2024年1月期ドラマ総決算 やや簡易版
- カテゴリ:テレビ
- 2024/03/30 15:26:38
2024年1月期のドラマ総決算です。
ドロップアウト組
※該当作品なし
佳作ショートドラマ
※該当作品なし
●5位
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! フジテレビ 土曜夜11時40分~
ライトなタイトルに騙されて見てみたら、様々な形で多様性を扱った社会派ドラマで、笑うよりも考えさせられたり涙したりするシーンが多かった。年齢的に言えば私はどちらかというと主人公のおっさん側の人間なので、あまりに多様性とかハラスメントを正面から扱われると、ちょっとしんどい思いを感じるのは否めない。しかしまた女性でもあるので、「昔はよかった」という言葉の裏に、心ない者に苦しめられてきた人々がいることも理解できるのである。
※ヒューマンドラマ賞
●4位
正直不動産2 NHK 火曜夜10時~
今回も面白かったけれど、さすがにシーズン2なので1の時のような目新しさには欠けた。ライバル会社との対立の構図も少し飽きてきたので、もしシーズン3があるなら2よりももっと新機軸を入れた方がいいと思う。主人公が単に嘘がつけないだけでなく、そのせいで社会的人間的に成長したところが見られたのはよかったが、彼女と進展しなさすぎ。原作もあることだしこれは最後まで独身を貫くのだろうか。
●3位
相棒season22 テレビ朝日 水曜夜9時~
亀山が相棒に返り咲いた2シーズン目も無事終了、今まであったようなキャスト周りのトラブルもなく、安定感を覚える。恐らく終わりを迎えるための亀山起用なのだと思うが、まだまだ続くようだ。最初の亀山時代に出て来たゲストや犯人が再登場したりするのは、昔からのファンには堪らないとは思うが、私はほとんど覚えていない! 実は相棒を真面目に見始めたのは亀山が退場する寸前だったので、それ以前の回は再放送で見たり見なかったりなのである。
※ミステリードラマ賞
●2位
おっさんずラブ-リターンズ- テレビ朝日 土曜夜11時15分~
LGBTQに正面から挑んだ金字塔的ドラマの続編。以前キャストはほぼ同じで設定を変えたドラマはあったが、今回は完全にシーズン1の続き。当時は物珍しかったテーマを扱っていたというだけでなく、このドラマは恋愛コメディとして優れたドラマだったのだなと今回再認識。ただやきもきする展開が多かった恋愛ドラマな前作と比べると、今回はホームドラマ的な落ち着きが見えたのが少し残念。化学変化を狙って投入された新しいおっさんたちも、さほど変化を与えられなかったように思う。ただ底抜けに面白かったドラマだったのは事実。
※特別賞/恋愛・ホームドラマ賞/助演男優賞(井浦新)
●1位
不適切にもほどがある! TBS 金曜夜10時~
今考えると酷かった昭和と、コンプラにがんじがらめの令和を描き分けられるのは、50代半ばのクドカンだからできるんじゃないかと思う。当時は当たり前だったのに、今考えるとありえなかった昭和終盤のあれやこれやを見るに、懐かしいとも思うが時代が変わってよかったなと思うことが多かった。いきなりミュージカル仕立てになるのは賛否両論ありそうだが、ともすると理屈っぽいしゃべくりだけで終わるシーンを彩っていたように思う。キャスティングは無理がある部分も含めて面白かった。
※大賞/特別賞/コメディー賞/助演女優賞(河合優実)/脚本賞
今期見たドラマは多くありませんでしたが、ジャンル的にはバラエティに富んでいました。そんな中でも1位の不適切と5位のおっパンのように、コンプラだとか多様性だとか時代を切り取った社会派ドラマが目立ったような気がします。特に不適切は話題にもなり、この枠では珍しく最終回が拡大枠となりました。クドカンドラマとしても珍しいことです。実は1位はおっさんずラブと迷ったのですが、おっさんずラブが気軽に見られる楽しいドラマなのに対し、不適切は面白いだけでなく考えさせられる内容も多く、どのドラマも大抵ながら見なのですが、不適切に限っては見入ってしまって作業が捗らなかったことが多かったからです。
いつも書いているように、ランクインしているということは最後まで見れたということなので、ある一定のクオリティはあるということ。今期もその例に漏れず、全部他人に薦めたくなるようないいドラマでした。
全体的見ると、今期も前期に続き目立って好調なドラマはありませんでした。平均視聴率が2桁に達したのは相棒とさよならマエストロの2本のみ。しかも22年目の相棒がトップという新作が振るわないシーズンとなりました。やはり中高年に興味がなさそうな内容のドラマは低調なんですけど、だからといって中高年向けのドラマばかり作っていては、テレビドラマはオワコンになってしまうので、これに懲りずにいろんなドラマを作っていってほしいです。何が当たるかはわかりませんからね。
いずれにせよありえない話なので、理論上の話にしかなりませんが、
不適切ではあまりそのへん厳密に考えてない感じがしました。
私もあの日神戸にいないようにすれば助かるのではないかとか、
主人公は未来を知ってしまったのに対し娘は知らないのはどうなの?
