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ゲーテを読書中!

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe、1749年8月28日 - 1832年3月22日)は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、博学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪。


昔、好きな詩があったんだけど、詩集を持ってたのだけれども度重なる引っ越しで紛失してしまい、作者とタイトルが分からす、誰の作品が探してたんだけど、数年前にニコタのフレのアザミさんに作者とタイトルを教えて貰って、それが、ゲーテの『シラーの頭蓋骨をながめて』だよって教えもらった。

雄々しい詩で凄くいいよ!

『シラーの頭蓋骨をながめて』
↓のホームページの中程に記載されてます。
https://ameblo.jp/0731skmm/entry-12609734666.html          
ー上記URLより抜粋ー


シラーの頭蓋骨をながめて

沈痛な納骨堂の中に立って私は

頭蓋骨が所せまく並んでいるのをながめ、

星霜ふりし昔のことを思い出した。

かつては憎み合った人々もひしひしと並び

生前互いに命がけで争った硬い骨も

おとなしくここに互いちがいに並んで憩うている。

はずれた肩胛骨よ!それば何人のものであったか、

もはや問う人もない。みごとたくましい五体は

手も足も命のつぎ目からばらばらに離れている。

疲れたおん身は地下に横たわっていたのも空しく、

墓の中に安息を許されず、追われて

再び白日の世界に上って来た。

かつていかほど気高い中身をもっていたにせよ、

しゃれこうべを愛するものはいない。

だが事情に通じた私はそこに書かれた文字を読んだ。

その神聖な意味はだれにでも開かれるわけではない。

硬ばった骨の群れのさ中に

並びなくみごとな形を認めた時、

じめじめと冷たく狭い部屋の中で

私はのびのびとあたたかさを感じ、さわやかさを覚えた、

あたかも生命の泉が死からわき出るかのように。

その形はいかに神秘に満ちて私を魅了したことだろう。

神の手をしのばせる跡がまざまざと残っていた。

それをひと目見ると、私はかの大海原に選び出された。

潮みちては、気高き姿を打ちあげるかの大海原へ。

神託を与える神秘の器よ!

おん身を手に取上げる値打が私にあろうか。

至高の宝なるおん身をかびの中よりつつましく取去り、

自由な大気と瞑想を求め、

日光のもとに恭しく出る時のありがたさよ!

神性の顕現に接するより以上のものを

人間は人生において獲得し得ようか。

あの神性は、硬いものを溶かして精神に変え、

精神のつくったものをしっかりと保存するのだから。

 
これに感動してゲーテが好きになり

『ファウスト』上巻 池内 紀 訳 
を読んだのだけれど 下巻の最初の方まで読んで怖くなって中断。その本は煙草代に困ってBOOKOFFに売却。(また買います。)
この 訳者 池内 紀という方良く知らないのだけれども、図書館で
『ゲーテさん こんばんは』池内 紀 著
を借りて読書中。今、仕事が立て込んでてなかなか読書出来ない。

読み終えたら(いつの日になるだろう?謎)読書感想を載せます。


ゲーテのwiki見ると、煙草は空気を汚す罪悪だとかなんとか書いてある。
ゲーテさん 御免なさい。電子煙草に変えます。

以上





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