Nicotto Town



重賞展望


2週続いた暑熱対策も終わって今週末からは通常開催。ただ例年ならここから小倉開催が始まるけど今年は中京。ここ数年コロコロ変わるからそろそろ固定してくれへんかな。重賞は関屋記念と小倉記念の2つ。

【関屋記念】過去5年の前後半3Fを比較するとレース前から逃げ馬不在でスロー濃厚やった36.2-24.1-33.0と3秒以上の後傾というマイル重賞とは思えへんドスローやったけどそれ以外の4年は前後半差0秒5前後のミドルペースで中盤2Fも23秒台と極端に緩まへん持続力レースといった感じ。直線の長いコースということで瞬発力のある差し追い込み馬有利と思われがちやけど実際には極端な外差し有利な馬場や展開にでもならへん限りは後方から外を回すと厳しい印象で、過去の好走馬も斬れるというよりはダラッとした長く良い脚を使うタイプが目立つ。血統ではストームキャットやダンチヒらスピード型ノーザンダンサーの血が目立つ。

ジュンブロッサムは勝ったレースは全て高速馬場で馬場が渋ると全レース着外とハッキリと高速馬場巧者で今の新潟の馬場自体は良さそう。ただ好時計で勝った前走は少頭数でロスのない立ち回りが出来てたし、馬場の違いはあるとはいえ翌週の米子Sと同じ勝ち時計。速い流れを積極的に追走した経験も乏しいし想定段階とはいえ流石に重賞で1番人気でも本命打ちたいかと言われるとどうなんかな。プレサージュリフトは以前は後方から決め手を活かす競馬をしてたけど近走は前付け出来るようになった反面爆発力は薄れたような感じ。2走前の千四は明らかに忙しかったし今は前走みたいにゆったりした流れの千八を好位から進めるのが合うんかなと。そういう意味では今回は前に行けるくらいの流れになってほしいところ。ディスペランツァは前走NHKマイルC7着は確かに直線なかなか進路が開かへん不利はあったけど最後の脚を見てもスムーズやったとして劇的に着順が上がったとは思えへん。そもそもこのレース、不利があったアスコリピチェーノが2着を確保して道中せこく立ち回った千四ベストのロジリオンが3着と、1,2着と3着以下に着差以上に大きな差があった印象。能力的に古馬相手に通用するかはわからんし、この馬自身勝った1勝CとアーリントンCはドスローとペースが上がっても強烈な末脚が引き出せる裏付けもないしね。パラレルヴィジョンは相手が強すぎた前走安田記念は当然の結果やとして、2走前のダービー卿CTはテンの3F35.5という中山マイルとは思えへんペースを好位から進めた結果で高い評価はしにくい。それでいて今回斤量58キロか、というのもある。適性としては悪くないとは思うけどルメールが別の馬に乗るってのも気になる。ディオはダービー卿CTは使い詰めの影響もあってか状態が今一つやったし、レースも特殊な展開の中で終始外を回す下手乗りで惨敗。ただリフレッシュされた前走米子Sは得意とはいえへん上がりの速い展開や前が残りやすい高速馬場を終始外を回しながら2着は強い内容で能力的には充分重賞でも通用するはず。半兄ソウルラッシュも使える上がりに限界のあるタイプでパワーや持続力を活かせるレースが得意やしこの馬もダラッとした流れになりやすい新潟でもやれそうなイメージ。穴っぽいところでは単騎で行けそうで血統からも高速新潟は悪くなさそうなトゥードジボン、滅茶苦茶掛かるから内枠前提やけど能力はここでも上位のサクラトゥジュール、あとは斬れる脚はないけど先行力があって長く脚を使えるラインベック、後方から行く馬やけど締まった流れになれば出番はありそうなメイショウシンタケの去年の3,5着馬を挙げときます。





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