Nicotto Town


徒然なるままに書き綴る四方山話。


亭主関白

亭主関白(ていしゅかんぱく)

意 味: 家庭の中で夫が妻に支配者のように威張っていること。

英 訳: chauvinistic husband /male chauvinist /male chauvinist pig

対義語: 夫唱婦随 (ふしょうふずい)
      嬶天下(かかあでんか)

参照:四字熟語データバンク&四字熟語.net



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 亭主関白(ていしゅかんぱく)とは、一家の亭主がその家において
 もっとも偉いことを表す言葉である。
 しかし、現在では亭主が家庭内で威張る状況を指すことが多い。
 具体的には、家庭において夫が全権力を持つことである。
 当然家事労働は全て妻が担当し、
 主要決済事項も夫の判断になる状況である。
 その意味での反対の表現は嬶天下(かかあでんか)である。
 妻に権力を持たれている夫は恐妻家と言われる。

関白宣言

概要
 「関白宣言」は、さだが当時山本直純に紹介されて通っていた京都のスナック「鳩」のママ(さだは母親と歳が近かったので「お母さん」と呼んでいた)に、
 「最近の男は駄目になった。だから若い娘も駄目になった。男はん、しっかりしとくれやっしゃ。お師匠はん、そういう歌を作ってくれやっしゃ。」と言われたことがきっかけで作られた作品である。
 そのためあえて男が強気な内容の歌詩を書いたものであり、これを以ってさだの思想であると解釈するのは間違いである。
 そもそもさだ自身「こんなのが売れるとは思ってなかった」と述べているし、近年では「男は女の付属品です」とも言っている。
 ちなみに、「関白宣言」を聴いた鳩のママは「お師匠はん、まだ甘おすな。」と言っていたという。
 作品は1979年5月28日に大分文化会館でのコンサートが始まるまでの
 合間を縫って一気に書き上げられた。
 コンサートで発表された当初のタイトルは「王手」で、副題だった「関白宣言」がレコード化される際に正式なタイトルに変更された。
 シングル盤ではさだの最大のヒット作であり、約160万枚というミリオンセラーを記録する大ヒットとなりった。
 しかしファンの評価はさほど高くなく、さだ自身「『一番売れた曲』イコール『一番良い曲』ではない」と言っている。
 このため、テレビやラジオなどの企画でファンによるさだの楽曲の人気投票をしても、ベスト5にも入ってこないことがあり、さだのコンサートでも歌われないことが多い。
 1979年さだはこの曲でNHK紅白歌合戦に出演した。
 かなり後年、歌番組でこの歌を歌う事になったとき「俺は浮気はしない…」のあとの「ま、覚悟はしておけ」を「見逃してくれよぉ〜」に変えて歌った事があった(コンサートではこの部分の歌詞を変えることは多い)。
 長年の心境の変化があったのか、その数年後に「関白失脚」が作られることになる。
 結婚を前にした男が相手の女性に向けて「亭主関白」となるとことを宣言しつつも、自分のもろさや弱さ、相手への深い依存心をのぞかせ、不器用な愛情を吐露していく、という内容をコミカルに歌い上げている。
 発表されるや否やその歌詞をめぐって女性団体などから「女性差別」、「男尊女卑」と反発を受けるなどの騒動となった。
 当時この歌は普段は歌謡曲を買わない層に訴えた部分が大きく、馴れない姿で買いにくる客が多かった。
 題名もよく間違えられ、「亭主関白」とか、「関白音頭」を買いに来た客もいたという。

アンサー・ソング
 さだは1980年、軽井沢音楽祭で本作のアンサーソングとして「大きな森の小さな伝説(ものがたり)」(アルバム『夢のつづき』収録)を発表している。
 他のアーティストでは女性側からのアンサーソングとしてたなか愛の「良妻宣言」、渋谷岩子の「奥方宣言」、平松愛理の「部屋とYシャツと私」などが発表されている。
 他にも「関白宣言に対する宣言」(桜田淳子)、「逆・関白宣言」(沢知恵)、「関白」(SEAMO)といった派生曲も生まれた。
 2006年に嘉門達夫がみのもんた、美輪明宏、明石家さんま、さだまさしの4人を題材とした歌詞の替え歌「働くオジサン宣言〜関白宣言〜」を発売している。
 後にさだ自身がアンサーソングとして『勇気凛々』を生み出しているほか、さだは「関白宣言」自体が「君といつまでも」のアンサーソングであると語っている。

余談
 1995年にラジオ番組「有限会社さだまさし大世界社」の企画で東鳩製菓(現:東ハト)から『関白宣言』のタイトルを捩った「たんぱく宣言」というスナック菓子が発売された。
 パッケージには「俺より先に喰ってはいけない」(『関白宣言』の歌詞の一節のパロディ)と記されていた。

wikiナイスw

#日記広場:勉強

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2008/12/31 16:30
> ̄\〓楡〓/ ̄さん
 関白から秀吉への発想はなかなかですねw
 後日談の多さやアンサーソングの多さには吃驚です^^

>さんじぃさん
 やはりそこに喰い付いたかw ( ̄ー+ ̄)
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2008/12/31 14:44
俺より先に喰ってはいけないて∵ゞ(≧ε≦*)
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2008/12/31 05:57
「関白宣言」ありましたねぇ、これだけ後日談があったとは知りませんでしたけど(*'-')
Wiki は色々と勉強になりますよねw

歌の存在を忘れていたので、「関白宣言」って単語を目にしたとき、秀吉の天下統一のことかと
思いましたヽ(´ー`)ノ      ← うそですw
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2008/12/30 22:48
>rail さん
 古い歌ですが、今でも耳にすることのある曲ですしね^^
 暫く聞いてなかったので、自分でも聞いてみようかな。
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2008/12/30 19:11
初めまして。
これ、うちの実家の母が良く聞いてました。
歌詞を私が手書きでカレンダーの裏に書き出して、壁に張らされてました(笑)
さだまさしのあのやさしい声で、なぜかえらそうな内容を歌ってる…でも、やっぱりただ威張ってるという歌詞ではない…というところがツボだったようです。
私も、久しぶりにまた聞きたくなりました~!

あ、さだまさしの歌では「がんばりすぎないーでね~♪」という歌も個人的に結構好きです。
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2008/12/30 18:14
>チョーコさん
 歌の題名と作者の思いが違う事って結構あるような気はしますね。
 「部屋とYシャツと私」がアンサーソングに当たるとは知りませんでしたし^^

>xii さん
 歌いこなせてるのだったら凄いと思います^^

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2008/12/30 17:54
知人に一人、カラオケで関白宣言と関白失脚をセットで歌う奴がいます。
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2008/12/30 12:58
これを以ってさだの思想であると解釈するのは間違いである
そうだったんですか・・
歌もよく知らないし、さだ氏もよく知らないのに、歌の 題名だけで 反感もってました

少し反省





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