ジェラシック・ワールド新たなる支配者
- カテゴリ:コーデ広場
- 2024/03/16 13:45:52
神社・ペット:キラキラ
もらったステキコーデ♪:20
ジェラシックパーク・ワールド シリーズ第6作(2022年)「ジェラシックワールド 新たなる支配者」は
さしずめ
”同窓会だよ シリーズ出演者大集合 & 怪獣大決戦”
って感じでしょうか?
・1993年の第1作から約30年たっていますので、旧シリーズの出演者たちは さすがに歳月を感じさせます。
といいつつ 面代わりした人もそうでない人も いろいろ。
・今回の見どころは 映像。
もはや CGなのかセットなのかロケなのか実写なのかわからない背景の前で、これまた CGと人間入りの着ぐるみと もしかしたらフィギュアを組み合わせたかのような改良流恐竜たちが大暴れ。
20年前なら まだ合成シーンは映画館で見ていても 何となく推測できたのですが、 今 PCで配信を見ていても もはや合成っぷりが全く分からない。
いまや 投稿作品やライト小説にありがちの異世界ワールドが、ごく当たり前の世界のように 目の前で活き活きと展開している。
・日本のライト小説の世界では、いまだに徒歩の冒険者たちが魔物を倒しておりますが、
ジェラシックワールドの世界では、西部劇よろしく 馬に乗った男達がカーボーイのように 疾走する恐竜たちを狩り集めたり。
懐かしの西部劇っぽい光景なのに 走っているのは改良恐竜たち
まるで スターウォーズのジャバザハットやの店や惑星タトゥーンの店のような雰囲気のお店と、大戦の頃のモナコやカスバの市場みたいな雰囲気の町で 恐竜の密売が行われていたり
運送は もちろん ヘリです、SFや戦争映画でおなじみの いろんなタイプの軍用機っぽいもの
かと思うと 70年代のザアメリカンな工場・郷愁を誘う採掘場(?)みたいなシーンがあったり。
レトロと今風が 入り混じって調和している異世界ワールド
なんかこう アメリカ人が大好きな要素がてんこ盛りの風景が次々と出てきました。 大自然の魅力も併せてね
・そして 恐竜は、リアルの古生物学の進展に伴う作中生物への論評をかわすためか、もはや すべて「改良品種の恐竜」を前面に押し出しており、そのことにより より 活き活きとした表情豊か・情感のある 生物っぽい恐竜になってました。
そしてまた 第1作の頃より コンビーの小ささが目立っていた気がする。
・しかも ゴジラのカットを彷彿とさせる、口を開けた怪獣の横顔が 2回も出てきました。 これって オマージュなんだろうか。
改良恐竜は走っているときの足取りが どう考えても あれ 着ぐるみを着た人間の走りだよね、というのもありましたが
全体的に 東宝・大映・円谷の怪獣大進撃や大乱闘を彷彿とさせる動きがさえわたっていました。
・さらに ジェラシックパークのシンボルともいえる個性的な音楽がすごく少なくなり そういう意味ではちょっとだけ寂しかったけど、逆に 映画の背景音楽としては控えめな適切な音楽がメインになっていたおかげで 生物たちの動きに意識が集中して楽しめました。
従来のアメリカ映画には無くて 日本の怪獣映画ではおなじみ、異性物と遭遇した時の 人間と異性物との「間合い」が非常に多用されていた。 多用されすぎていて 後半ちょっと食傷するくらいに。
アメリカ映画の登場人物たちは 未知との遭遇や 異人種とのコンタクトでは やたらとしゃべり散らすのがこれまでの描かれ方でしたが・・
この作品では 初対面だから・互いになじみがないからこそ
目と目で話す 表情をよみあう「間合い」という概念が 取り込まれているように感じた。
・とにかく「映像を楽しむ・夢の世界を楽しむ・でもおとぎ話じゃない現実感がある」、そういう娯楽映画らしい冒険活劇映画だったなぁと思います。
・細かいことを言えば ドジスンって 死んでたんじゃなかったけ?などといった 登場人物の設定に戸惑う部分は あれこれありましたが、 そういうことを気にせず楽しめるほど 面白かったです。
・あと ブルーが単為生殖して子育て・子供に教育をつけていたり、博士に対しても警戒心をはっきりと示したり
そういう もし 次のシリーズがあったならその伏線になりそうな細かい設定も楽しめました。
・それとか 最近の恐竜研究の成果を取り込んで 羽毛の生えた恐竜も出てきたし^^
・もしかして コロナの影響で、 一つ一つのシーンをじっくりと作りこむ時間があったのかしら? と思うくらい
映像的設定・演出が楽しめました。