Nicotto Town



サクラサク

4月1日となりました。


お隣の山のソメイヨシノは、1分咲きといったところでしょうか。早い学校では既に入学式が終わってしまいました。今年は咲いたと思ったら散るのでしょうか。。

もう4月。

芽吹いていた玄関先の木々は、この数日で一気に葉を広げ始めました。まだ1/41開き程度ですが、春なんですね。
庭の雑草たちも、元気になってきてしまいました( ノД`)シクシク…
カラスノエンドウ、ツユクサをメインに、なんだかよく分からない小さな可愛い花が咲いていますが、放っておくと庭中がモサモサになってしまうので、適度に処理しないと。
あとは笹ね。。。
庭に笹が生えてくるのですが、こいつらは地下茎でつながっているので、どうにも処理しきれない。いまだに頑張っている柚子の木を処分することがない限り、このままですね。だって、庭を全部ほじくり返したら、柚子の木の根がズタズタになってしまう。それはちょっと出来ないですから。

そう言えば、玄関のプランターに生えていたアイビーが、どんどん伸びています。2年ほど放っておいたら伸びた先で根を張って、なんと玄関先の駐車場に続く階段の下まで伸びてしまいました。10m以上あるんですけどねぇ。そしてちょうど花のシーズンなので、上品な青色の花を咲かせ始めています。



さて


修理から帰って来た車。
やっぱり自分の車は落ち着きますね。

でも。

一月ほど前に、近所のショッピングセンターの立体駐車場で見かけた車が忘れられない。

シトロエン XM

1989年にリリースされた、当時のシトロエンの最高級車でした。その頃にフランス大統領であった、シラク大統領の公用車でもありました。

この車が欲しくて中古で手に入れたのが、いまから18年ほど前。深緑のカラーリングが美しい、初期型のXMでした。
エクステリアデザインは、ベルトーネ。インテリアデザインは、当時のPSA・アドバンスドデザイン。

本当に美しい車でした。

色々な車に乗ってきました。免許を取って以来、平均すると三年に一度のペースで車を乗り換えています。どの車も、思い入れがあって手にした車ばかりです。どの車も気に入っていましたよ。でも、最も愛した車はどれかと問われれば、XM、これしかありません。

シトロエンと言えば、シトロエン以外の何物でもない斬新なデザインと、そして「空飛ぶ魔法の絨毯」と言われた、ハイドロシステムによる唯一無二の空を飛ぶかのような乗り心地です。

しかし、その空飛ぶ絨毯が致命的でした。
とにかく壊れました。
壊れるなんてものじゃない。
故障の塊でした。

アナログ機構であったハドロニューマチックから、電子制御のハイドラクティブへの移行期。ハイドロを動かすための油圧系統からはオイル漏れを頻発し、システムを制御するためのコンピューターもバグだらけで、魔法の絨毯が三輪車なみの乗り心地になることもしばしば。

だからいつも予備パーツはもとより、特に酷かった油圧系の故障に備えて、予備のハイドロ用のオイルを常にトランクに入れていなければ、恐ろしくて近所に買い物にも行けないような車でした。
実際、出先のスーパーの駐車場で大量のオイル漏れを起こし、完全に不動となったことも。ところが、ハイドロというシステムは、油圧が抜けると車が地面に接触するかというほど車高が落ちてしまうので、普通にはレッカー移動も出来ない。何とか応急処置をして乗り切るという騒ぎでした。


それでも。


私にとっての最愛の車は、XMです。
そして、初期型でなければならないのです。

中期、後期となって、最大の懸案であった油圧系の改良が進み、信頼性は多少なりとも上がりました。しかし中期以降のXMは、インテリアのデザインが凡庸なものに変更されてしまいました。そんなXMを、わたしは許せない。あれは、XMではない。


そして、先日。


件の駐車場で、ワインレッドの、素晴らしい外装コンディションのXMを見てしまったのです。しかし、その駐車場は謎の外車マニアが定期契約をし、数々の車を放置してある場所です。そのXMも埃をたっぷりと被り、まるでは廃車かのような佇まいでした。

あんなの許せない。
だったら買わなければ良い。

私は、死ぬまでにもう一度、XMに乗りたい。
いや、乗る。
そう決めています。




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