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伊藤みどりさん 優勝! 

教会・ビーチ:キラキラ

もらったステキコーデ♪:20

フィギュア伊藤みどりさん、54歳で国際大会優勝! ネット喝采「綺麗なスケート」「不滅です」(THE ANSWER) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/b7b9842af364bbb89ec06373ed5e3f00ff3fd29e
5/15(水) 12:09配信

国際アダルト・フィギュアスケート選手権

 フィギュアスケートで日本人初の五輪メダリストとなった伊藤みどりさんが、ドイツ・オーバースドルフで現地12日に開幕した国際アダルト・フィギュアスケート選手権で優勝した。


 54歳の伊藤さんはマスターズ・エリート女子III + IVアーティスティックの部のフリースケートに出場。シングルジャンプ、スピンなども綺麗に決めた。フィニッシュを決めると歓声を浴び、終始笑顔を絶やさなかった。出場3選手のトップとなった。  2005年から始まった同選手権。映像を見たX上の日本ファンからは「世界の MIDORI ITO は不滅です」「やっぱり今でもみどりちゃんのスケーティングを見ると元気もらえる」「みどりさんの歌うような綺麗なスケートだ」「20年くらい経って真央ちゃんや羽生君出ないかな?ってちょっと思ってる」「スケートが大好きなんだなぁってすごく伝わってきます」などと反響が集まっていた。  伊藤さんは自身のインスタグラムで「無事終わりました…みなさん応援ありがとうございました」と感謝していた。

◇ ◇

欧米では 生涯スポーツの観点から 年齢別高齢者のための国際大会が各種行なわれている。

有名どころでは「マスターズ大会」
コロナの真っ最中に大阪で開催予定だったが(私もボランティア登録していた)延期になり その後音沙汰無なので中止になったのかしらん??

そして スケートの世界では、↓

インターナショナル・アダルト・フィギュアスケーティング・コンペティション(International Adult Figure Skating Competition/国際アダルト競技会・国際アダルト選手権・国際成年競技会)」はISU(国際スケート連盟)公認のフィギュアスケート国際大会(競技会)。
スケート競技を引退した元選手や、大人になってからフィギュアスケートを習い始めたスケート愛好者が参加する大会(マスターズ大会、大人スケーター大会)です。(要参加費)
参加年齢は28歳以上(2022年7月1日までに28歳に達していること)。
競技は、女子シングル、男子シングル、ペア、アイスダンス、シンクロナイズドスケーティング。

(引用元 ISU公認「国際アダルトフィギュアスケート競技会2023」大会概要(ドイツ/2023年5月15日~20日) – フィギュアスケート競技会情報 (natubunko.net) 2023年5月15日
https://natubunko.net/compe/2023/05/iisuadult2023.html

ちなみに 伊藤みどりさんの演技の動画は↓
Midori ITO Masters Elite Women III + IV Artistic Free Skating 伊藤みどり 国際アダルト選手権 (2024/05/14) (youtube.com)
https://www.youtube.com/watch?v=I_RGeU1mOCY

・むっちりムチムチのおばさんだけど、終始笑顔で 優雅に 優美に すごく丁寧になスケーティング

 本当に 妖精のように 愛のあふれる演技でした♡

なので 人間いくつになっても、体を動かして楽しみましょう♪ 人の輪を広げましょう♪ という生涯スポーツの理念にピッタリ 
技術・精神共に エリートマスターズのアダルト部門優勝に、ふさわしい演技でした°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

◇ ◇
「さすが」54歳・伊藤みどりさん フィギュア国際大会優勝!熱演称えるファン「やっぱりレジェンド!」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d7e6a599231566958c4f673b740f32060246f2d
5/15(水) 16:03配信 (表彰台の写真へのリンクあり)

フィギュアスケート女子で92年アルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどりさん(54)が、ドイツで行われた国際アダルト選手権で優勝を飾った

 「マスターズエリート女子3+4アーティスティックフリースケート」にエントリーした伊藤さんは、穏やかな笑みをたたえながら優雅に滑走した。  1回転ジャンプやスピンも披露して21・00点をマーク。19・08点のスイス選手と19・00点のチェコ選手を上回った。  X(旧ツイッター)などのSNSでは「滑ることの喜びがあふれている演技 スピン美しかった」「歓びに満ち溢れるスケーティング さすが伊藤みどりさん!」「やっぱりレジェンド!」「美しいエレメンツを数々披露されたみどりさんはとってもアーティスティックでした」など熱演を称える声が広がった。

それにしても 表彰台の写真を見ると、白人選手に挟まれ,身長差がすごいわ\(◎o◎)/!

