Nicotto Town



おかえり

1月末に奥様が、また車をぶつけて代車生活を送っておりましたが、昨日無事に車が戻ってきました。


一般的には全損扱いで買いなおしというのが世間一般の真っ当な対処ですが、私は車は使い捨てだと思っていませんので、直しました。
車屋が頑張ってくれて、140万円くらい保険金をぶんどってくれましたが、修理代が120万円を越えており、免責5万円もあるので、約11万円ほど余って手元に来ました。
今と昔では、全損の概念が違う。とにかく、昔と違って部品が全部アッセンブルされた塊になっているので、交換といってもとてつもなく金がかかる。例えばヘッドライト。昔はライト一つを交換できたのですが、今はヘッドライト部分一式全部が一つの部品として構成されているので、ちょっと直すにも丸ごと全部交換。ちなみにウチの車(VWのパサート)は、ドアを一枚交換すると、30万円近くかかります。
つまり、事故を起こしたとして、昔だったら修理して対応できたようなことも、いまは下手に修理なんてすると、買い換えてもお釣りが来るほどお金がかかる。つまり、物理的な損傷として全損なのではなく、修理したら買いなおす以上に費用が掛かる可能性があるので、金額的に全損となるのです。

かくして、直せば全く問題なく使える車が、片っ端から全損扱いでゴミになっていくのが現代の事情です。現代において車関係で地球にやさしくないのは、事故車の修理と電気自動車ですね。


え?
電気自動車はエコなのではって?


まあ、ある部分だけで判断するのなら、エコなんじゃないですかね。
わたしはあれがエコだとは、とても思えませんが。


閑話休題


車が修理工場に入っている2か月ほど、代車としてプリウスを借りていました。サスペンションがノーマルではないプリウスなので、意外とまっとうに乗れる。ノーマルのプリウスは、三輪車以下です(あ、最新のは知りません。先々代までの話です。今のはだいぶ良いのかもしれません)。


なのですが、昨日パサートを引き取って来ての素朴な感想。


むちゃくちゃ乗り心地いいんですけど。


1990年代以降のドイツ車は終わっているというのは昔からのドイツ車好きが良く言う事ですし、それが意味することは理解はします。極論すれば、2000年以降のベンツなんか、カローラに毛が生えた程度です、と。

それは百も承知。
とは言え、ですよ。
そう、とは言え。

我が家のパサート、タイヤとホイールのチョイスが絡むとは言え、いい感じにしっとりした乗り心地。もっとも、乗り始めた頃は固いなあと思っていましたけど、プリウスの後なので、ことさらですね。

でもね、2か月も乗っていると、愛着も湧くというものです。
昨日、車屋に車を引き取りに行く前。
代車として酷使され、まともに洗車もされていなかったプリウス。こんな汚いまま返すのは、忍びない。近所の洗車場で洗って、そのあとで細かいところもキレイに掃除をしました。


ピカピカ。


そうだよね、ちゃんと洗えば、君はこんなに綺麗なんだよね。
2か月間、ありがとう。
また代車生活が続くけど、頑張ってね。
色々文句も言ったけど、君が代車でいてくれて助かりました。

ちょっと別れが名残惜しい、そんな今週末でした。

では、また。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.