1821番:初七日の法要を無時終えました
- カテゴリ:日記
- 2024/04/05 02:41:58
無事、初七日の法要を、素人(自称お坊さん)の奉修で終えました。
初七日とは死の1日前から数えると申し上げました.
ということは、人の死は一日前からわかっている、決まっている
ということかも知れません.
父が亡くなったのは、3月14日でしたが、実は前日の13日
は一睡もせず、ストーブに手をかざして、ベッドに腰掛けて
何かを思い出しるようでした.人は死ぬ前に一生を瞬時に
走馬灯のように振り返ると言いますが、まさに父はそれを
13日深夜から14日朝にかけて、やってのけた.
今思えば、あれが父の走馬灯体験だったようです.
さて、初七日(死後6日目)が終わるとどうなるか?
いつか自分も行く道なので気になります.
仏説によると、ここで裁判を受けます.
といっても閻魔大王の裁判ではありません.
ああいう大物はすぐには登場しない.裁判官は「蓁広王」
という人です.お名前から察するに中国の方のようです.
多くの人がここで慌てふためくとおもいます.
ドラの音が鳴ります.ゴ~~ン
死んだ人:おい、ここは死後の世界なのか?おれは死んでしまったのか?
蓁行王 :いかにも、ここはあの世1丁目である.
ああ、お前は急性心筋梗塞で娑婆を追い出されてきたのだな.
よろしい.ここでは心臓がなくても生きていられます.
というか、死んでいられます.さあ、私はお前を裁かねば
ならないが、シャバで何かいいことしてきたか?
死んだ人:あんた、誰?
蓁広王 :蓁広王ともうす.裁判官である.
死んだ人:ほな、やっぱり死後の世界っちゅうのはあるんやってんな.
ほな、もっとええことしといたよかった.わしな、けっこう
性格がいけずでな.
蓁広王: 死後の世界があるとわかっていたら、もっと親切にして
いたのか?それはエサにつられる魚と同じじゃ.来世は
魚でいいのか?
死んだ人:いや、人間にしてくれ.
蓁広王 :まあ、それはわしの上司の閻魔さんがお決めになるよ.
ではお前にはこれから三途の川を渡ってもらう.
死んだ人:えー?ほんまに三途の川があるのか?
蓁広王 :あらいでか.行ってこい!