男の子、女の子
- カテゴリ:日記
- 2024/09/09 23:40:31
夕べは自治会の役員会で、ちょっと面白い話が出ました。
来年3月の神社の春祭りに向けて、
獅子曳きの子ども3人を選ぶ時期になったのですが、
ある人が「女の子でもいいの?」と聞いたのです。
(その人、自分が子どもの時にやって、自分の子どももやった)
獅子曳きの幹事長は、
「決まりはないので、ダメとは言えませんが…(察してよね)」
みんな笑って終わったのですが、
場の雰囲気としては「いずれ、そういうこともあるかもね…」
今まではずっと男の子がやっていて、
過疎地ではないので男の子がいないわけでもないのですが、
想像すると、女の子でも特に違和感はありませんね。
やりたい子がいれば、やってもいいかなと思います。
で、その後、
「それなら、浦安の舞を男の子が…」と言った人がいて、みんな爆笑。
浦安の舞は神社の拝殿で女の子6人でやるのですが、
そこに美少年が混ざっても、違和感はない…かな? かな?
(神様が怒るかどうかは知りません)
よその神社だと、早乙女の田植え神事とかあって、
これは女の子じゃないとなーとも思ったり…
ちなみに、この場にいた自治会の役員は全員が男性。
(私の隣にいた公民館主事が唯一の女性)
こっちの方が、ちょっとどうなの? と思います。
何か理由のある神事なら、それ相応にという感じはしますね。
相撲の場合は、昔からおもに興行(見せ物)として行われてきたもので、
そういう相撲は神事でもなければ武道でもなかったと思います。
明治の文明開化の頃、前近代的なものと見られて廃れかけたのですが、
相撲好きの板垣退助などが後ろ盾になって最初の国技館を建設し、
天気に関係なく定期的に興行できるようになって、今日の基礎ができました。
その時に「国技」なんて大それたことを言い始めたのが間違いのもとで、
「土俵には神が宿る」とか言い始めたのはその後だと思います(知らんけど)
ただ、厳密に女人禁制になっているのは大相撲の土俵だけではないでしょうか。
一方でアマチュア相撲は戦後、純粋にスポーツとして発展してきました。
日本青年会議所がやっている小学生の「わんぱく相撲」は、
昔から男女の区別なく、女子も男子に混じって参加していました。
しかし、都道府県大会で女子が優勝すると、
国技館の土俵で行われる全国大会には出場できないんです。
それで令和元年から男子とは別に女子の全国大会が始まったのですが、
男子は東京の国技館、女子はどこか地方のスポーツ施設でやるんです。
ちょっと何だかなと思います。
大相撲なんて、さっさとただの興行だと割り切ればいいと思いますが…
神事なので、神様が絡むと難しいことが多そうに思います。
獅子曳きと舞とで、男女の役割があるのなら、まだ平等なように思います。
こちらの山笠や鬼夜のお祭りでは、男性しか山車や大松明に触れないのです。
(というか私が男の子が好きそうなことに興味もつ事が多かったのか…)
ずるいなぁ、と思った事が多かったように思います(^^;
今のご時世、その壁は取り外した方がいいとは思うけれど「神事」と言うのがネックですね。
女性の身としては「穢れ」と言われるとちょっとムッとしますが(^^;
いつか、土俵に女性が上がれる日も来るのでしょうかね。
でも、神事なので、意味があれば、性別は限られるかもしれないですね。
でも、それこそやりたい人がやればいいので、政策として何%まで増やす…というのは、ちょっと違うんじゃないかなぁと思っています。
やりたい人がやれないのが問題であって、表面的なことだけ男女平等にしてどうするの?と。
神事も、やりたい子がやるのでいい気がしますね(^-^)
ただ、神事だけに、男でないとダメ!女でないとダメ!と決まっているものは、神様の怒りが怖い~。それでもやりたい!っていう子がいたら、すごいなぁと思いますが(^^;