Nicotto Town



重賞展望


今週の重賞はキーンランドCと新潟2歳Sの2つに加えてドゥレッツァが日本時間水曜夜にインターナショナルSに出走。

【キーンランドC】19年は3秒近いハイペース、22年はほぼ前後半イーブンとばらつきはあるけどそれ以外の3年は1秒ちょっとの前傾ラップ。開催終盤で馬場の内目が荒れてる年も多く、上がりが掛かって勝ち時計も1分9~10秒で外枠や差し馬の好走も目立つレースといった印象。ただ今年は例年にないくらい馬場が良くて時計も出てるし、まだ内も使える状況。日曜の牝馬限定2勝C知床特別で1.08.3やからね。そして登録メンバーを見るとこれといった逃げ馬不在で先行馬も手薄。前崩れのハイペースは考えにくく、今年は内や前有利と考えて良いかもしれんね。血統では低速決着で末脚が問われることが多いからか千二重賞としては主流サンデー系も割と走れる印象で他ではナスルーラやストームキャットあたりが目立つ。

ナムラクレアはコースや馬場を問わず安定して走れてるように総合力の高い馬。高いレベルで言うなら本質的には千四寄りのタイプやからゴリゴリの前傾スプリント戦よりは常識的なペースが合うし、使える脚も長くないから勝ち切れへんことも多くなってるような感じ。去年買ってるように今回の舞台も問題ないけど近走位置を取れへんようになってる感じもするから今の馬場で後ろからになるとどうかなってのはある。目標も先やろうから何が何でもって競馬もせんやろうしね。サトノレーヴは前走函館SSは完璧に立ち回ったとはいえ完勝と言って良い内容やったし前々走の春雷Sも着差以上に余裕のある勝ち方。スタートは速いわけではないけど二の足で前に行けるのも展開を考えると有利。ただ逃げた経験はないからね。シナモンスティックの出方次第では逃げることもありそうなだけに気になるところ。オオバンブルマイは今回初の千二参戦。千六よりは千四の方が良いとは思うけどこの距離の追走スピードでどうなるかは正直未知。人気薄ならともかくある程度人気になるならそれなりの裏付けは欲しいかなと。モリノドリームは全5勝を洋芝で挙げる洋芝巧者ではあるけどそこまで強い相手に勝ってきたわけではないからね。ハンデ戦ならともかく別定戦で通用するかどうか。洋芝実績と鞍上ルメールでそこそこ人気しそうやしね。エトヴプレは初の千二やった前走葵Sでは前に行けへんかったことや、桜花賞では内や前不利なレースを番手からかなり粘ったことを考えればむしろ千二より千四~千六ベストな感。53キロの斤量は有利やしこの距離なら高速馬場より少し時計の掛かる洋芝の方が良いとは思うけど千二でそこまで強い競馬をしたこともないからなぁ。。穴っぽいところではまずビッグシーザー。前走は1頭だけ周りより2キロ重い59キロを背負わされたことに加え苦手なスローからの決め手比べ。2走前はサトノレーヴには完敗に見えるけど相手が完璧に立ち回ったのに対してこっちは終始外目を回らされたことを考えれば想定されるほどの力の差はないはず。高速決着やスローで速い上がりを問われると厳しいだけに洋芝は悪くない。あとはエイシンスポッター。今の馬場を考えると後方から外を回らされるとどうかなってのはあるけど、内から馬群を捌く競馬は出来るタイプやしこの馬自身はハイペースよりも落ち着いた流れの方が良いからね。平坦巧者っぽさもあるし内目の枠を引けたら面白さはありそう。最後にダノンマッキンリー。初の千二やった前走はテンの3F33.3のハイペースを積極的に前に行って流石に厳しかった。ただ千二でもこなせるスピードは見せたしペース慣れも見込める。ワンペースな流れ自体は合うし人気を落とすなら抑えておいても。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.