アブダビ旅行記5
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2024/04/02 05:01:52
ルーブル・アブダビ
最初にその名前を聴いたときに、何? そのルーブルってあのルーブル?
って思いました。
そう! あのパリのルーブルなのです。
これこそアラブ首長国連邦UAEの観光国家戦略!!!
フランスとUAEの国家プロジェクト
UAEはルーブルの名前を30年間冠するために、4億ユーロ支払い
10年間フランスの色々な美術館からの作品の借用料として2億ユーロ
その他もろもろ総額で10億ユーロ支払うのだそうだ・・・・
知らなかった・・・・・唖然
どんな所?行く価値はある?
疲れていた私は甥っ子にそう尋ねました。
「そんなに展示物も無いから2時間くらいで見られるかな? でも、建物は一見の価値はあるよ^^」との事。
その日の夜はお嫁ちゃんの家族との会食、それまで休んでいるかどこかに行くか
悩んでいたのです。でも、まぁ2時間くらいなら行ってみるかと重い腰を上げました。
甥っ子の言う様に、凄く斬新なデザインの屋根がある建物
おしゃれだ! 中はどんななのかな? と期待を抱かせる^^
中に入ってぶっ飛んだ!!!!
ええええ!? この作品 ここに来てたの!? 本物???
って調べたら、上記のフランスとUAEのプロジェクトである事が分かった・・・
あああ!これも!これも!! こんなに近くで見られるなんて! って作品が
人混みも無く見られる;; フランスに行ったって、それを見るために
数々の美術館を渡り歩かねば見られないものが、並んでいるのだ!
展示の仕方はちょっと変わっていて、
個々の文化や文明、そして時空を超えたところににある人類の創造性の物語、
に焦点を当てる、というコンセプトに従って展示をしているらしいw
ハッキリ言って良く分からない展示の仕方なのだけど、その作品は逸品揃いです。
ある展示室に入って思わず声を上げてしまいました。
涙すら出そうでした。
ダビンチの洗礼者ヨハネが天を指さしながら私を見つめていたからです。
まさか! これが見られるなんて!!! そして その前には誰も居ない!
私しかいなかったのです。 私一人のヨハネ・・・❤
横にガードマンは立っていましたけどwww
ダビンチが最後まで手放さずにいた、3枚の絵の一つ
それが写真だって撮り放題、日本じゃ考えられない至福^^
この一枚を見られただけで、老骨に鞭打って来て良かった~♪
ダビンチの絵で一番好きな絵が私だけの為に微笑んでくれました❤
先を歩いていた夫を呼び止め、ね,ね もう一回あれを見てきて良い?
とその展示室から出るときに言ったら、ん?何か良い絵なの?と、
ええ?! 見なかったの? ダビンチのヨハネ様よ!!! 何見てたの⁉
え~だって 他に誰も見てなかったから~^^; って 愚か者!
ルーブル・アブダビには先ごろオークションで世界最高額で落札された
ダビンチのサルバトーレ・ムンディがある筈だけど、それの展示は無かった
もしかしたら、フランスのルーブルに行っているのかも、ヨハネ様と交換
だったのかも、世界最高額の絵 だったらもっと人だかりが出来てたのかもね;;
私にはサルバトーレ・ムンディがダビンチの作とは思えないのだけれど
サウジの皇太子がアブダビのルーブルに頼まれて、代理で500億円で落札
してくれたのだそうだ。桁の違う金持ちって・・・わけわからん
夜になって甥っ子の義両親や義弟と食事に行きました。
お父様に何処に行きましたか?と尋ねられて今回の旅行の話をしたら、
それは大変でしたね^^; 疲れたでしょう? と驚かれました。
そうだよね! いつも旅行に行っても、こんなにタイトな旅しないもん^^;
もっとダラダラゆるゆる休みに行くもん^^;
この旅行記書いてるだけでもハードだったな・・・って思いましたもの^^;
6月にはハワイに行くので、その時は思いっきりドロドロするぞ~~~~!
