インテル、ダウ平均から外れ エヌビディア入る
- カテゴリ:ニュース
- 2024/11/04 00:57:29
インテル、ダウ平均から25年ぶり除外…8日からエヌビディアと入れ替え
(読売オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/542f8beff5cd5bb5e0e14ec2a3c88f8f4f821096
インテルと言えば、コンピューターの黎明期からCPU(中央演算処理装置)製造の先
駆者で、半導体開発・製造世界最大手の巨大企業というイメージがあったので、同じ
大手半導体企業のクアルコムから買収を打診されたり、ダウ平均株価指数構成銘柄の
30社から外れるのは驚きましたし、インテルの聚落を感じます。
インテルと入れ替わりにダウ平均株価指数に採用されるエヌビディアも米国の大手半
導体企業で、コンピューターの画像処理半導体(GPU)開発最大手で、最近はGPUの
並列処理能力がAI向きと注目され、株価が上昇してる企業ですね。
少し前はビットコインなど仮想通貨のマイニング(採掘)用として、エヌビディアの
GPUが重宝され、パソコン用グラフィックボードが高騰しました。
エヌビディアの株価はAIブームで急上昇していて、時価総額(株価×発行済株式数)
は 3・5 兆ドルで、ドイツとイタリアの株式市場を合わせた時価総額約3・3兆ドル
を超えるそうです。一企業の時価総額が国の時価総額を超えるって凄いですね。
GPUよりAIの演算処理効率が高く、今後主流になりそうなAIに特化した半導体(NPU)
でエヌビディアのライバルが多いのが気になるところです。
AIブームでエヌビディアの株価は上がってますが、AIブームが一段落して業績の伸び
が市場予想に届かなくなると、時価総額が大きい分、株価が下がった時のダウ平均や
世界の株式市場への影響も大きそうですね。
先日も、オランダの最先端半導体の露光装置メーカーASMLの業績見通し引き下げ
で、世界中で半導体株中心に株価が急落しましたし。
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https://www.webull.co.jp/news-detail/11673697097802752
米半導体大手クアルコム インテルに買収を打診か (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588211000.html