相手の肩が みどりさんの頭って ほとんど 親子ほど背丈がちがう!

そのような身体的差異をものともせずに トップ争いを繰り広げている日本選手たちは 皆さんすごいなぁ~ と改めて思った。

ちなみに 伊藤みどりさんは、現在スケート連盟に所属しておらず、プロ活動もしていないので、出場枠が アダルト、になっています。

競技クラスは能力のレベルで5段階に分け、さらに年齢で4段階に分けます。
元選手の「エリート・マスターズ」「マスターズ」。
大人から始めた人のうち2回転ジャンプができる「ゴールド」、1回転半ジャンプができる「シルバー」、1回転ジャンプのみの「ブロンズ」。
他に、ジャンプやスピンなどの要素の点数(TES)はつけずに、曲の表現やスケーティングスキルなどPCS(プログラムコンポーネンツ)だけで競う「アーティスティック」部門があります。
アイスダンスは「パターンダンス」「リズムダンス」「フリーダンス」の3部門

ここでいう「アダルト」は国際フィギュアスケート連盟が定める年齢区分。
オリンピック、世界選手権などトップレベルの国際大会に出るクラスが「シニア」、その下の年齢が「ジュニア」、ジュニアの下が「ノービス」。
シニア・ジュニア・ノービスはそれぞれの国・地域のスケート連盟に所属するアマチュア選手。
アマチュア選手を引退して、アイスショーなどで演技する職業スケーターが「プロスケーター」。
スケート連盟に所属しない成年のスケート愛好者が「アダルト」
(引用元 同じ)

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2024/05/17 02:44
・↓の記事、これは 伊藤みどりさんへの取材を通した 世界のスケートジャンプの歴史解説 ともいえる内容

・それを読んでの感想

①そっかぁ 羽生さんのジャンプと 私が子供の頃見ていたフィギュアのジャンプの違いは そこにあったのか・・

羽生さんが 4回転半を成功させた練習動画で、初めてスケートにおけるハーネスの存在を知った。

その時は 単に転倒リスクを軽減させるための安全補助具かと思ったけど、
釣り上げ効果による 肉体への負担を軽減する補助具でもあったのだと知った。

ということは 釣り竿(失礼)を持っている人って、スケートジャンプの経験と観察眼と勘に加えて、結構な腕の力~下半身の安定性等が必要なのでは・・スゴッ と思った。
 瞬間的とはいえ 成人男性の体重を支えることになっているのでしょうから、たぶん。

それに ハーネスを持っている人との信頼関係なくしては 成立しない練習だなとも。
 だって ハーネスの持ち主が下手糞だと かえって跳んでる人が怪我をしそうだもん。

②スポーツに限らず 専門技術というのは日進月歩

だからこそ 先陣争いが起きるようなとトップエキスパートの環境に居たものが、その第一線を退くと
その世界の中で生き続けることに 新たな負荷がかるのだけど(それは スポーツ・音楽の世界のみならず人文の世界でも)

それでも 人生は その専門分野の中だけに存在にするにあらず、女性の場合は 結婚による肉体的生活的負荷・ダメージも大きいし 出産・育児負担も莫大だ。

それらのステージを経て 再び それ以前の世界に戻りたいと思っても・・
 まあ いろいろあります。

それでも 人生は 続く。
 その中で かつて情熱を傾けた世界を 今の自分とどのように重ね合わせていくか
 それがまた 晩年の人生の 新たなる挑戦というか 晩年のステージの課題

それを 伊藤みどり氏は 最新の練習方法と かつての自分の経験をミックスして
「今の自分」を高める・充実させる 自分自身の課題・新たなチャレンジとして挑んでいく
 すごいなと思いました。

(私も グダグダ言わずにがんばろ! と反省しつつ 明るい気持ちになりました。
  この「がんばろ」というは 無理せず・あきらめず 前向きな姿勢を持ち続けようと言った感じの意味です)
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2024/05/17 02:38
・↓の記事、これは 伊藤みどりさんへの取材を通した 世界の スケートのジャンプの歴史解説 ともいえる内容

