どう生きる?第十五章 京都
- カテゴリ:自作小説
- 2024/03/09 14:00:04
第十五章 京都 京都河原町に到着すると、 私たちは荷物を駅のコインロッカーに預け、 清水寺に向かった。 「着物を海斗も着てほしいなあ」と彼女が言うと、 私もそのアイデアに賛成した。 きゅうきょだったが、私の分も着物をレンタルしてもらい、 2人で清水寺と八坂神社に足を運んだ。 清水寺の参道を歩く姿は、 まるで時代をこえた美しさを放っていた。 彼女が着物を着る姿も、 その景色にぴったりと調和し、 周囲の人々の注目を集めていた。 彼女は着物がとても美しいと喜び、 日本の文化に触れることができて楽しかったようだ。 「着物姿のマヤもすてきだね」 と私が彼女に言うと、 彼女はにっこりと笑顔を返した。 この特別な日は、 私たちにとって忘れられない思い出となるでしょう。 着物を返し、京都河原町駅で荷物を取り、 JR京都まで行き、新幹線で東京に向かった。 「京都はとてもすてきだったね」 と私が言うと、彼女はうなずいた。 「うん、本当に楽しかった。おおきに」 と彼女がほほ笑みながら答えた。