痛飲の名残
- カテゴリ:日記
- 2024/05/01 22:27:37
お酒好きな人以外には、無意味な日記です。。。
とにかく相性が悪く、なぜか泳ぎにくい。物理的に割と混んでいるというのと、コース設定のせいで水がグルグルと循環して動いているので泳ぎにくいというのもあります。
なのですが、昨晩はバイクではなく電車で行くことにしたので(気分の問題)、高い電車賃を払っていつものジムには行かずに、往復320円で行けるプールへ。もっとも入場料で300円取られるので、いつものジムに行っても差額は350円くらいなんですけどね。。
で。
泳ぎ終わって、駅に戻る道すがら、最近はあまり行かなくなった飲み屋さんへ。
ここ何年かで急成長したHUBの姉妹店で、82ALE HOUSEという、まあ一応イングリッシュ・パブ(アイリッシュじゃない)という体のお店。
その近所には、もう一件何十年も前からある有名な本物のイングリッシュ・パブがあるので、そこはそこで時々は行くのですが、82ALE HOUSEは何しろお酒が安い。いちおうイングリッシュ・パブを謳っているので、それなりのシングルモルト(ウイスキーの一種です)が用意されているわけですが、それをこの値段で飲めるのかというビックリ価格。企業努力と言えばそうですね。もっとも、お店自体はそんなコンセプトなどとは関係なく、とくにHUBの方は若者のナンパスポットと化しているようですが、わたしは好きなお酒が安価にのめれば何でも良いですw
ということなので便利に使っていて、店長やスタッフとも顔馴染みなので、たまに会員カードを忘れても(モバイルなので携帯を忘れたという事ですが)、カード提示で受けられる値引きを顔パスで通してくれるし、色々と便利です。
さて、とりあえず喉も乾いたことだし、アードベッグ(ウイスキー)のソーダ割を一杯頼んで、一瞬で飲み干します。
そこで次に何を飲むかと目に着いたのが、レジ前に置いてあるオススメのお酒。メニューに載っているレギュラー在庫のお酒とは別に、各店舗が独自に一本限りで仕入れてくる変わり種が置いてあるのですが、今回注目したのは、Glen Kinchie(グレン・キンチー)というウィスキー。
スコッチは、製造された場所によって種類分けがされていて、アイラ、ハイランド、スペイサイドなどと土地の地名や地域に基づいてネーミングがされています。
グレン・キンチーはローランドと呼ばれる地域のスコッチですが、ローランドのお酒は概して一般評価が低い気がします。理由はたぶん単純で、味わいが軽いから。おそらく、ですが。
ローランドのスコッチは、大型のポットスチル(ウィスキーを蒸留する装置)、3回蒸留、軽いピーテッドモルトといった特徴から、非常に優しく軽い、要は飲みやすいお酒です。どうしてもスコッチというと、アイラに代表されるような個性の強いものが一般市場では評価されがちな気がしていて。
ちなみに、だからということではないのですが、ローランドの昔から続く蒸留所の多くは既に閉鎖されてしまっており、生き残っているのは、Auchentoshan(オーヘントッシャン)、Bladnoch(ブラドノック)、そしてGlen Kinchie(グレン・キンチー)だけです。ちなみに、閉鎖された蒸留所のお酒は当然ながら在庫限りなわけなので、どんどんと値が上がる。さっきチラリと調べたら、安くても1本30万円くらいから。高額なものになるよ50万円を越えてきますね。もっとも、ローランドではこの10年くらいで新しい蒸留所が乱立していて、何気に活況を呈してきております。。
で、件のお酒は、通常のグレン・キンチーではなく、シェリー樽を使って熟成をされたもの。シェリー樽が何なのかは、それを書くだけで1000文字くらい使いそうなので割愛しますが、なんにせよシェリー樽好きのわたくしとしては、飲まざるを得ません。ワンショット(おちょこ一杯分よりも少し少ないくらい)で1300円。む、わりと安い。。。
では、頂きます。。。
(゚д゚)ウマー
マジか。
すごい美味しいんですけど。。。
優しくまろやかなところに、シェリー樽の甘さがしっかりと入り、グレン・キンチー独特のローランドにしては微妙にピーティーな感じは消えずに残り香に広がり、なんとも上品な味わい。調べてみたら、まだ手に入る。しかも1本7000円から8000円程度。欲しい。。。
これを飲み干してしまうと、次に何を飲むのか悩む。
この味わいの印象を壊してしまいたくないので、比較的に似たような傾向のお酒を、ということで、Arran(アラン)を最後に戴きました。こちらは、150年ほど前に蒸留所が消滅していたアラン島に、30年ほど前に新しく作られた蒸留所のお酒。これも旨いのよ。でもさっきのグレン・キンチーの印象が良すぎて、なんか違う感がw
ということで、お店を後にして駅に向かう途中でゲームセンターに引っかかり、柴犬くらいのサイズのピングーを1300円くらいで捕獲し、電車に乗る。
最寄り駅前で、いつもの店に。2件目。
グダグダと話しながら、ジンバック(タンカレー使いました)、麦焼酎(なんだっけ?)、ラム(普通のマイヤーズ)、最後にジン(ボビーズというオランダのメチャ旨いジン)。
3件目。
赤ワイン×2
2時半ごろ、帰宅。
水着を干して
カバンの中身を整理して
着替えて
歯を磨いて
寝る
目が覚めたら9時30分
なんじゃそりゃ。。。
仕事を開始しないとなのですが、確実にまだ肝臓がアルコール分解中。
ウィスキー×3ショット
ジン×2ショット
焼酎×1杯
ラム×1ショット
赤ワイン×グラス2杯
まあ、そりゃそうなるか。
今日は、お酒は我慢しよう。
珈琲にしておこう。
とりあえず、映画見ようかな。
では股。
ボビーズは本当に美味しいのですが、ジンにしては…のソコソコのお値段です。通販だと、だいたい4000円台くらいで入手可能かと思われます。ウィスキーもジンも飲めるというお酒好きの方なのでしたら、一度飲んでみて損はないと思います。どこかお近くの飲み屋さんに置いてあればいいですねぇ。
ご訪問とコメントありがとうございました
旦那がウイスキー好きなので気になり、読ませていただきました
シェリー樽のグレン・キンチー、是非機会があれば私も飲んでみたいです
ボビーズ ジンも美味しそうですね…ジンは手頃だしよく飲むので買ってみようかな