もう歳なんだから、無理はしませんw
長い間旅行記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました~❤
まぁ 不思議なご縁でしたね^^
副館長さんがご招待くださったのですか~♪
どんな木材を競り落とされたのでしょう?
良く譲歩してくださいましたね^^;
欲しいという気待ちが伝わったのでしょうw
なかなか太っ腹な方との素敵な出会い^^ 良いですね~❤
極めて希少な木材を探していたところ、徳島の材木屋に僅かばかり入
荷するという情報が入りました。そこで入札のためソッコー徳島へ。
結局私が落としましたが、最後まで競り合った方が大塚美術館の役員
でした。お名刺には副館長とありました。相手が小娘と知って譲歩し
て下さったのだと思います。
あくる日ご招待を受けて美術館へ。予定が詰まっていたので1日も観
られませんでした。とても残念な思いを残しながら、未だ再訪が適っ
ていません。ジョシーさん。是非是非お行き下さい。
うひゃ~! そりゃ大変だわw
お弁当持ち込みで丸二日はお覚悟召しませ。
それくらい楽しいですよ。
(/ω\)イヤン 恥ずかしいです~^^;
審美眼だなんて;; 見たまま感じたままです^^b
そんな風に見る人も実際にいるみたいよ^^
まぁ、ダビンチ・コードみたいに 陰謀説みたいの好きな人多いしw
私には美しい神秘的な微笑みに見えたけど
何しろ神の声を聴く人の絵なのだからw
普通の人のほほえみとは違うんじゃない?
ムンディについては勝手なことを言ってるだけw
感じたままにね^^;
クリスティーズやサザビーズなんかは 信用ってものがあるから
それなりにちゃんと調べていると思うけどね・・・・^^;
どうなんでしょうね?
石油使わない日が来ることはないとは思いますが、石炭の例もありますよね・・・
石炭は燃料だけだったみたいだけど、石油からできている物っていっぱいあるから
どうなるんでしょうね・・・・;;
ジョシーさんのようなしっかりした審美眼をお持ちの方の
ご意見が聞けて良かったです。^^
ヨハネ様がもし蛇の皮をまとっていたんだったら、あの微笑み
と合わせると、悪魔になるんじゃないの?蛇の皮を纏わせる意味
ってあるのかな?なんにせよ、小さな写真でしか見られないから、
衣部分は一切わかりません~(^^;
いやぁ、ジョシィーちゃんのムンディの贋作分析、さすがですわ~ww
左右の顔のゆがみとかわかんなかったし、絵とか習った事もない私に
は光の当たり方の細かいとこ、わかんなかったです~。漫画でいい
加減にトーン貼ったりしてただけだからねww
私が『?』って思ったとこは首と胸かな。女の首と胸だって。あなたが
感じたのと同様、鎖骨ないのは変って思ったわ。よほど太ってない限り、
男なら鎖骨出るもんね?まぁ顔のラインとかも女っぽいけど。思うに、
モナリザの習作とかが元だったっていうのはアリなんじゃって思うわよ。
あなたの分析通り、弟子たちのお遊びww
それにさ、もともとすごい安い値段だったんじゃなかったっけ?13万円
とか?その美術館で展示していないのもケチがつかない為だったり(^^;
コミックマーケットとゲームショーを合わせたようなイベントも開催してるみたいですし
というか ここ以外の産油国は 石油枯渇だったり 新エネルギーへの移行後のこと
ちゃんと考えてるのか怪しい感じすらww
石炭の需要が激減したのと同様のことが 起こってもおかしくないとおもうですけど
でも、明るくなった胴辺りに纏っている部分は蛇というよりは毛皮です。
左手に抱えている部分はボリューム的には大蛇にもみえるかも^^b
