once upon a time
- カテゴリ：日記
- 2024/06/03 00:58:56
野菜を手に取り
確かに高いですね
などと言いながら、お買い物。
日曜日という事もあり、若いご夫婦にお子さんを連れてのお客さんが多かった気がします。
思い出すなぁ、幼いキアヌくんを連れて、カミさんとスーパーに行ったっけ。
私の一番幸せだった時代。
ね、今日何食べたい？と妻ではなく私が聞く。
あの頃は感じなかった幸せが、私にも確かにあったんだ。
現在は、大学生の男子が買い物についてくる事も無く、スキンヘッドのおっさんがかご一杯の食糧を買いあさる。
山の様になっているかごに、最後に私の好物のどら焼きを乗せてレジへ。
幸せそうな家族を横目に、おっさんがレジへ向かい、スマホで清算。
カートを返し、かごを片手で持ってエスカレーターで下ります。
その時事件は起こります。
一番上に乗せた、私の大事などら焼きが、エスカレーターに乗る直前に落下。
私本体はすでにオンザ・エスカレーター。
ああ・・・遠ざかる愛しいどら焼き。
慌てて隣に設置されている階段を駆け上がり、どら焼き救出に向かいます。
すると、次エスカレーターに乗ろうとしているお客さんが、私のどら焼きを手にし、その頭上にはハテナマークが複数点滅しておりました。
私の～！私のどら焼きです！大好きなんです！
笑いをコラえて手渡してくれたどら焼き。
家に帰り、どら焼きはまずは仏壇に挙げて、どら焼きの次に愛おしい（コラ！）ひまわりさんとばぁちゃんへ。
数分後に待ちきれず、仏壇のおりんをけたたましく鳴らして、ようやくどら焼きは私の手に。
それを見ていた息子。
父さん、それ、ゴングじゃないんだから。
むかしむかし、幸せな家族がありました。
しかし、今もそれなりに幸せなようです。
大量に買い込みまして、丁寧にお供えします～～。日持ちしますしね～（笑）
もう、猫さんワールドに、引き込まれますわ
小説ねぇ・・・(笑)
また書いてみたい気もしますが、原案は出るものの書く勇気と気力がございません。
ホント！どら焼きが無事で良かった！
どら焼きさえあれば、私などどうなってもよろしい。
食べれば元気が出る、仙豆の様なものですから(笑)
あの、お供え物ってですね、召し上がるのは地獄の獄卒や裁判を司る閻魔大王をはじめとする十王の皆様や、天国の神々の皆さんだそうですよ。
それによってこの亡者は現生の人に供養してもらっている、尊い人物だったとあちらでの評価が上がるそうです。
ちなみに、あの世でのお供え物の人気が高いのは、じゃがりことコアラのマーチだそうです。
閻魔大王の第一補佐官、鬼灯様が仰ってましたので、確かです！
このゴングは、数分でお供え物を下したという反則行為のための試合終了のゴングかな？
私の人生は、見えない幸せを見る感性を鍛えるために生きている、そんな気がします。
そか、幸せの形って変わるのか、変わっていいのか。
また姐さんに教えられた、とです。
相変わらず、小説のように面白い描写。最高です。
キアヌくんも、もう大学生なんですね。時代は流れてるな～～。
どら焼きも、猫さんも無事でよかった！！
猫さんがケガしたら大変だもの。
守ってくれてますよ。ひまわりさんも、おばあちゃんも。
私なんか、初物のスイカ、拝んで５秒でさげました（笑）
「早いよ！」って、ご先祖様に、叱られそうです。トホホ。
幸せは見えなくても触れなくても消えはしない。
新しい幸せは同じ形ではなくなっていくしね。
どら焼き踏まれなくて良かった良かった＾＾