・それを読んでの感想

①そっかぁ 羽生さんのジャンプと 私が子供の頃見ていたフィギュアのジャンプの違いは そこにあったのか・・

羽生さんが 4回転半を成功させた練習動画で、初めてスケートにおけるハーネスの存在を知った。

その時は 単に転倒リスクを軽減させるための安全補助具かと思ったけど、
釣り上げ効果による 肉体への負担を軽減する補助具でもあったのだと知った。

ということは 釣り竿(失礼)を持っている人って、スケートジャンプの経験と観察眼と勘に加えて、結構な腕の力は下半身の安定性背必要なのでは・・スゴッ と思った。
 瞬間的とはいえ 成人男性の体重を支えることになっているのでしょうから、たぶん。

それに ハーネスを持っている人との信頼関係なくては 成立しない練習だなとも。
 だって ハーネスの持ち主が下手糞だと かえって飛んでる人が怪我をしそうだもん。

②スポーツに限らず 専門技術というのは日清月歩で、それを学んだり練習する人の学習法(学習内容)・練習法というのも時代とともに変わっていく

だからこそ 先陣争いが起きるようなとトップエキスパートの環境に居たものが、その第一線を退くと
その世界の中で生き続けることに 新たな負荷がかるのだけど(それは スポーツ・音楽の世界のみならず人文の世界でも)

それでも 人生は その専門分野の中だけに存在にするにあらず、女性の場合は 結婚による肉体的生活的負荷・ダメージも大きいし 出産・育児負担も莫大だ。

それらのステージを経て 再び それ以前の世界に戻りたいと思っても・・
 まあ いろいろあります。

それでも 人生は 続く。
 その中で かつて情熱を傾けた世界を 今の自分とどのように重ね合わせていくか
 それがまた 晩年の人生の 新たなる挑戦というか 晩年のステージの課題

それを 伊藤みどり氏は 最新の練習方法と かつての自分の経験をミックスして
「今の自分」を高める・充実させる 自分自身の課題・新たなチャレンジとして挑んでいく
 すごいなと思いました。
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2024/05/17 02:25
(↓の記事の続き)

 伊藤さんの時代は、跳び上がってから空中で回転を始める、ダイナミックなジャンプが主流。あえて回転を始めるのを遅くする“ディレイド”のジャンプさえ存在した。伊藤さんのトリプルアクセルも、とにかく高さと飛距離を出して、余裕をもって3回転半まわっていた。

 それから30年以上たった現在は、いかに効率よくトリプルアクセルや4回転を跳ぶか、理論やテクニックが研究しつくされてきた。なかでも、踏み切りでの回転のかけ方や、空中での回転軸の作り方は、より確実で効率の良いテクニックが浸透してきている。

「現役時代は、回転をかけるということよりも、ただ遠くに高く跳ぶということだけを考えていました。回転をどうかけるか、ということも大切なのですね」

と伊藤さん。

 説明を受けると、伊藤さんは再びダブルアクセルに挑戦。新たなテクニックを聞いたとたんに、一発目から実践できるのは、伊藤さんの実力があってこそ。空中での回転速度が増し、余裕をもって2回転半できるだけの威力ある飛躍を見せた。しかし、ジャンプの最後で、回転を開いてしまい両足着地。あと数回練習すれば、成功も近い、という様子だった。

「今跳んだ高さ、飛距離を出せていれば、現役の選手ならランディングしているでしょうね。私はもっともっと回転に余裕がないと降りられないという練習をしてきたタイプなので、今の子に比べると不器用なのかな…。でも今回初体験した理論があれば、跳べる気がしてきました!」

練習後、改めて語る。

「30年以上前に、自力でトリプルアクセルを跳んだ理論と、吊り上げて回転を補助してもらう理論、あわせた動きを完成できるなら、質の良い、放物線上のダイナミックなジャンプが跳べるな、という感覚です。そんな時代が来たのですね」

 初めて体験した空中感覚と、自分が現役時代に跳んできた感覚、そして54歳となった今の感覚。すべての感覚を研ぎ澄ませ、それを身体の中で合体させていく。

「ダブルアクセル。跳びたい! いや、跳べる!」

 あくなき挑戦は、続いていく。

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2024/05/17 02:20
伊藤みどりさん、54歳でダブルアクセルに挑戦、初のハーネスで「跳びたい! いや、跳べる!」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/adb63ea61ab461d4941f3598b2f94e442223a6ca
野口美恵 4/13(土) 7:00

 世界女子初のトリプルアクセルジャンパーである伊藤みどりさんが、初めてハーネス(補助器具)を使った練習を体験。54歳にして、ダブルアクセルに果敢に挑んだ。伊藤さんは「吊り上げる理論と、私のジャンプ理論。これを合わせれば…」と手応えを得た様子だ。

