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これからの強風注意報・暴風警報と休校規定の扱い

私は 転勤族の子供だったので 複数の府県の義務教育校に通ったが、どこでも

「朝7時または8時に 警報が出ていたら休校」だった。

 注意報に関しては、風以外の注意報で休校という所もあった。
 (暴風警報の経験はないので その扱いについては忘れた)

ところが、福岡市では、

台風10号の接近に伴う福岡市立の小中学校の対応については、昨日(28日)の時点で暴風域に入る確率が29日夕刻以後に高まるという見通しなどを踏まえ「8月29日は給食(昼食)終了後の一斉下校、8月30日はすべて臨時休校」とすることを、教育委員会として決定し、学校を通して保護者の皆様にお知らせしておりました。しかしながら、29日午前6時29分に暴風警報が発令されるなど、想定を超える状況の悪化が見込まれたことを受け、登校した児童生徒の安全を確保しつつ、速やかな下校の対応を行うことが適切と判断』

8月29日 福岡市に 暴風警報が発令されたのは6:29
福岡市の警報・注意報 - 日本気象協会 tenki.jp
https://tenki.jp/bousai/warn/9/43/4013000/

それに対して、福岡市教委が小牛学校に送ったメールは
「暴風警報が福岡市域に発令され、避難指示が早まる可能性も高くなったことから、給食を待たずに、安全を確保できた学校から速やかに下校とします。放課後児童クラブは開室しますが、安全確保のため保護者のお迎えをお願いします」

ある教員が そのメールの内容を知ったのは「午前7時45分過ぎ」

これは ある意味 従来の「強風注意報は休校の規定外」という穴をついたのものだったが、

あれだけ、早くから気象庁も メディアも 『台風10号は、警報や避難指示が出る前から避難開始を!』とよびかけていたのに
なにをやってんの?

上からの命令に従うだけの 自主的判断をしない学校長だけを任命してきた教育員委員会(の背後にいる議員集団・圧力団体)による支配体制の弊害がひどすぎる!!
 としかいいようがない

そもそも 車がひっくり返ったり、道路標識が折れ曲がるような突風のふく台風10号・暴風警報に対して 休校規定をきっちりと定めてなかったのが問題でしょうに!!

九州に上陸した時点で 福岡が暴風圏内にはいることは
すでに既定路線と言っても良かった状況なんだから
今の台風の規模に見合った 暴風警報に関する休校規定を明記しておけば、早朝の6:29の発令ならば 保護者が自主判断で 子供を家庭にとどめることができたでしょうに!

私が子供の頃は、台風が接近するたびに、テレビの気象ニュースとテロップを見るために 登校前に NHKの画面を前にやきもきしていたぞ!(一つには 休校を期待してだったけど)

それが 文字を覚えると同時に 警報などに注意をはらうようになったきっかけでもありました(爆)

小2だったかな 「なんで 大雨注意報で学校は休みになるのに風だと休みにならないの?」と親に尋ねて
「お店や工場 企業にとっては、現場が休みになると
 稼げなくなるから 風の時は 飛んでくるものに各自注意してね くらいがちょうどいいのだよ」と罰の悪そうな顔で説明してくれる親の顔を見て、「安全確保」とは「経済活動=収入源」とのバランスによって決まるものなのだと学びました。


しかし あれから半世紀、今の「暴風」(台風の風)は
昔と違って、半端ないので
「暴風警報」に関する規定がまだない都道府県は
早急に 改定して 
警報発令と同時に 速やかに 関係者一同が自主判断できるように 「休校・休業」規定を定める必要があると考えます

「計画運休」に文句言うより、
各自の判断基準を 今の時代に合わせて改定して
その運用基準・運用方法を 周知徹底することが大切と考えます。

台風上陸地点に近かった福岡県だけの 問題ではありません!

小学生「濡れながら登校したのに」台風接近なのに休校しなかった福岡市教委 一転「保護者は迎えに来て」批判殺到で謝罪(RKB毎日放送) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/df822a6a0d4df2c12d81c6e15d461efcc390f94e?page=1 8/30(金) 1:16配信 

の記事を書いた人達 配信している毎日放送は 

因果関係を端的に示す、警報発令時間すら記事にのせず
ただ 教師の判断が遅いとしか書かない
教育委員会の判断が問題と言わんばかりの記事を書くのは
間違っている!!

問題は 「暴風警報・強風注意報」に関する休校規定の不備にあったのだ!!

