（前回からの続きです）

サービスとは「何かを提供する」ことだけを指すと思っているレディーもいるでしょうが「プレゼントに感謝をすることで、相手を気持ちよくさせる」
つまり、受け取る側にも、れっきとしたサービスが存在することを念頭に置いてもらいたい。

たとえば、親に寄生するニートでも「仕事なんかしなくても生きていける」と開き直るのではなく、毎日食卓に出される食事に感謝で涙ぐむ、お礼に両親の肩をもむ、父の日、母の日に、何十枚にもおよぶ感謝状の超大作を送る、などのリアクションを取ることで両親の溜飲も下がり、ひいてはニート期間を飛躍的に伸ばすことができるのだ。

そしてリアクションの真髄は「高価なもの」をもらったときに表れる。

そう。高価なモノに、オロオロである。

男は女を喜ばそうとして、これまで買ったことのないような高価なものを買ってきた。
男は当然君の喜ぶ顔を予想するだろう。
まず、この予想を裏切れ。

うれしくなさそうな顔をせよ。
そしてその顔に込められた意味とは
「こんなに高いもの、大丈夫だった？」である。「相手の懐の心配」である。

「自分は、こんな高価なものが似つかわしい女なのだろうか」の「謙虚さ」が必要である。

が、しかし、

ここで相手を気遣う女がしてしまいがちなミスがあるのだが決して、遠慮はするな。

忘れてはならない。
男は、君を喜ばせたいのである。

男の、「喜ばせたい」という気持ちに応えること、それもまた「サービス」なのだ。

だからこそ、プレゼントを手にした君は、オロオロし、泣きそうな顔になりながらの

「ありがとう」

である。

「一生大事にするね」

まである。

ここまでできて、英検３級。ＴＯＥＩＣに換算すると４００点前後だ。あと少し…。