 伊藤さんは、32歳までアイスショーでトリプルアクセルを跳んでいた、脅威のジャンパー。41歳となった2011年からは国際アダルト競技会(ドイツ・オーベルストドルフ)で復帰を果たし、スケート愛あふれる演技を披露している。昨年の同競技会では、4分間練習(試合直前のウォーミングアップ)で、大きなシングルアクセルを披露し、健在ぶりを見せた。

 今年も春からジャンプ練習を再開した伊藤さん。4月には都内で、新たなチャレンジとしてハーネスを使ったアクセルジャンプを体験した。ハーネスは、ジャンプの練習に使われる補助器具で、釣り竿のようなもので選手を真上に吊って、補助するもの。わずかに滞空時間を伸ばしてくれることで「あと半回転足りない」というスケーターが、成功体験をできる。また、まっすぐな回転軸を作る補助にもなる。成功体験からイメージや感覚を掴み、ジャンプを習得していくものだ。

ハーネスを装着した伊藤さんは、始めはシングルアクセルを、大きく跳ぶ練習。もともとハーネスなしでも跳べるが、さらに高さや飛距離に余裕がでた。

「なんとも無重力のように軽い、というか足に負担なく、タイミング良く釣り上げてくれる印象です。指導してくださった先生によると、『僕はフォローしているだけ。回転力をつける踏み切りは、本人がやらないと。タイミング良く釣り上げられない』とのことです」

 と感慨深げに語るみどりさん。

 続いて、ダブルアクセルに挑戦。ハーネスに補助されている安心感もあるのか、思い切り高く、遠くへ跳ぶ。しかし1本目は2回転まわったところで着地。するとコーチからは、伊藤さんの時代と現代での、跳び方のテクニックの違いについて説明を受けた。

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2024/05/17 02:16
この↓の記事を執筆されたのは 野口美恵氏

 元毎日新聞記者。自身のフィギュアスケート経験を生かし、ルールや技術、選手心理に詳しい記事を執筆している。日本オリンピック委員会広報としてバンクーバーオリンピックに帯同。ソチ、平昌オリンピックを取材した。主な著書に『羽生結弦 王者のメソッド』『チームブライアン』シリーズ、『伊藤みどりトリプルアクセルの先へ』など。自身はアダルトスケーターとして樋口豊氏に師事。11年国際アダルト競技会ブロンズⅠ部門優勝、20年冬季マスターゲームズ・シルバー部門11位。


この方が執筆されたのなら 『羽生結弦 王者のメソッド』『チームブライアン』を買って読もうかなと思った。

最近は 記者本は 記者の書いた本というだけで敬遠するくらい 不信感から本を買わなくなった私ですが・・
 店頭に本があれば 手に取って中身を確かめてから買えるけど
 ネット販売だと お金をどぶに捨てるような糞本ばかりが跋扈する時代になったので
 必然的に 本を買わなくなってしまった私

書店で 本をタダ読みして本を汚す・傷める糞が跋扈し
店頭に まともな本が並ぶ亡くなり
あっても 台に登らなければ手の届かない あるいはしゃがみこまなければその存在が気付かないような場所に押し込まれ (必然的に年寄りには タイトルすら見えない・気になっても手が届かない)
大型店舗にすら行く甲斐が亡くなってずいぶん経つ

子供の頃は 新聞の書評を通して 本の世界の広がりを感じて 読書チャレンジの足掛かりにもしたが

平成以後の新聞の書評欄は 嘘まみれの宣伝・イデオロギーの情宣の場でしかなくなり 読まなくなった。

 むしろ 書評欄をパッと見て これらの本は絶対読まんとこ、書店でも無視しよ と思うようなひどい書評バッカになりましたよね。

だって 書評ではなく 記者の主観に沿った恣意的解釈と選択の押し付けの場になってしまっていたから。糞記者の選んだ本・糞記者の手あかに汚されたなぞ 見るのもおぞましいわ って感じに最後はなっちゃいましたよ><

でも この記事を読んで、この記事を書いた方の本なら一読してみようかなと思ったのも
伊藤みどり氏の演技が素晴らしかった余韻のおかげです。
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2024/05/17 02:02
(感想の続き)

・伊藤みどりさんにとって 人生とはスケートと共にあり そのスケート人生は競技会(の楽しみ)と共にあったのだな、彼女にとって 競技会とは メダル獲得に血道をあげる世界ではなく、スケートへのチャレンジの場・スケートに情熱を燃やす人たちと共に生きる場、それこそ 良い意味での「発表会」だったのだろうと
この記事を読んで思いました。