(学校の運用規則も知らずに 学校問題をとりあげるな!
  アホ)

ちなみに 福岡市では 強風注意報が
 8月27日16:43に発令され
  28日23:12も継続中

 そして29日6:29 暴風警報発令です

ちなみに 福岡市で 大雨・洪水警報が発令されたのが8月29日12:55なので

ある意味 「29日は給食を食べて下校」という28日の福岡市教委の決定は、従来の台風ならば妥当な判断だったのかもしれません。
 なにしろ 法律により 授業日数の確保が義務づけられていますから、休校すると 代替え登校日なり振替授業なりをしなければならないので、教委としたら できるだけ臨時休校は避けたいというのが本音なので。

(過去に1度だけ 臨時休校が多かった年の最後に 振替授業で 半休のはずの日に 午後からも授業があって クラスメートのブーイングの中、担任も嫌そうな顔で授業のあった日を経験したことがある。 その時に 授業日数の確約と義務教育の意味を 親から説明してもらって 「国民(子供)の勉学をここまで保障するのが義務教育か! すごい!!」と素朴に感心した小学生の私w

(で そこで「教育を受ける権利」に目覚めた私は 怠け者の教師と 制度バッシングしかしない新聞社ひいては団体に不信の目を向けるようになったのでありましたw 子供をだしにして お前達の権利ばっかり主張する偽善者めと)

・だから 一方的に 福岡教委を責める方向に読者誘導する毎日放送の記事は
誹謗・中傷に近い 悪質ニュースだと思う。

だから 教育委員会の人間 学校の管理職は 自主判断をしない 守りの人間ばっかりになるんだよ!!
 というか 自ら考える人間を、積極的に各種の嫌がらせによって追い出す「今の学校教育体制」になってしまったんだよ!!

 得票数を稼ぐために 学校・教員叩きによって覇権を伸ばした公明・自民 その他の皆さん!
 (イデオロギーバカの共産党はそれをやらなかったけど
  民社党議員も割とおとなしかった印象があるけど
  それが以外の党員議員は 全党議員がやってた・今もでしょ!!) 

参考:
福岡市の警報・注意報 - 日本気象協会 tenki.jp (8月25日~)
https://tenki.jp/bousai/warn/9/43/4013000/

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2024/08/30 18:56
台風10号は ニュータイプみたいですね

 はるか洋上に居る時から 日本本土に影響を及ぼし

 広範囲に 線状降水帯を発生させ

 その結果 日本に上陸してからは 急速にエネルギーが流出して勢力が弱まるという

それでも 本州に上陸するかしないかという頃からが
 集中豪雨を 東海・関東にまで及ぼしたという点で、影響力の強い台風であったことにまちがいない

台風10号が 九州から瀬戸内海に向か過程で 
 「気象庁が騒ぎすぎ」などという声があがったのは 無知すぎる人のたわごと

 そのような声が出たのは、メディアのいい加減なニュースのせい
  どこがいい加減かという点については すでに 過去頁でぶち上げたので省略

ちなみに
https://mainichi.jp/articles/20240830/k00/00m/040/108000c 毎日新聞 2024/8/30 13:42(最終更新 8/30 15:13)
の記事に添付されている 衛星画像の雲の様子を見た私の感想は

「どわ 台風の雲が デカく広がっとるやんけ
 雲が無いように見える部分では 風が吹いたり 空雷が鳴りまくってるのか?」・

「あんなでかい渦 初めて見たわ
 渦がデカくなると そりゃ 空白地帯の幅も広がるよな」

だったけど。

もともと 台風というのは 目の直下にならずとも むしろ離れている時の方が
 大型台風ほど 降ったりやんだり 風が急に強まったりと 空模様の変化が激しいのは 経験知として
あるからね。

これまで さほど 台風に注意を払わなくても生きてこれた人のたわごとには困ったもんだ

というわけで 毎日新聞さんが 「庶民の誤った感想」を拾い上げて 正確な情報を流そうと努力したことを 評価したい。

ただ 誤った感想から流言飛語に及んだ文言を まるっと記事に書く必要もなかった気がする
 だいたい 人は 記事を全文読まずに センセーショナルな巷の噂だけ読んでバズる傾向があるから
  そんな風に 条件づけられてしまった人が多いのよ(メディアのせいでw)

だから 正確な情報を 記事のリードや見出し段階で 打ち出す報道をとってほしい
 「xxという噂は間違い」と断言する見出しをつけて欲しかったな~
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2024/08/30 12:35
学校から徒歩圏内に家族の誰かが常駐していて、子供を迎えに行けた時代とは違う

核家族で 夫婦ともに 電車・バス通勤が当たり前に時代
 子供を投稿させたら あらかじめ約束された下校時間まで 保護者不在の家庭が圧倒的多数

だからこそ 計画運休ならぬ 警報発令に備えた 計画休校も視野に入れなければならない時代になっている

そもそも 給食食べて下校なんて 親に取ったら 勤務先についたら 1時間程度の仕事で早退しないといけないのですよ!!

教員だって 公共機関使を使って通勤してたら、警報が出る見込み大の日の出勤は ハイリスクでしょうに
 子育て中の教師もいるだろうに

 環境教育の重要性が叫ばれている中 教師はマイカー通勤なんてナンセンス!と私は思っている
  スポーツ車に乗って通勤する教師も珍しくないご時世だけど

時代にあわせて 気象の変化に合わせて 警報・注意報に関する休校規定は 見直すべきです!!

保護者のお迎え前提で ギリをついた登校予定なんか組むな!



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