クリーニングしたから見えるようになったのか分かりませんが
右肩から下の体の線に随分書き直したんだなって感じの線が見えるのと
頭の上に何か描かれているのが ハッキリしましたね^^
ただ、暗い展示室中での少ない照明がガラス面に反射して、ちょっと見えづらい部分もありました。
全体的に明るくはなっている様ではあります。
以前蛇の目に見えていたところは、そんな風には見えなかったですね・・・
15層のニスをクリーニングした現在の状態に興味があります。
クリーニング以前のヨハネ様の衣は大蛇そのものを巻き付けて
いるように見えます。掲げた右腕の肘の右側には後ろからこち
らを見ている蛇の頭部らしきものが見え、こちらに視線を向け
ています。
だまし絵的ですがクリーニング後にはどう見えてるのかしら…。
大塚美術館にもあのヨハネ様が陶板になっていらっしゃるのね^^b
あの衣って、ラクダなのだと思うけど、布地に毛が生えているフェイクファーみたいな感じ
なんですよね^^; 毛皮だとしたら、凄くなめして、柔らかい素材になっていますね。
ラクダって、そんなに毛皮って感じに毛が生えている動物じゃないし
蛇皮だとしたら、あれはウロコの模様なんだろうなぁ・・・
ちょっと分からない素材ですね^^
あらら、コロナでおいでになれなかったのですね;;
それは残念! ルーブル・アブダビ かなり行くときによって展示が違いそうですが、
あの建物は一度ご覧になっても良いかもです^^
ぜひぜひ、アブダビにいらしてくださいね❤
旅行記を読んでくださってありがとうございます~❤
オモシロイ美術館でしたよ^^
大塚美術館って 全部陶板なんですよね?
ちょっと興味ありますね^^b 四国に行って時間があったら見てみましょう^^
どのヨハネ様か分からないけど、ラクダの皮を纏っているヨハネ様は見た事があります。
蛇みたいのもなんとなく見た事がある様な気もするのですが、あんまり蛇っぽくなかった気がします。
蛇って言うと別の象徴ともなりうるので、少ないかもですね。
そうね~パロディっぽいってのは、贋作者がいかにもダビンチを意識して描いたって気にさせる
って事だと思うのよ^^b
私がダビンチぽくないって思うのは、そのポーズかな?
あんなギリシャのアイコンみたいはポーズを取らせるかな?
ビザンチンの絵みたいよね・・・依頼者のオーダーだとかなのかな?
それと、顔の左右のゆがみが気になる
かなりの修復が入っちゃってるので、何とも言えないけど右の顔と左の顔 違い過ぎない?
弟子のフランチェスコ・メルツィーとか、サライとか、ダビンチの工房で使っている絵の具を
使える立場の人間だって居たわけだし、化学分析したってダビンチと同じ成分が出るんじゃない?
光の当たり方とか凄く研究してるダビンチが、胸辺りの光り方と手の光の当たり方をあんな感じに
描くかな? 手は絶対違う人が描いている様にしか見えない;; ラファエル前派の様な手だわ
胸は女性の胸じゃない? もしダビンチの絵だったとしても、完成させないまほっぽられていた
女性像を弟子がもらって描き足したとかしか 思えない
顎の下の首の辺りはどうなってるんだろう? 髭をかくつもりだったのか?
鎖骨も胸骨も感じられないのっぺりとした胸、ダビンチだったらそういう所こそデッサンしつくして
描くとおもうんだけどなぁ・・・そんなところが私が怪しいと思う所です^^;
いや~ 刺激的な旅行でした~♪
甥っ子が居なかったら決して行かなかったかもしれないような場所でしたが、
行って良かったです^^b
弟さんがいらっしゃったときにおいでになったらって思いますよ^^;
これからでも、機会があったら、ご一緒に行かれたらいかがでしょう?
