Nicotto Town



重賞展望


3日間開催も終わって今週末は通常開催。重賞はオールカマーと神戸新聞杯の2つ。ちなみに中山は今週からCコース替わり。

【オールカマー】9,10頭立ての少頭数やった19,20年はかなりのスローやったけど21~23年は2秒前後のややスローで後半5F前後のロンスパ戦といった中山中距離戦らしい持続力戦。それなりにタフな流れではあるから差しも決まるけど、コース替わり週ということもあってか近年は特に内枠やインを立ち回った馬の好走が目立つ。血統ではロベルトやダンチヒ、ステイゴールドが目立つ。

レーベンスティールは東京1800と中山2200と全く違うコースで重賞を完勝してる一方で洋芝の香港ヴァーズ、荒れ馬場の新潟大賞典では見せ場なく惨敗。正直まだ掴み切れへん面はあるけど現状は高速馬場巧者で速い上がりを繰り出せる展開で結果が出てるんかなと。そういう意味では野芝オンリーの今の中山は悪くないと思う。ただセントライト記念は高速馬場のソールオリエンスに勝ったことにどれだけの価値があるかは疑問やしエプソムCも59キロを背負ってたとはいえ相手関係は楽やったのは間違いないからね。1番人気でも逆らえへんかと言われると期待値的にどうなんやろ。ステラヴェローチェは前走札幌記念は完全にスローの前有利な展開で殆どの馬が出し切れてへんから能力査定としては意味がない。元々はこれくらいの距離で走ってたし年齢なりのズブさも出て来てる感じはするから距離延長は問題ない。スパッと斬れるタイプではないからロンスパ戦も合うし皐月賞なんかは内から伸びて来たように内枠やコース適性もある。今回のメンバー構成なら好位にはつけられるのでは。能力や実績は最上位やし悪くないと思う。サリエラは体型的には長距離でもこなせそうやけど流石に春天みたいな淀みのない体力が問われる流れでは厳しかったんかな。実績のある距離に戻るのは良いとしてこの距離で前付けするのは恐らく難しい。加速に時間が掛かる馬やから短い直線だけで後ろから届くかどうかとなると前が崩れるような展開でもない限り厳しい。となると向正面で押し上げるかコーナーで加速するかやけど、長い直線コースしか使ったことない馬やからそもそもそういうレースはさせたことないんよね。出来るかどうかは正直何とも。馬群を割れへん一族やから内枠は割り引きってのも馬場傾向的にどうなんやろ。サヴォーナはまずはスタートが遅いのが問題。リカバリーする二の脚はあるけど序盤に速い馬に前に入られたら自分のポジションは取れへん。それが顕著に出たのが前走の函館記念。大型名で跳びも大きいから小回りのインを立ち回るのも厳しいやろうから今回外回りに替わるのは条件好転と考えて良いはず。この距離で前に行けるかは微妙ではあるけど今回そこまで前に行きそうな馬は揃ってへんし初角までの距離はあるからね。余程変な枠の並びにならへんかったら前には行けそう。あんまり高速決着やとどうかなって思ってたけど馬場も落ち着いてきたしこれならこなせるかなと。正直ここも魅力的な穴馬はあんまり見当たらんかなと。フェーングロッテンは去勢手術後2戦続けて馬体減とまだ安定せん感じやったし斤量も周りより重かった。ただ本来の行き脚が戻ってるならここは前に行けそうやし中山コースも問題ない。もう終わったと思われてるやろうし能力の元値を考えれば抑えておいても良いかな。あとはキラーアビリティやラーグルフはそれぞれ気性面や出遅れ、馬場や展開不向きで崩れるレースが目立つけど敗因はハッキリしてるし出し切れればやれる力はある。





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