Nicotto Town



重賞展望


既にいろんなとこで取り上げられてるけど昨日東京の新馬戦を勝ったクロワデュノール。馬場も展開も違う過去のレースとの比較は参考程度にしかならんけど勝ち時計・ラップとも2歳の6月としては破格の内容なのは間違いない。2着馬も強いと思うけど相手が悪かったとしか言いようがない。今週の重賞はマーメイドSだけ。

【マーメイドS】例年は阪神内2000やけど今年は京都内2000での開催。秋華賞や京都2歳Sなんかはマイラーも出走してくることやそもそも体力の備わってへん馬たちにとってタフな条件やから上がりが掛かって差しが決まることも多いけど、基本的には中盤やや緩んでの残り4F辺りからのロンスパ戦になりやすいコースで高速馬場や前半スローで流れると立ち回りが求められて時計の掛かる馬場や前半から速い流れになると外差しも決まるようなイメージ。今の京都は内を中心にやや荒れてきてて差しも届くことが多くなってきたけどまだ内も使えるし今週からはDコース替わり。後方から外ブン回しは厳しそう。あとは展開。前走同コースで56.8-61.0という異常なハイペースで逃げ切ったアリスヴェリテが出て来るならスローは考えにくい。大事なのは後続がどれだけついて行くか。ある程度ついて行って縦長なら差しも決まりやすいやろうけど離れて実質スローの団子なら内前での立ち回りが重要かなと。

ミッキーゴージャスは前走はGⅠとしては低調なメンバーやったとはいえ流石に敷居が高すぎた。2走前の愛知杯はハイペースでも内前有利な高速馬場を後方から外を回って早めに押し上げる強気の競馬で勝ち切ったのは評価して良いし小回り向きの機動力もあって舞台適性にも問題はない。問題は勝った時は54キロまでしか背負ったことがない馬が今回56.5キロを背負わされることと3連勝時に乗ってた川田騎手が別の馬に乗ることかな。その川田騎手が乗るエーデルブルーメが現時点で1番人気想定か。福永厩舎との縁絡みなのかシンプルに能力評価なのか気になるとこやね。前走の勝ち方は鮮やかやったけどここ2走このクラスでの物差し馬みたいになってるシェイクユアハートと互角。重賞でいきなり人気するほどかとなるとどうかなって気もするけどね。コスタボニータは初重賞制覇の前走福島牝馬Sは多くの馬が落馬の影響を受けたことや展開にも恵まれた面が大きかったし、それ以前の重賞好走も馬場や展開に恵まれた印象が強い。好位で立ち回れるから度々恵まれるってのはあるけど、重賞制覇直後で斤量56キロも初。能力や適性云々以前にギャンブル的には重視したいタイミングではないかな。あとはどれが人気するかも読めへんから適当に。キミノナハマリアは前走福島牝馬Sは落馬の影響をまともに受けて競馬にならへんかった。スパッとは斬れへんから下りで加速をつけられてロンスパになりやすい京都は合ってそうやし、あとは全体でしっかり流れてくれれば。セントカメリアは後方からの競馬になることが多いけどスタートが遅いというよりは気性的な難しさでテンから出して行けへんような感じ。対ミッキーゴージャスは2度とも完敗に見えるけど愛知杯は狭い所に自分から突っ込んでの自滅に近いし修学院Sは遅くはない流れを向正面で一気に押し上げるきつい競馬やったことを考えればそこまで力の差はない。前走は骨っぽい相手に直線だけの競馬で3着まで追い上げたし、3走前は先述したシェイクユアハートに完勝。今回斤量53キロなら狙う価値は充分あるはず。あとはこの相手なら充分能力上位のラヴェルとピンハイ、内枠を引いて立ち回りの上手さを活かせればタガノパッションあたりを。





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