感想「死者は嘘をつかない」
- カテゴリ:日記
- 2024/11/14 11:26:24
「死者は嘘をつかない」
S・キング
ミステリーみたいなタイトルだが、ホラー。
死者が見える上に話ができる13歳の少年が主人公。
しかも死者は問われた事について、ウソがつけないという設定。
これは全ての死者がそうなのか、主人公の能力によるものなのかは不明確。
原題は「Later」(後から)
成長した主人公が過去を振り返る手記を書いているので、「後から」というタイトルになっている。
(最近、自分が読むキング作品はこういう形が多い)
「死人に口なし」
それをひっくり返す能力を持つ人がいたら?
しかも、その死者はウソがつけない。
利用しようとする人が出てくるのは時間の問題。
でも、それが期待していた答えとは限らない。
知らない方が良かった、ということも。
ところで、作中に出てきた「チュードの儀式」
キングの過去作「IT」で、主人公がITとの対決で使った儀式と同じだと思う。
話そのものより、この儀式に興味が湧いてしまった。
キング作品としては「平常運転」という感じでした。(褒めてます)
そういえば、キング、新しいモノ好きみたいなので、AIも「壁打ち」くらいには利用していてもおかしくないですね。
というところかしら?
ちなみにキングは、chatGPTとかAI大好きだそうです。
そのうち協働して執筆???
原題の直訳だったら、売り上げ伸びなかったでしょうね。
まだ最近の作品なので、映画化の話は、聴かないです。
でも正直、地味な話なので、映画的にウケるかな、という気はします。
映画にもなってるかしら?
最近本をよむのがめんどくさい(ぇ