Nicotto Town



重賞展望


【新潟2歳S】過去5年を振り返るとやや前傾ラップやった20年以外の4年はテンの3F36秒前後で中間の2Fは25秒前後と道中のペースは上がらず上がり3F34秒以下。唯一の例外やった20年も縦長で隊列で実質ややスローやったことを考えればスローからの3F瞬発力戦がデフォルトと考えて良さそう。そうなると前が残りそうなもんやけどまだ体力のない2歳馬が長い直線を逃げ先行で押し切るのは楽やないからかむしろ差し優勢。有名なデータとしては過去10年で馬券圏内30頭中29頭が前走上がり2位以内(唯一の例外は去年のショウナンマヌエラで前走上がり3位)。前走千四以下の距離延長組の成績はイマイチで好走はちらほらあるけどこのローテで勝ち切った馬は後のGⅠ馬。血統ではダイワメジャー産駒が特注やけど今年は不在。ダイワメジャー経由も含めてノーザンテースト、あとはダンチヒあたりが目立つ。

殆どの馬がキャリア1戦で能力の上限も適性もまだ定まってへんから予想のとっかかりがないってのが正直なところやけどね。コートアリシアンは東京1600の新馬s年5馬身差の圧勝はインパクト充分で当然上がりも最速。時計も遅くはないし良い馬やとは思うけど8頭立ての少頭数での大外枠で結構な出遅れで外回しと終始ストレスの少ない競馬が出来たのは間違いない。多頭数(といっても今回も登録11頭やけど)+相手強化で揉まれる競馬になってどうか未知な部分はあるかなと。シンフォーエバーは新潟1600の新馬戦でドスローの逃げ切り。上がり2位で時計は標準程度ってとこかな。逃げて勝ったことで逃げずに競馬が出来るかわからんし、血統的にはゴリゴリのダート血統。サンデーの血も入ってへんしレベルが上がっての上がり勝負で対応出来るか次第かな。スターウェーブは東京1400の新馬戦で上がり1位。ラスト3F11.3-11.3-11.2のながれを中団から差し切ったように末脚の持続力はなかなか。ただこれもサンデーの血を持たへん欧州の短距離血統といった感じ。新馬戦が稍重やっただけに上がりの速い競馬でどうかは疑問。距離延長も気になる。プロクレイアは新潟1600の新馬戦で中団から上がり1位。時計もまずまずといったところ。2歳戦から走れる仕上がり早の血統でもあるしここに向きそうな感じはする。トータルクラリティは京都内1600の新馬戦で上がり1位。ペースが遅すぎたから勝ち時計は遅いけどラスト1F10.9の加速ラップを差し切ったように脚力はなかなか。2着馬も好馬体の素質馬やと思うし馬自体は良いと思う。問題はペースが上がってどうかやけど、道中掛かってたしもうちょっと流れた方が競馬はしやすそう。それで末脚がどれだけ削がれるかはやってみなわからんけど。あとはこれもペースが上がってどうかはあるけど新馬戦はなかなかの末脚で最後流し気味の余裕もあったマジカルフェアリーを挙げときます。





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