【未婚女性向け】身代わり理論③
- カテゴリ:友だち募集:30代以上
- 2024/06/02 05:44:03
「『責任……といいますと?』」
「今の、誰の真似ね?」
「ケンジくんね!私がケンジくん役しとるけん!」
「忙しかね」
「とにかく、そこでお母さんがこう言うと。『責任取るていうのは、結婚する気はあるかってことばい!』そこで机をバーン!と叩くと。ちょっと叩いてみると」
「こんな感じと?」
「もっと!テーブル上の食器が挙動不審になるくらいの勢いで叩くと!」
「(テーブルを叩く母親)」
「そこで私がこう言うけん『お母さんやめてよ! ケンジは今仕事が大変な時期だから、そういうことで迷惑かけたくないの!』」
「(テーブルを叩く母親)」
「ええ感じよ!そこでお母さんは私に言うと。『そんなことは関係なか!海の男は、マグロとってきて、それを持ってプロポーズしにきたかと思ったら次の日から遠洋行ったもんたい!』」
「あんた、何いうとるか全然分からんよ」
「少々意味が分からん方が迫力が出るけん!そんな感じでお母さんはケンジに結婚を迫って欲しいっちゃん。それで私はお母さんと『やめて。ケンジを困らせないで』というあくまで仲裁者としてのポジションに徹したいと。それでご飯が終わって二人きりになったとき、私はアツシに言うと。『気にしないでね。お母さんああいう人だから。私はケンジのことが好きだし、ケンジが幸せならそれが私の幸せだから』」
「(ケンジの声で)『由起江は、どうなの?』」
「『え?』」
「『由紀江は、結婚したいの?』」
「『……そんなの当たり前じゃない。だってケンジのこと好きなんだもん。ずっと一緒にいたいに決まってるじゃない』」
「『そっか……じゃあ、そろそろ真剣に考えないとな』」
「『……何を?』」
「『何をって、俺たちの将来に決まってるだろ』」
「『ケ、ケンジ――!』」
「『――あとさ、お母さんにあんなきついこと言っちゃダメだよ。由紀江のことすごく心配してくれてる、いいお母さんだよ』」
「『うん。そうだよね。あとでちゃんと謝っとく』」
「(元に戻って)こんな感じばい」
「……あんたいつから脚本家になったと?あんたの仕事ダイハツの受付やろ?」
「受付嬢も、ときに脚本家としての顔を持つ必要があるたい! それくらい現代社会の婚活は複雑化しとると!」
「そんなもんたいねぇ。……でもね、由紀江」
「何ね?」
「あんたつらかったら、無理に結婚することなかとよ。別に結婚せんでも死ぬわけじゃないっちゃけん。こっちに戻ってきて二人で暮らしてもいいとよ」
「……お母さん(涙ぐむ由紀江)」
(後日、しゃぶしゃぶ五元豚店にて)
「ちょ、ちょっとお母さん……」
「あんたは黙っとき!(胸ぐらをつかんで)いいねケンジ!この娘は私が女で一つで育てた可愛い娘やけんね!その娘をこんな年になるまで、もてあそんどいてちゃんと責任取る気あるっちゃろうね? あんた、九州女ナメとったらしょうちせんばい! 今すぐ由紀江を幸せにするとこの黒豚に誓わんね!そうせんと、明日の今頃はあんたがこの黒豚みたい熱湯の中でしゃぶしゃぶさせられる運命やけんね!!!」
となれば結婚まであと僅かでしょう。
■まとめ
「身代わり理論」
結婚を迫ると男が離れていく可能性があるが、待っていても男は結婚を考えない。
そこで母親や友人など第三者を利用し、「あなた、彼女のことどう思ってるの?
責任取る気あるの」とキレさせ、その間に「仲裁者」という形で入ることで自分の価値を上げ、かつ、男に対して結婚のことを意識させることができる。もし男に結婚の意志が無かった場合も、すぐに切り捨てるのではなく次の男を探しながら「仮氏化」するのがポイント。
「結婚か否か」で結論を求めてしまうと、男も「彼女の幸せを考えると、ここは別れた方がいいんだな」と自分に言い聞かせてしまおう。
「結婚」を求めすぎるあまり、多くの女は感情的になってしまい早く結論を求めようとするのだが、
それは、男における玉砕覚悟の「告白」のようなもので、実は、「楽」な選択。
しかし、本当の恋愛巧者は、「どっちつかずの苦しい状態」に耐えながら、まるで将棋のように、時に攻め、時に守りながら、粘り強く相手を詰めていくのである。
それではまた来週の土曜日、教会の中で会おう♡www
ズバリ、大切な人(将来の伴侶)を早く見つけて逃亡を図るのですꉂꉂ(*ノ∀`)ノ"
逃亡資金なら提供するぜ?ww
アールグレイさんて物事を冷静に見てる人だよね?
ꉂ(*ノ∀`)なんとなくですけどw
旦那さんのためにご飯作ってあげてくださいねww
面倒くさい男と、そうでない男はハッキリしてますからねw
サチさんなら1秒で分かるはずだよ(。-∀-)
楽しんでもらえるよう、ほぼ演出ですけどねw
ひとみさんの使命は、子供をいかに育てあげるか
にかかってきますw
将来、親思いのイイ子に育って欲しいです(^^)v
由紀江の次の男だとしたら、なんか由紀江って強かですね。
母親には恋愛関係の話はなかなか話せないし、頼れる友達はいないし、大切な人ができても身代わり理論を実践できないかもです(;_:)
脚本家としての顔を持つ必要.......ほんとに複雑な世の中になってしまったんだなあ、
という深刻さが伝わってきましたwww
今の男性はぁ。。。。
どうしたら結婚してくれるかって男性が考えるもんだと思ってたわ。。
ケンジは結婚を意識してくれましたね。
この身代わり、他にも日常でも使えることがありますか?
私は策士の才能には乏しいですが、有効なシチュエーションがあったら取り入れてみたいです。