門下生に そういう意識を植え付けた(心を育てた)山田満知子氏は ほんとに素晴らしい指導者だったのだと 改めて思いました。

相当前に 宇野選手が国際大会で有名になり始めた頃に、山田氏の宇野選手の指導をほかの人に託したいと言ったときのコメントを読んだときもそう思いましたが。

ついでに言うと、私は坂本龍一のナルシストぶり・自己中心的態度が吐き気がするほど大嫌いだったけど
先入観なしで 伊藤さんの演技を見ていた時に 流れる曲に ふと心を動かされた。

この記事で それが坂本さんの最後の演奏だったと知って・・
 彼が最後に 初心に戻って ピアノ向き合いその音を残したのだと。

少年時代の彼は 普通の人だったと また聞きながらも彼のご近所さんが言っていたのを知ってましたが
YMOデビュー後は どんどん 糞生意気な自己中勘違いのひどすぎる糞野郎になってしまった青年
それでも 人生最後に この演奏を残せたのなら・・ 彼もまた ピアノと共に生きた人だったのだろう
そして 細野さんは 坂本さんのそういうピアノとの向き合い方(初心の頃)のことを知っているから
坂本さんが何をしようと何を言おうと 笑顔で受け入れていたのだなと思いました。
 細野さんの あの独特の笑顔
 そして 細野さんのもとに集う後輩たちの 心から細野さんが好きです!尊敬していますという雰囲気
 (まあ 勘違い坂本は そういう 細野ワールドに反発して 変な方向に突っ走ったのかもしれないけど)

そういう意味では 今回の伊藤みどりさんのスケーティングは 坂本氏への何よりの手向けになったのかも。

私も 素直に 坂本さんに合掌します。 m(__)m

そんな気持ちにさせてくださった伊藤みどり氏に 心からの感謝を捧げます

そして 伊藤さんの人生が これからも良きものでありますように!
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2024/05/17 01:43
(↓の続き)

 みどりさんは、現役時代から、本番前はとても緊張するタイプ。それはトリプルアクセルのような大技がない今でも同じである。滑走順が近づくにつれて、表情が真剣になり、集中力を高めていった。

「本番の一発で、これまで練習してきたものが出せるかどうか。100%は無理でも、80%は出さなきゃいけません。1つ1つの技はしっかり決める。そのうえで、どんな気持ちで何を伝えるのか。この緊張感は、試合でしか感じられません」

 迎えた本番。やはり世界と戦ってきたみどりさんである。音楽が鳴ると、一瞬でゾーンへと入り込んだ。

「この『AQUA』の曲は、同じメロディが何度も繰り返されるシンプルな曲です。日本の曲だけれど、初めて聞く海外の方でも耳に、心に残るような素敵な曲。みんなの心のなかに刻まれる曲になると良いな」

 滑り始めると、自然と柔らかな気持ちで心が満たされた。雄大なイーグルや、Y時スピン、そしてフライングキャメル。みどりさんの魅力が詰まったプログラムで会場を沸かせる。そして何より、幸せそうな笑顔が皆に伝わり、会場全体を幸せな空気に包んだ。

「試合に向けてモチベーションを上げていくワクワク感、そして試合直前の緊張感、そして滑っているときに頬に感じる空気。すべてが試合じゃないと感じられないスペシャルなもの。試合前は『なんでわざわざ試合に出たのかな』なんて思うけれど、終えてみると宝物の時間になる。やっぱり私には試合が向いているのね」

 スケートが好き。その気持ちに正直に生きる。みどりさんらしい人生を、また今年もひとつ、氷に刻んだ。

(感想)

・伊藤みどりさんと宇野昌磨さんは、ともに山田満知子の門下生

といっても 伊藤さんが現役だった頃、宇野君はまだ生まれてなかったかも。

・この記事を読んで、伊藤さんが「国際アダルトフィギュア競技会」に出場した気持ちが分かった気がする。

そっかぁ、伊藤さんは 国際大会の 氷の質の良さも 試合の緊張感や 試合に関わる全ての人との交流そのものが楽しいんだな。競技選手だった時代 心からその環境を楽しみつつチャレンジを続けていたのだなと感じた。

そして 社会人としての人生に一区切りついたときに
自分の前半生で情熱を傾けたスケートの世界に再び戻って 自分自身の人生を再び手にして前に進む喜びを実感しているのかなと思った。
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2024/05/17 01:35
(下の続き)

