Nicotto Town



重賞展望


来週も6月ではあるけど日程的には本格的に夏競馬がスタートして下半期突入。重賞は北九州記念とラジオNIKKEI賞の2つ。

【北九州記念】例年は8月の半ば~後半に行われるレースやけど今年は小倉と中京の開催自体が逆なため普段はCBC賞が行われてる週の開催。以前はAコース4週目やったけど開催日数が減ったこともあって近年はAコース2週目。22年は7月開催があって中2週空けてのBコース1週目とコロコロ変わってるし、今年は開催間隔が短めではあるけど完全に開幕週やから過去の傾向はあんまり当てにはならんかなと。下りスタートで上りが一切ない小倉1200で開幕週ともなると騎手の意識も前に行くからオーバーペースで前が崩れることもあるやろうけど馬場自体は内や前有利になる可能性が高い。基本は内前重視で。血統ではスピードや追走力が求められるはずやから普通にスピード型ノーザンダンサー系やスピード型ナスルーラ系が良さそう。

ジャスパークローネはスプリント路線では現役屈指の快速馬で特にテンの速さは相当。その反面勝ち鞍は全て逃げ切りで、逃げられへんかった時や執拗に絡まれた時は惨敗してるように気分良く行けるかどうかが重要。今回は同型馬も多いから斤量58.5キロで行き切れるかどうかがポイント。馬場は道悪でも勝ってるけど高速馬場がベターな印象。そのテンの速さで最大のライバルになりそうなのが前走葵Sを逃げて勝ったピューロマジック。外枠でハナに立つまでに脚を使わされるかと思ったけどスタートで1馬身近く出てたようにこれもかなりの快速馬。これも徹底タイプの逃げ馬やから逃げられへんかった時に脆い可能性はある。兼ね合いは注目。この葵Sは33.2-33.9とペースが上がりにくい京都1200としてはなかなかの速い流れで、これを前目から好走した上位3頭は高い基礎スピード面を持ってそうで小倉のハイペースでもやれそう。ペアポルックスは先行馬ではあるけど逃げてへん分融通は利くタイプで3走前のかささぎ賞も荒れ馬場やったことを考えれば時計もラップも優秀で直線再加速の流れで余力もあった。ナナオは未知やった時計勝負にも対応可能な所を見せたし、馬群を割れるメンタルの強さも魅力。時期的に雨の可能性もあるしね。エイシンスポッターは末脚は強烈やけど後方一辺倒で開幕週の馬場でどうかなというのと、速い流れよりミドルの方が良さが出てるのもこのコースでは不安。平坦自体は良いと思うけど。あとは春雷Sで枠が外目やったヨシノイースター、カンチェンジュンガあたりを挙げときます。





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