Nicotto Town



アンダーグラウンドイベント東京を読んで

東京で行われているマイノリティ(少数派)なイベントの状況を取材した
『アンダーグラウンドイベント東京』を読んだ。
(発刊が2013年と若干古い)

最近、サブカルについて調べているんだけど、
この本でとても大事なことが分かった。

そもそも、この本のタイトルがあまりよくないんだけど、
というのも、この本ではアンダーグラウンドと言っているのに、
コミケやデザフェスを取り上げているのだ。

まあ確かに、コミケには
リア充→花火大会
お前ら→コミケ
って張り紙してあるけども。

話を戻すと、この本にはイベントに参加する人たちが考えるマイノリティなジャンルの分類が5つ載っていて、
1:フェティッシュ
物質崇拝、部分愛、SM、いわゆるフェチ。
2:アングラ(アンダーグラウンド)
フェティッシュの逆で性的嗜好がタナトス(死)の方向に向かう。流血や人体改造(タトゥ、ピアス)、サスペンション(人の体にフックをひっかけて吊るす)など。
3:セクシャルマイノリティ
LGBTQ関係。
4:オタク
アニメ、漫画愛好家。
5:サブカル
アニメ、漫画以外の愛好家。
とジャンル分けされている。

本は、主にこの5つのジャンルを総称してアングラって言っていると思うんだけど、
よく見ると、アングラって1つのジャンルの名称なんだよね。

自分もそういう認識(アングラはマイノリティ文化の総称)だったんだけど、
調べてみると、実はアングラって地面の下っていう意味から分かるように、
そもそも反社会的な運動や猟奇的な人間のコミュニティで結構やばいのよ。

たまに、日本でも猟奇的な事件あるけど、ひそかにアングラのコミュニティがかかわっていたりするから、気軽にアングラって言葉はあまり使わない方がいいんだよね。
例えば、アングラ志向の人にサブカルですねって言ったりするとトラブルになったりと面倒らしいんだ。

自分もこれからサブカルジャンルの事業をしようと思っているんだけど(若干アングラ趣味的なものもあるんだけど)、
なるべくアングラ系の人を見極めて(今は気軽にタトゥとかボディピアスする人いるからわかりにくいんだけどね)
トラブルに巻き込まれないように注意しないといけないと思った。

ただ、この本には、そういったトラブルはほとんどないって書いてあるんだけどね。








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