ほのぼのした出来事
- カテゴリ:人生
- 2024/04/10 18:14:30
同じ横浜市内でも広うござんす・・で、中心地区から本の少し離れただけで
ローカル色が実に強いのを知った。
良い意味で。です
母を入居された施設の帰り、最寄りのバス停で待っていたら・・
もう、そこへ来るバスは〇〇駅へ行くバスだけ・・とインプットしていた私
時刻通りに来たバスに疑いもなく乗った。
行き先のアナウンス・・は近頃,当り前だが
なんと!このバスは運転手さんが自ら放送・・
懐かしき、昭和のおっちゃんのダミ声で(笑)
「次は〇〇~~」浪花節みたいな声だ・・いと楽し(^o^)なんて
良い気分で居たけど、フト気付くと・・な~んとなく景色が違うんだよね。って
駅に向かっているとは、どうしても思えない周囲の雰囲気
それで、聞いて見た
「すみません、〇〇駅行きます?」すると、おじちゃん運転手さん
「行かないんだよね~お嬢ちゃん(多分、マスクのお陰で私はえらく若く見られてか、それとも、隠しきれない美貌がマスクから溢れ出て居たか・・)
「じゃあ、降ります」と言ったら、その次が終点だから、そこで降りた方がいいよ。との事
で、終点で降りたら、一緒に降りた乗客の中の1人のおばあちゃまが
「あんた、おいで、こっちだよ。」と、反対側のバス停を教えてくれました。
お礼を言って、そこで待っていると、お婆ちゃまが戻って来てくれた。
ん?向かいの家の方なのね?
「あのね~ここから〇〇駅行きのに乗ると、大回りで20分以上かかるから、
横浜へ帰るんだったら、5分後に来るバスで地下鉄の駅がすぐだから、そこで
降りると便利よ。こんな何もない田舎で降りちゃって心細いでしょう。一緒に居てあげるよ」
と、何と!バスが来るまで居てくれたんです。そしたら彼女のご近所さんらしき
別のおばあちゃまが来て、「何してるの?」
「間違えてこんな所へ来ちゃったのよ、気の毒じゃない?だから一緒に居るの」
「あらまぁ、それは心細いね。あたしも居てあげるよ」
嬉しい!何なんだ?この方達の優しさ!
そうする内にバスが来た。
あら?さっきの運転手のおじさん(^o^)
乗ろうとしたら
「あんた〇〇駅行くんでしょう?このバスじゃダメだよ」
「地下鉄の駅でおります」
「そうか、そうか。じゃあ、降りるとき教えてあげるよ」
かくして、お婆ちゃま2人にお礼を言って、バスへ
そして、おじちゃん運転手に教えてもらって最寄りの地下鉄駅で降りた
「ありがとう~」
さて?地下鉄・・
乗り場は、このエレベーターか?あっちか?
と、後ろから二人連れのオバちゃま達が来た
道路沿いに植えてある木瓜の花が白と赤で、綺麗だね~と話しているから
「丈が短くて、よく花が見えますね」と、声をかけたら
「そうなのよね~あたし達も今、そう話していたのよぉ~。どこ行くの?」
「地下鉄で横浜行くんですけど・・ここで良いんですか?」
「こんな所、初めてなのね?いいよ、おいで。途中まで一緒だから、おいで、おいで」
と、誘導してくれた。
そして、地下鉄に乗って、降りるときも、
「こっち、こっち」
と、手を引いてくれて・・
エスカレーターに乗って、
「大丈夫?荷物もってあげようか?」
そして、そして・・
「横浜は、あっちだよ、あそこのホームだからね、気をつけて帰るんだよ」
な~んて暖かいんだ!!
こんなに、違うの?
横浜・東京・・
中心地じゃ、あり得ない優しさと・・
ウ~ン、昭和の人情か!!
母の事で、気持がダウン・ダウン・・・落ち込んでる私に
ほっこりした、優しい暖かい手が、たくさん
差し伸べられた感じで、嬉しくなっちゃいました。
泣いちゃうぞ~~!
良いお話をありがとうございます^ ^
コメント有り難うございます。
昨日は、このバス停で待っている時、その周りをお掃除していた男性(近くのマンションの
管理人さんだった)と、言葉を交わしたら、なんと!!以前、私の住んでいる地区に住んでいたと
言う話にまで発展して(笑)
すっかり仲良しになってしまいました。
道を綺麗にしておけば、ポイ捨てなど起きないから・・と
いつも周辺をお掃除しているそうです。
なんか、この地区
素朴でいいな~と思いました。
読んでいるこちらもほっこりとした気分になれました。(#^^#)