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35年前の6月4日

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もらったステキコーデ♪:20

35年前、天安門に集まった学生たちが 戦車と銃弾に蹂躙された6月4日

 
 大人の事情に翻弄され、
幾度となく繰り返された警告に応じず
 大義?願望?に目がくらんで現実を見極められなかった若者達の妄執の果てと言えなくもないのだが、
それでも、人民英雄記念碑にいくつも刻まれた弾痕を見た時、自分達が信じる理想を背に銃弾に倒れた若者たちの気持ちを思うと 涙を禁じえなかった。

(もちろん そこに立ち止まっただけでも 人民軍兵士に引っ張られる恐れがあったから 私の思いを表に出しはしなかったが。)

 ただ 最近、ネットで画像と地図を確認したら、天安門広場もすっかりと様変わりしているようだ。

記念碑の外見も変わっているようだった。

 なので、私自身「35周年 厳戒態勢」という表題を見るまで すっかりと忘れていたように、そして あの悲劇を「周年」という言葉で表すなんてとも思ったが・・

一般の市民感情としたら あれは すでに過去のこと、どころか知らない世代の方が多いのだろうなと思う。


そもそも 当時の若者たちだって 50代60代だ。
 若者の死に慟哭した「人民の理想」の恩恵を受けていた
当時の大人世代はすでに鬼籍にはいっている
 あるいは 認知症世代だ。


 中国では 今は認知症の人が激増しているらしい。

 大正・昭和生まれで 厳しい食糧事情を生き抜いた日本のご老人たちが 高度経済成長時代に次々と「ボケ」で社会問題化したように、
いまや、中国の毛沢東大躍進時代の人達が 次々と認知症を発症している。

その両国の様相を見ると、認知症というのは、実は 若年時代の栄養摂取の状態(飢餓)も反映しているのではないかと 思う。
 昭和の時代の日本の「ボケた人・ぼけなかった人」の成育歴を見比べた時にも思ったが、今の中国の事例を見ても、そう思う

 飢餓といいうのは、命が脅かされる状態が慢性的に続くことであり、同時に 自分にはあらがいようもなく、でも金持ち特権階級だけはまぬがれることができるという不公平感が非常に強い状態である。それが 生涯にわたるダメージを脳に与え続けるのかもしれない、ホルモンなどの分泌関係も影響して

 (だから ある種の慢性的ストレス過多に置かれた 一見恵まれた環境のご婦人がたやリーマンの老後にも 質の悪いボケが生じるのと 共通するともいえる)


・それはともかく、
 私にとって 天安門事件が過去のものになってしまっている理由の一つは、
当時の関係者 「その時 自分の人生をかけた当時の若者たち」の大半が すでに国外脱出しているか、
あるいは転向して その後の中国経済の驀進の波にのっかって 金や権力の亡者になり果てていることを知っているからだ。

・結局 今 「天安門 xx年」というのは
 それをネタに耳目を集めて 金を稼ぎたいか
 政治的扇動のネタにしたい人だけではなかろうかと
 思ってしまう。

それでも 「6月4日」と言われれば、そっと 心の中で 当時の若者たちに手をあわせるが。

(あの事件そのものが 当時の中国の政治家たちの権力争いの道具に若者たちの存在が使われたにすぎないし

 あの事件の後 中国では 国民全体への義務教育の徹底がすすんで 教育の手がおよぼない極貧層に対しては 弾圧もしくは経済的利益という誘惑で釣ってうまく懐柔し、
見事に国民全体への洗脳をいきわたらせたし、

さらに 簡体字の改良を繰り返すことにより
中国人民が 過去の思想・歴史・国外に住む中国同胞からの文を読むことができないように 徹底した焚書坑儒をなしとげているもの、

もはや 中国国内で 政府に逆らう人民など発生しようもない状態だ。)

 ネットを使った、人民の監視と一斉大量情宣による統制が徹底している今の中国

・10年後 6月4日は ますます希薄な存在となっているだろうなと思う

・ある意味 35年前の6月4日に 中国共産党革命は完全に終わったと言える。
 あるいは、共産党の幻影(理想)が有無消散した記念日として6月4日を記憶したほうが良いのかもしれない

 「革命」というのは、理想を追求して現実改革を続けることであるのだから。
 なので 時機を見て「革命」をきちんと終わらせないと
 際限無き粛清とテロによる崩壊に突入するわけだ。
  北朝鮮やミャンマー(ビルマ)他のように
 その結果 ソ連のように、共産党脱却してロシアになりまーす! みたいなことにもなる(あそこは今やギャングが支配する国)

 まあ 正味の中国共産党の理念をまい進しているのが 今の国家主席と言えなくもないのだが・・つまり徹底した中国唯一主義のリアリストであった毛沢東であり 今の国家主席さん

本来 共産党思想というのは 徹底した利己主義自己中心思想だから
各国ごとに「共産党の理念」とやらが乖離していて
互いにいがみあってきたわけだ。
 フランスも 中国も ソビエトも。


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2024/06/07 02:08
「ストレスで廊下が速く進んでいる兆候が染色体に見られる」(アメリカ ナショジオ)
  https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/052101928/?P=2 より \(◎o◎)/!



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