n5g (歌中心)
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2024/02/23 00:55
・「ブラス!」
 1996年製作/107分/イギリス
原題:Brassed Off
配給:シネカノン
劇場公開日:1997年12月20日
 https://eiga.com/movie/26750/ より

・「ぐれテスト・ショーマン」予告D 20世紀スタジオ
https://www.youtube.com/watch?v=GuadtzQB2hk

 ユーチューブで探せば 今でも 予告ABCもあると思います

 予告Aが一番 あらすじに沿っているかな・・
https://www.youtube.com/watch?v=xO_HQ9fOPPA



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