大分変っているかもしれないけど、それもまた、オモシロイかもですよ^^b
えへへ 至福の時間でした^^
そうか! 人の価値観によるけど、カウンタックに比べたら
そんなに大きな金額じゃないのかも・・・恐るべしカウンタックw
(*´艸`*) 良いでしょ~♪
あのヨハネ様よ~^^v
ヨカナーン わたしはお前に接吻するよ って首だけにキスするやつねw
ビアズリーもいいけど、ギュスターブ・モローもいいわよw
行って良かったです~♪
疲れたけどねw
いや~^^ まさかアブダビでヨハネ様にお目にかかるとは思いませんでしたよw
他にも え~! これが!? ってのが沢山来ていました。
教科書で見たことがある、ソクラテスの頭部の彫刻とか、ワシントンの肖像画とか、マリーアントワネット様とか、あ! これ知ってる~♪ ってのが目白押しですw
シャルジャ 甥っ子との会話でもその名が出たのは一度だけでしたね・・・出張でたまに行くみたい
ルーブル・アビアダビ~、素晴らしい作品が揃っているんですね(微笑)。
実は、ワタクシメもルーブル・アブダビへ行こうと思っていたの。
あの2020年にドバイで万博があったでしょう?
その時、万博見るついでにプルジュ・ハリファとルーブル・アブダビも見てこよう~、
・・・と思っていたんだけど、あのコロナ蔓延で渡航が不可となり、断念!
いつか、時間できたら行くつもり。。。
お〜、、、その美術館、面白そうです〜!!
楽しく読ませていただきました(^ー^)
ラクダの皮を纏っているとも、蛇を纏っているとも…。
大塚のヨハネ様の衣はラクダにしか見えませんでしたが、実物は
いかがでしたのでしょう。闇が彼と世界を覆う中、ただ一人天の
降臨を知る至福のほほ笑み。
私は蛇を纏う姿こそが最適解と思うのですが。
ない?男モナリザにヨハネ様足してさ~wwぜっぜんキリストっぽくない
んですけどぉ~(^^; ってか、私の俗な目で見たらねww あなたはどこ
がダヴィンチっぽくないって思ったのかなww
一気に読んでしまいました
お疲れ様でした
でもでもすんごい楽しそうです
昔、弟がドバイに単身赴任していたことがあるんですが、、遊びに行けば良かった、、、w
楽しい旅行記、ありがとうございました^^
桁が4〜5個くらい違っていそう(^^;
10億ユーロがいくらかわかんないけど、2000億円としても個人レベルでだしちゃいそう。
カウンタックのオーダーメイド(ウルフって固有名がついてたかな?)で150億円くらいだったかな?
うん十年前の話でそういう車を個人で何台も所有してたからね(^^;
国単位なら10兆円くらいはポンと出せそう。
ダビンチのヨハネはあいにく存じておりませんが、こぶさんとお二人での白熱ぶりを見ると一見の価値、いや百見くらいの価値はありそう。
ご夫君の
「え~だって 他に誰も見てなかったから~^^;」
そ、それはないだろう・・・><
検索してみました。
う、うん、これは宗教画とは、、、思えない。
ムンディはどうやら隠されてしまっている?
理由は諸説あるようですが。
かなり大掛かりな修復がなされたようです。
ひょっとしたらその辺で何かあったのかな・・・
何はともあれ、お疲れ様でした!
そろそろ新学期の準備かな?
少しでも休んで体の疲れをとってくださいね〜♪
イケメンでなまめかしい微笑みを浮かべているぅぅっ(>_<) あれが
宗教画なのかと疑ってしまう奴ねww 私はヨハネ様の首しかもってま
せん。サロメが切っちゃってさ。んでキスしようとしてるんだけどさ。
ビアズリーのねww サロメが惚れる訳だわよね~、ヨハネww
しかし、そんな美術館があったとは。お金持ちは違うわね~。芸術は
お金持ちしか集められないからね。権力・財力の象徴だから。当時の
芸術家はそういうものにおもねている訳だしね。
運転は・・・まぁ基本砂漠の中を走る場合には速度制限なんて要らない
だろうし、ちんたら走ってる奴が悪いんだろうけど、道路だからねぇ。。
忙しかったかもしれないけど、収穫一杯の旅行でしたねwwお疲れ様でした。
楽しい旅行記ありがとうございました(^^)
ときに・・・このごろシャルジャの名前を聞かないなぁ。