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うわさの怪談を読んで

"うわさの怪談"のを読み終えました。

気になったことや気がついたことを
いくつか書き出してみたいと思います。

まず、怪談というのは1話1話が短く、
個人的な主観に基づいて語られています。
そのため、真実があいまいで、
ときにはバカバカしいと思うかもしれません。

ところが、何話もの怪談を読んでいるうちに、
だんだんとなんだか薄気味悪く感じるようになりました。

つまり、怪談は1話だけではあまり効果がなく、
何話もの話を続けて聞くことによって
徐々に恐怖が増大するものだと考えられます。

本の裏表紙にも「じわり」と澱(おり)のように心にたまっていく恐怖
と書いてありました。
最初、その意味が良く分かりませんでしたが、読み終えてみると
なるほどと思うようになりました。

もし、怪談話を披露するときは数話を用意して、
徐々に怖さのLVをあげていくと効果的といえます。

さて、「うわさの怪談」で自分が少し面白いと思った話は
”蟬”という話です。

高層マンションに住むマナ(仮称)さんは、夜8時ころに帰宅しました。
エレベーターで十五階の自分の部屋まであがると、フロアの窓の外に
見なれないものが見えました。
よく見るとそれは男でした。
スーツを着た男が、窓の外にぺったりと貼りついていたのです。
手足をガラスにつけ腹ばいになって貼りつき、ネクタイがはっきり見えました。
「ひっ」とマナさんが声をあげると、男は上の階へと垂直に這って行きました。
慌てて自分の部屋へ駆け込み、姉にその話をすると、
「それ、蟬だよ。私も何回か高層階に人くらいの大きさで貼りついているのを見たけど、いつもじっと動かないから、”蟬”って名前つけた」
「下から見上げたことしかなかったからわからなかったけど、あれサラリーマンだったんだね・・・」

”蟬”と名付けた姉の方が怖いです。






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