Nicotto Town


黒猫の本棚。


本棚。193


「栗山ノート」
著作・栗山英樹さん   出版・光文社

野球には興味がありません。というか、スポーツ全般軽いストレッチすら苦手です。
古典にも興味がありません。先人たちの偉い言葉とかよく響かない。
それでも、野球や古典を通してどう感じるか?は楽しく読めました。
全体を通しての感想としては、本当に野球が好きなんだなということ。だからこそこうして本を書くまでになったのだろうということを感じました。
好きこそモノの上手なれ、ですね。合ってるか?
以下に心に残った言葉を記録しておきます。
感動した!とかじゃなくて、なんか心に残った、ってカンジ。

私の考える「泰然」とは、相手に我慢をさせないこと。
飛行機が2時間遅れたことに対し、「これも吉兆か」
飛行機が遅れるたび心を尖らせていたら、心の健康を害してしまう。
→雨の日不機嫌にならないのと同じかな?

後悔ではなく、次の機会に生かす。

話しをする立場になれば、言葉を少なくする。

心の田んぼを耕す。心の雑草を抜き、心に花を咲かせる。

欲はすべての進化と向上の源泉である。
欲を抑えつける必要など少しもない。
求めれば求めるほど愉快になり、楽しくなるのが本当の欲である。
しかも、人の喜びが自分の楽しみとなるものが最も尊い。
この尊い欲の炎をもっともっと燃やすことである。

自分なりの目標や夢を見つけたら、孤独となることを恐れずにいたい。

相手に使ってほしい言い回しを、まず自分で使うようにする。

私がためらいたくないのは、常識を疑うこと。

(自分の良さを)自分だけが知っていれば良いというスタンス。

上手くやろうとするな。

相手を信じないということは、自分の心を乱暴に扱うことと同じかもしれない。

自分の投稿が沢山のいいねを集めたら、なんだか少し誇らしげな気持ちになるかもしれない。
けれど、いいねを言われない仕事も、きっと誰かの役に立っている。

野球には答えがないという前提に立って、知識に寄りかからない。

自分の人生は与えられたもの。周囲の支えがあってこそ。

嫌うは嫌うほど、追いかけてくる。

人と人との関わり合いには答えがない。けれど、恐ることは何もない。

自分にだけは嘘をつくな。

言葉は空間に残る。

私はいつもあなたの人生を、本気で応援しています。





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