『光る君へ 第43回』考察してモンスター観る!
- カテゴリ:テレビ
- 2024/11/11 21:06:24
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まだ土日疲れと録画の山が残っていますが、なんとか大河だけは追い付きました。
来週、いよいよ大雪予報も出て、自分の部屋も冬支度始めます。
では「光る君へ 第43回」の考察記録です。
- ・結局、目と耳が同時に悪くなる、病名は出たっけ?脳系だよなあ。漢方じゃダメだよな。
- ・数か月前から始まった、行成のスタンスが余計わからなくなった。前一条天皇肩入れと思っていたが、それたけではないようだし。おおむかしはBLかと思ったくらいだったのに。
- ・眼病、宋が続出。惠清は、松下洸平再登場!って伏線じゃないの??
- ・ラストの双樹丸送別会のおどりは、懐かしの「えびすくい」を見た気がしたあーーー。
- 先週はまだ日本シリーズをやってたのかあ。残雪が残ったまま、いよいよ来週は本格雪予報・・・。
- 予告編で、ついに「望月~」が出たっ!!!ということは来週が藤原家の頂点?ラスト数回は下り坂?それとも頂点のまま引っ張る?
- かな?
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上記を精読してから、BS観て、地上波観て、すぐに今回分は書きました!
御堂流の最高到達点は、今夜のラストシーンとしていいのでしょうか?
けど、今夜の「太閤」を見てると、それを応用して「院政」が出来ていったような気がしました。
三条天皇の目と耳の不調の原因は分かっていません。
当時の医学では、視力と聴力が著しく低下している表面的な事しか理解できなかったでしょうからね。
原因については幾つか説がある様ですが、私が個人的に有力では? と思っているのは脳腫瘍が原因という説です。
腫瘍が視神経や聴覚神経を浸潤して各機能を低下させたのではないか、というものです。
また、ドラマ内で「宋から取り寄せた」と飲んでいた丸薬は、おそらくですが金液丹で、万病に効果があるとされていたものですが、砒素や水銀を含んでいました。
三条天皇は譲位後、42歳で崩御します。
腫瘍云々は仮説にすぎないですが、砒素または水銀の中毒があったのは確かではないでしょうか。
ちなみに、三条天皇と激しく対立した道長ですが、譲位して太上天皇となった三条院に対して手厚く対応したそうです。政治的には対立したものの叔父・甥の関係ですので三条院個人に対しては何ら含むところはなかったのかもしれません。
藤原行成がこの時期に空いた太宰大弐に職を望んだのは史実です。理由はドラマで言っていた通り蓄財目的ですね。
行成の娘が道長の息子(明子所生ですが後に倫子の養子になってます)を婿に取ったので、諸々の支度にかなり費用がかかったらしく、それらを取り戻したかったらしいです。
ドラマでは色々とモヤモヤを抱え込んだ事も理由の様でしたが、実際は財産を作る為ですね。
それだけ大宰府の長官になると儲かったのでしょう。
結局藤原隆家が太宰権帥(だざいのごんのそち)に任じられ、行成は涙をのむことになりましたが、隆家が太宰権帥だったからこそ国難の「刀伊の入寇」を乗り切れたのだと思いますので、結果論ですがこの人事は正しかった、と言えますね。
行成は隆家の後任として太宰権帥に任じられます。
但し、この時は娘が病気になってしまったので九州に赴任することなく、権大納言に昇進するのと引き換えに太宰権帥を辞しています。
次回はついに望月の歌。どのように歌われるのか楽しみです。
ちなみに、道長の御堂流の隆盛は子の代になっても続きますので、次回で頂点その後下り坂とはなりません。