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思い出の絵本は?

じぶんがこどものころなら、『ぐりとぐら』。

大きなフライパンで作るスポンジがおいしそうで、いろんな動物がにおいにつられて出てくるのが楽しそうで、みんなで仲良く分けて食べるのがおいしそうで、動物の大きさによって食べるスポンジの大きさが違うのが、平等って人によって同じ量のことじゃないんだなと知った。
すごく好きで、大好きなピンクのクレヨンで飾りたくなって、だけどなぜか塗ってもきれいにならないのが不思議だった。

もう1冊大好きだったのは『ぞうくんのさんぽ』。
 ぞうくんのうえにかばくんがのって、そのうえにわにくんがのって、さいごにかめくんがのって、さんぽにいって、いけのなかにおっこちた。
その時の丸くなった目が大好きだった。
大きくなって、作と絵が同じ苗字だと気がついて、母に聞いたら兄弟で作ったらしいと知った。
仲の良いお兄ちゃんと弟だったのかな。
長じて子供ができたころ、『ぞうくんのあめふりさんぽ』他2冊が出た時、喜んで買った。
その時は作と絵が一緒の人で、兄弟のどちらかが亡くなっていたと知った。
だけどやはり大好きで、子供らも随分気に入っていた。

子育ての時に知ったのが、長信太の絵本。
ちょっと不条理だったり、色彩が普通の人と異なったりしていて、子供らに大人気の作者だ。
『どろにんげん』という絵本を古本屋で見つけて、これが大ヒットだった。
どろにんげんとタコが大きなサツマイモを火山で焼いて食べるというはなし。
おなか一杯になって、最後はごろごろ転がって帰るのだが、口に出して読むと子供の大好きな間があるのだ。

子供らが幼稚園に入る前は、毎日公園に通っていた。
大体10時から12時まで。
12時になったら帰りたいが、子供ってのはそんなにすんなり帰ってくれない。
だから必ず2冊絵本を持って行って、12時なったら「絵本を読むよ」と言って木の下の大きなベンチに座らせて、持ってきた2冊を読む。
読み終わったら、おうちに帰ろうね、となる。
いつの間にか10人以上の子供らがベンチとその前に並んで座って、その前で読むようになっていた。
「もう一度」と言われたら1回だけアンコールにこたえて、「また明日ほかの絵本を持ってくるね」と約束する。
「こどものとも0・1・2」を定期購読していたので、そういう言い回しが楽しい本と、お話部分が多い絵本を持って行って、小さい子は最初の本で飽きてしまったりするのだけれど、子供によってはすごく集中する子もいて面白かったな。

私の思い出だと、両親がクリスチャンでよく教会に行ったけれど、大人用の礼拝は面白くなくて、抜け出しては併設されていたちいさな幼稚園の絵本を読み漁っていた。
通っていた幼稚園にはキンダーブックのバックナンバーがぎっしり詰まっていて、「これを卒園までに全部読んでやろう」と決めていた。
時々先生に「お外でも遊ぼうね」と言われるほどの本好きだった。

#思い出の絵本は?

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2024/09/16 17:16
モモさん
外で元気よく遊ぶのが子供の仕事のように言われましたね。
今は外にも出られなくてかわいそうですが、私が子供だったら絵本を満喫するところです。
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2024/09/14 01:02
glycogen様
こんばんは。昔は外で元気よく遊びなさいとか言われる事がありました。
こんなに暑い夏になると、屋内の方が安全なので、本を読む事が絶対に良いと思う♡
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2024/09/12 16:53
わかばさん
サイトの話、特に初期は声に出して気持ちいいかを考えていました。
確かにその根幹は絵本にあったかもしれません。
今はまとまりない文章で恥ずかしい限りです。
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2024/09/10 22:40
こんばんは^^
グリコさんの端的で洒脱な文章は、読まれた絵本から培われたものだったのかと
合点しました!^^b
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2024/09/10 17:24
秋コアラさん
私のハンドルネームのグリコーゲンも、パソコン通信時代は「ぐり」で、これは実家の猫の名前を「ぐりとぐら」から取ったからでした。
インターネットになったら、ほかに「ぐり」と名乗る方がいらしたので、グリコーゲンにしたのです。
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2024/09/10 01:51
こんばんは。

『ぐりとぐら』は私も大好きな作品です。
この「お題」のブログ(日記)やコメントでも挙げている方は多いようですね。



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