家族も憂うところがあるのか、土葬は頼んだとされてしまい、お伝えすると想いの吐露を口にされました。

年月的にお年の可能性があった事を思うと、それが理由じゃないかとなりましたが、もっとしてやれることがあったのではと想ってしまいます。

せめて安らかな眠りをと祈り、家族にもどうか憂いを懐き過ぎないで欲しいと願ってしまいます。

命はどんな生き物でも平等で不平等です。

等しく失われるものですが、思い入れが強ければ強いほど命は重くなります。

私も生きるのが苦痛でいつか失うその日を望んでいた過去がありますが、大切な人達が大切と想ってくれている以上。粗末にせずに、生きた意味を残せるようにしたいと思いました。

どうか生きるのがツライ、苦しい、失う日を望むと思う方が居ましたら、きっとそんなあなたにも生きて欲しいと願うものがいる事を信じてください。

いきものじゃなくても、あなたがいたから生まれたもの。そこにあるものが必ずあります。そのものに生きてやったぜ!って言えるように、時には休んで時には逃げて、時には助けを求めて。岩にしがみついても生き汚いと言われても、それがどうした!今生きている事が綺麗なんだよ!って威張ってやってください。

そんなあなたはきれいだと思います。