 そしてこう続ける。

「やっぱり私にとっては、自分を表現できる場はスケート。坂本さんがピアノ演奏を通して自分の人生を残そうとしたのと、同じような気持ちです。私の生き様を残すには、滑り続けるしかない。その思いをこの曲で伝えたいなと思いました」

 振り付けは、振付師の服部瑛貴さんに依頼。「祈りと希望」をテーマに、たおやかで可憐なプログラムが仕上がった。

 みどりさんが出場を決意いた一方で、同じ時期に、やはり今年の出場を迷っているアダルトスケート仲間がいた。ジャンプの調子が悪く、自信を失っているという。するとみどりさんは迷わずこう答えた。

「私達のアダルトスケートは、勝ち負けじゃないよ。楽しむスケートだよ」

 友人にそう話しながら、みどりさんは自分の目標を再確認した。

(中略)

緊張も幸せも、「試合じゃないと感じられないスペシャルなもの」
 オーベルストドルフの氷は純度が高く、硬質で、とにかく滑る。ひと蹴りするだけで、グンとスピードが出る。思わず全力でスピードを出し、イーグルだけでリンクの端から端まで60メートルを一気に滑った。

「楽しい! 風が気持ちいい!」

 試合の緊張や重圧があっても、それを上回る心地よさ。空を飛ぶかのように軽やかにリンクを縦横無尽に滑り抜いた。

 本番は、3人グループの最終滑走。アーティスティックカテゴリーのウォーミングアップは4分間のため、3分間はプログラム練習に集中。残り1分になったところで、試合には入れないアクセルジャンプを跳ぼうと、全力で助走に入った。

「アクセルを跳ぼうと思ってジャッジの前を通り過ぎたら、私の顔をみて、ジャッジが『アクセル跳ぶ気だな』って気づいたみたいで、みんなが笑っているのが見えました」

 まるで、いたずらを仕掛ける子どものよう。そのままスピードを殺さずに、走り幅跳びのようにアクセルを跳ぶ。気持ちよさそうに着氷するみどりさんに、会場から歓声が沸き起こった。

「今日は高さが出なくて、距離タイプだったかな! やっぱりアクセルは私のバロメーター。1本は跳んでおかないとエンジンがかからないわね」

 そう言って、チーム・ジャパンの仲間を笑わせた。

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2024/05/17 01:30
伊藤みどり54歳が、国際大会を連覇。宇野昌磨と坂本龍一の美学を胸に「私の生きざまを伝える」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cb95b43626ab604c7c1c4224656a312821311719
5/16(木) 21:24

 今年も、アダルトスケートの季節がやってきた。54歳を迎えた伊藤みどりさんは、ドイツ・オーベルストドルフで行われた国際アダルト競技会(5月12〜17日)に出場。マスターエリートのアーティスティック部門で連覇を達成した。美しいピアノ曲に溶け込むように、やわらかく、しなやかな滑りで会場を魅了した。

「見守って下さるアダルトスケーター達の笑顔が、私にパワーをくれて、自然に笑顔になりました。このアダルト競技会は、純粋にスケートを楽しむことを思い出させてくれる、大切な場所。今年も来て良かった!」

 54歳のいま、みどりさんが伝えたスケートとは――。

「坂本龍一さんが命を削りながら演奏される音色が、胸に突き刺さりました」
 昨年はコロナ禍をへて、同大会に4年ぶりに出場したみどりさん。その後、現役時代の足の古傷が痛み、半年以上滑れない日々が続いたが、3月末に出場を決意した。

「どうしてもこの曲で滑りたいな、という曲に出会ったんです」

その曲とは、坂本龍一さんの『AQUA』。2023年に逝去された彼が、死の半年前に行った最後のピアノ・ソロの撮影で演奏された曲のなかの1つ。みどりさんはその演奏をテレビやインターネットで見る機会があった。

「坂本さんが、自分の人生の記録として録音されたドキュメンタリー。命を削りながら演奏される姿や、その音色が、胸に突き刺さりました」

 抗癌剤による治療を止めてまで、撮影を優先したという、坂本さんの命の演奏。自分の生きた証を残そうとするプロフェッショナルの姿は、みどりさんの心を動かした。

「私も、年々歳を重ね、怪我も痛み、レベルの高いスケートは出来なくなってきています。でもスケートがなくなったら、何のために生きているのかな、とも思いました。54歳になった今年もアダルト競技会に出るか、出ないか、自分の人生を振り返っていろいろと葛藤をしていましたが、迷いが吹っ飛んだんです」



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