Nicotto Town



登山靴

昨日、大山に登った。

ヤビツ峠からの一番短いルートである。
この頃、離婚だの家の修理だの、父の入院だの、息子の引っ越し先選定だので気持ちの余裕が全くなかった。
思えば4月の初めにこれはもう離婚だろ、となった時、長男が一緒に行ってくれて以来全然行っていない。
知り合いがストックをくれたのに、それも全然使ってないじゃないか。

だけどもちろん、引っ越しの準備もしないといけないので、短時間でとりあえず歩いた気になるところに行くことにしたのだ。

実は前回、長年はいていたトレッキングシューズがだめになってしまったので、実家の母からのおさがりシューズを履いて出た。
ものすごく安かったなんちゃってトレッキングシューズでない、ちゃんと足首まで保護してくれる奴だ。
足裏はちょっと固めだけれど、これがお高いシューズってやつなんだろうか。

と結構快適に頂上まで登り、帰りは大山のメインルートを降りることにして数分。
左足が変な滑り方をした。
見ると、足底に何かが引っ掛かっている。
…足底だった。

裏を見ると、底は丁寧にかがってあるので、なんとか家まで持ちそうだ。
だが、片方だけランニングシューズでも履いてきてしまったような感じになっている。
底が薄くて、高さが1センチくらい違うし。

そこから30分はそのまま歩いたが、だんだん両側の足の裏の感じが違いすぎるのにイライラしてきた。
ヒルが怖いけれどちょっと休憩にして、右足を抜き、この底も取れたらいい感じになるのでは? とちょっと引っ張ったら、簡単に取れてしまった…。

なるほど、古いものは劣化しているってこういうことなのか。

山にごみは捨てられないので、靴底は二つともちゃんとリュックに入れた。
靴底はなんとか家までもったが、岩の多い山なので、結構な足つぼマッサージになった。




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