とか、今改めて考えればそう思いますね。
そして何故主人公たちの死因を震災にしたのかも私にはわかりません。
ただ見ていた当時は、東北大震災を真正面から取り扱っていた
あまちゃんとオーバーラップして、あまり不自然には感じませんでした。
震災ということ自体に何らかの思い入れがあるのかもしれないですね。
と言う要素は最終回ギリギリまで結構大きな意味があったと思うのですよね。
未来の情報や物を持ち帰ってきたり、Creepy Nutsが取り残されたり
考え方や生き方も含めて、かなり過去に影響を及ぼしている筈なので
過去改変が絶対的タブーになっている感じではなかったので
結婚~出産までの過程に対して、改変を試みなくても
ただあの日、神戸に行かなければ済むだけなのでは?
大人しく死を待つ必要があるのか?と言う点が、どうしてもひっかかる訳です…(^^;)
なまじ震災が原因な所為で、未来を知っている自分達だけ助かって
他の大勢は見殺しにしていいのか?的な事になってしまうので
普通に彼らだけが被害に遭う様なミクロな事故や事件を死因にしておけば良かったのかも…。
不適切のテーマは震災とはまた違うところにあるので
あまり震災についてがっつりやるつもりは最初からなかったと思います。
今はただでさえデリケートな話題なので…
クドカンはどれだけ人気が出ても予定になければほぼ続編作らない人ですし
エピソード的にもきれいに終わってるので今回もないと思いますね~
> ひなたさま
初めまして。コメントありがとうございます。
私もいきなりミュージカルになるのは当初驚きましたが、
もしクライマックスになってもずっと会話劇が続くとなると
かなり説教臭くてつまらないだろうなと思ったら頷けました。
私もイップスは見る予定です。
日記広場から失礼します。
「不適切にもほどがある!」面白かったですね( ˶ˆ꒳ˆ˵ )昭和はこんなんだったな〜と懐かしく思ったり、今考えたら有り得ないなぁと思うようなことが常識だったりと(^^;;私はミュージカル仕立て、結構好きでした!最初は驚いたけど、癖になってしまいました(笑)(*´艸`)
春ドラマは「イップス」に期待してます!( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
ほぼなくなってしまった感のある終わり方がどうしてもモヤモヤしました。
2054年を舞台にするのは流石に無理でしょうから、続編はない…のかなぁ。
そこまでしかご覧になってないのが逆に羨ましいですw
多分その直後くらいからストーリーが大展開したと思います。
マエストロは見てませんです…すみません。
最近になって福君はまたよく見るようになりましたが、
芦田愛菜はマルモの頃から間断なく露出してますよねぇ。
不適切、面白かったですね
時間がなくて半分くらい見れてません(;'∀')
仲里依紗が孫と判明したあたりで止まってます・・・
マエストロ、最後まで見ました
芦田愛菜ちゃんがキレイになったなぁ