Nicotto Town



小話(6月②):花見中のカッパさん♫

☆おしゃべり・にこ山☆               カッパもアジサイの花を見に川べりへ♫

もらったステキコーデ♪:19

お庭の妖精さんと出会った少女は、6月の花アジサイを見に

川辺の散歩に出かけました。

「せせらぎと彩り豊かなアジサイ いいわあ」少女

「いかにも 初夏らしいさわやかな感じだね」ワンコ達

「私も そう思う!」

そこに現れたのは、頭に皿を 手にはキュウリを持ったカッパさん!

「初めまして! カッパさんも花見ですか?」少女

「そうなんよ。

 花は咲いているうちに楽しまなくちゃねー」カッパ

「確かにそうだけど なんか 実も蓋もない言葉に聞こえるなぁ」 ワンコ3

「ンまぁ! カッパには風情がないとでも?」カッパ

「いえ そんな、
 おい おまえ 詫びろ」
  ワンコ1が あわててカッパに謝罪しつつ
  ワンコ3の頭をしっぽではたきました。

「すみません。
 その・・・
  もしかして アジサイの花が散りやすいとか
  なんか ご事情があるのでしょうか・・」

 ワンコ3 は ペコペコ頭を下げて謝罪しつつも
  上目づかいで カッパさんにお伺いを立てました。

「うーん
  なんか 最近の天気って変じゃない?

 急に 激しい雨風が吹いたり
  梅雨というには雨脚がの強すぎる雨が続いたり

 だから 花が咲いたら すぐに見に行かないと
  なにがあって 見れなくなるかわからないっていう危機感というかなんというか・・」カッパ

「河童さんの世界にも 何か異変が?」ワンコ1

「うーん 異変という言えば異変
  なんか へんだなというか 
  毎年変わったことが良く起きる年が続くなというか」カッパ

「それは 私も感じてます」少女

「それでも 花は 時機が来たら咲く。
  それを愛でるのが 人生の楽しみね」カッパ

「同感です」少女

「とまあ 意見があったところで、
  よかったら 私たちの世界に遊びに来ませんか?」

というわけで、、

(次話に続く)
  




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