実はこの1か月
- カテゴリ:日記
- 2024/05/12 14:53:18
離婚騒動を起こしていた。
ここ数年、私はもうこの男は何を言っても無駄だな、と思っていたし、彼のほうは子供のことばかり大事にして俺には強く当たる、と思っていたようだ。
それはお前さんが○○だったせいだろうが、と言いたいことがあふれんばかりだったところに、彼が「もう離婚してください。財産半分渡すから。この家持っていけばいいだろ」とふざけた土下座をするので、もういいかな、と思ったのだ。
彼が家族ラインに「離婚するから」と書いたので、結婚している長男も飛んできた。
その場にいた次男が録音していたのを聞いた長男は「今までよく頑張ったから、もういいよ」と言った。
次男は「お互い様の所もあるけど、もういいんじゃない?」と言った。
三男は「俺はみんなが仲いいと思っていたのに」と泣いた。
私は離婚をする気満々だったし、それについての法律知識を集め、無料弁護相談も使った。
本当は子供らが大学を出て独立してから、と思っていたけれど、三男も20歳を過ぎた。
親権の心配はないし、在学中の学費や生活費を先取りした後、母への借金を返したら(今回の発端。家を買う時母に借りた分を、ローンが終わって退職金が出たから返したいと言ったら、そんなもの借りた覚えはない、あれはもらっただけだろう、返すなら2年後がいいなどと言われたのだ)、私一人くらいなら何とか食っていける。
三男は「離婚したら俺はもう金を出してもらって大学なんて行く気になれないし、この家を出て高卒で働く」と言っていたが、長男と次男が「三男のことは俺たちが説得するから、離婚したいなら申しちゃったほうがいいよ」と言ってくれていた。
だが三男が、何度も「父がどういう所を変えたら、また仲良くなれるのか」と私に問い、それを彼に懇々と諭していくのだ。
今までどういうモラハラをしていたのか。
私自身も子どもにとっての父親を悪く言っては子供にかわいそうかな、と思っていたのも悪かったんだろう。
今まで子供らに言わなかったことを話したことで、私の気持ちも楽になったし、子供らももっと頼っていいよと言ってくれた。
モラハラ男の一時の反省はぶり返す。
だから離婚を推し進めたいと思っていたが、家族で話し合ううち、どうも彼は人の気持ちを類推できないタイプの障害持ち疑惑が出てきた。
兄弟3人のうち、三男以外の二人もどんなに苦労していたかが全く分かっていなくて、何度も他の人間がその気持ちはどういうものだったかを説明する羽目になったのだ。
つまり私はカサンドラ症候群の類に陥っていたわけで、それなら対処のしようがないことはない。
小さい子に対するように、気持ちや、こうしたら将来どうなるかを根気よく説明するのだ。
面倒ではあるが、上の子二人も離婚は仕方ないと思いつつも、帰る場所がなくなるのを悲しがっていることも分かったし、犬猫でも一度飼ったら最後まで責任を取るのだから、ま、いいかと思う。
親への返済もできたし、家計への約束もした。
休みの日の食器洗いは、今後彼の仕事だ。
音声データも、証人もいる。
もう一度だけ、仏の顔をしよう。
結果から言うと、結構すっきりして、今までよりのびのびと生活しています。
これまでは、夫も子供らにとっては大事な父ちゃんなんだから、その悪口を言っては彼らがかわいそうだ、と口をつぐむことが多かったのですが、今回、かなりいろんなことを話してしまいまして。
傾聴ボランティアではありませんが、彼らはずいぶん話を聞いてくれて、これからは我慢しないでどんどん話していいんだよ、もっといろいろ楽しんでいいんだよと言ってくれました。
気晴らしに登山に誘ってくれた子、スーパー銭湯や映画に連れて行ってくれた子、私の話を聞いては夫に粘り強く話してくれた子。
彼らはもう守るべき子ではなく、ちゃんと一人前になってくれたんだとわかったので、もう気張らなくてもいいのかなと思ったら、すっきりしたのです。
夫にも言いたいことは言ったし、金銭面のこともしっかりしたし、彼にはこちらの気持ちを説明しないといけないということが家族全員よくわかったので、同居者としてやっていけるかな、と。
「夫は犬だと思えばいい」もしくは幼児だと思えばいい。
そんな心境でございます。
それが旦那様の個性なら、対処できると言うグリコさん…
そしてそれも子どもさん達の為って…
三男さんが社会に出て大人になってきたら、
その時にまた考えてもいいのでは…?
その頃の旦那様はどんな風になってらっしゃるでしょう
休みの日だけじゃなくて毎日お皿を洗うようにはなってるといいなあ
御夫君を、9kgよりさらに重い猫だ
うちはその「子」がいないので、いざそういうことになったら誰も止める人間がいません。
┐(´ー`)┌
どうか、皆々様が幸せになられる道が見つかることをお祈りしています。
私はどうしよう…。いつかは向き合わないといけない問題だわ。