窮地を脱出するために(2)直立位置の研究 その1
- カテゴリ:Crawlian (クローリアン)
- 2009/10/28 08:54:54
窮地を脱出するために(2)
直立位置の研究 その1
直立位置の研究 その1
さて、コマの移動を捉える視点として、直立状態での立ち位置の移動という観点で捉えてみるというのが今回の研究の主眼です。
(図1)
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中央に直立しています。ここから右2(直転2)で、再び直立します。立ち位置は右に3つ移動しました。
同様に、上下左右3つ先に立ち位置を移動することができます。
このように直転しながら直立状態では向きを変えることによって、3つごとの格子状の位置に移動することができます。
幅1ブロックの直線通路で直角に曲がっている場合、必ず角でこの直立状態にならないと角が曲がれません。Stage 8 の外周を思い出してください。
(図2)
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直転ではなくて、寝たあと、1回臥転してから立つと、臥転した方向に1升、立ち位置をずらすことができます。
同様に2回転すると、立ち位置を2升ずらすことができます。
(図3)
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↑横倒しで2回転すれば、2つ先へ移動します。
これと先ほどの縦横3升先の移動を併用すると、次の図のような格子状の位置に移動することができることが分かります。
(図4)
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この格子状の位置には比較的簡単に立ち位置を移動できることが分かりました。
(1)立ち位置を移動したい向きとは直角方向に寝る。
(2)立ち位置を移動したい向きに、移動したいマス目分臥転する。
(3)目的地へ立つ
少し遠いところだと、縦方向、横方向、いくつずれたところへ行くか数え、それが3の倍数なら、直転だけで行け、片方が3の倍数で、片方がそうでない時には、臥転を入れることで行けます。
(例1)
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左上の目標地点に行きたいのです。数えると、上3左3です。
どちらも3の倍数ですので、直転だけで行けます。
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この場合、上移動を先に行なっても良いし、下移動を先に行なっても良いです。盤面が狭いと盤面上可能な方法を選択することになります。
(例2)
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目標地点は、左3、上2です。片方が3の倍数ですから、臥転を加えれば行けます。
3で割り切れない方(上)が行きたい目的方向となり、それとは直角の方向へマズ寝ます。右でも左でもいいのですが、目標が左なので左に寝てみます。
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そして、移動するマス目数臥転します。ここでは上2ですから、上へ2回臥転します。
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そうすると、左へ立てば目的地です。
文字数制限に引っ掛かったので、次のブログへ続きます。
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