Nicotto Town



1953年の映画「東京物語」

原節子出演映画。


<ストーリー>

老両親が、はるばる地方から、
東京に住む、所帯を持った子供たちに会いに来る。

しかし、みんな仕事などで忙しく、相手できない。

戦死した息子の、嫁の紀子(原節子)だけが、会社を休んでまで、
東京を一緒に観光してくれた。

そのあとは、息子らのはからいで、老両親は熱海に一泊。
しかし、若者客たちが騒いでて、ゆっくりできなかった。

長距離電車で、帰郷するも、直後に、老母は、急に寝込み、死んでしまうのだった。

と、実の子より、嫁のほうがやさしかったという内容。

.

先日、夫と映画を見に行った次の日、
突然、急性胃炎になって、嘔吐が続き、4日ほど寝込み、
回復まで、2週間かかった。
ふだんと、違うことすると、ストレスなのか、
死ぬ思いすることもあるんだな、と、
再視聴したばかりの、この映画を思いかえして、実感したのだった。

アバター
2024/05/22 23:08
日々、疲れやすくて、完全回復とはいかないのだけど、
ふつうに食事がとれるようになったのは、ありがたいことです。

監督の小津安二郎さんは、赤紙で、戦地に送られ、監督仲間の友人は若くして、
戦争で死んでしまった。小津映画は、彼への追悼が随所に込められています。

武者小路実篤さんの「愛と死」という本を昔読みましたが、
女性の話し方は、原節子そのものでした。
昭和初期は、品のいい方はそういう話し方をしてたのかもしれません。
山田五十鈴さんは、普通の話し方だったように思いますが。
アバター
2024/05/21 21:21
「東京物語」はTVで時々、一分が流されるのを見るだけで
全編を通して見たことはありません。
そういう、切ないお話なんですね。
アバター
2024/05/21 13:57
快復されてよかったです。
昨年尾道へ行って、「東京物語」のロケ地や映画博物館で小津作品関連の展示などを見てきました。
自分が初めて東京へ行った頃、電車の中で話す女性の言葉使いが原節子そっくりで、
映画できれいな女優さんだからあんな話し方をするんだと思ってたのに、東京の人は普通にああいう話し方なんだとびっくりしました。今はどうなのかわかりません。みんなスマホ見てるから電車の中なんて静かですよね。



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