テニスの王子様 王子様魔法使いになる.
- カテゴリ:自作小説
- 2024/12/06 05:34:03
今回の主役は少しビーパルでワイルドな公務員の子の、僕(*^_^*)、リョーマくん!!
これが、しろたまごてんぐだけ、これが判れば、、君も魔法使いになれますよ、きっと・・・ネ?(あとで、このきのこの正体がわかります・・・・・・)↑
「魔法使い」の修行をしていた頃の、むかし話?です。
中学時代は友人達とテニスに明け暮れ、「美しい日々」を過ごしていたが、小学生の頃はボーイスカウトに入っていた。(正確にはカブスカウトというが。)
半袖で活動出来る頃になると、ボーイスカウトでキャンプや夜行会に夢中になっていた日々が、なつかしく思い出される。(小学生時代も、今考えると、やっぱり「美しい日々」だったようだ・・・)
夜行会は、1年に1回行われる夏恒例行事で、今は新潟市となっている角田山まで、往復40kmを、夜通し歩いた。
12時間くらい、ぶっ通して歩いた・・・・。
マラソンの距離です、もう大変、足が攣った。
キャンプも、いつもいい思い出ばかりでなく、蚊に全身刺されたり、蛭に吸い付かれて血がズボンにベットリついたり、冬のキャンプでは雪洞の中で寝たこともあり、深夜からはあまりに寒く、友人(男だよ、もちろん)と抱き合って眠った、ほとんど眠れなかったけど。
ボーイスカウトには4年から5年までの2年間入っていた。
このメンバーは子どもから大人までいて、訓練や鍛錬などという古臭い言葉が飛び交い、まるで軍隊のような野外活動の団体。(いろいろ厳しいところがあり、少し怖かった。)
僕の場合、友人の双子の兄弟の父親がボーイスカウトの隊長をしており、その関係でけっこう可愛がられてはいたが・・・・・。
双子の家には良く遊びに行き、今でも彼らとは兄弟付き合い、僕は彼らから見れば「ハリーポッター」のような存在だった。
普通の公務員の家に育った僕にとって、ボーイスカウト活動は魔法使いになるための訓練のようなもので、双子のボーイスカウト一家が僕には伝統ある魔法使い一家のように感じられたし、実際野外活動になると、彼らは自分とは別世界の人間に見えた。
自由に火が操れ、食事もその他のことも、普通の子どもには出来ないことが沢山出来、当時の僕から見ればまるで魔法使いのようだった双子たち。
木に縄を結び、縄を掴み、奇声を上げて空中を行き来する様は、まるでジャングルで生活するターザンのようだった。
学校でダサくやっている普段の生活など、そこにはまったく見当たらなかった。
このボーイスカウトの世界では、ぎこちなく家なしの孤児のような僕だったが、見よう見まねで自然にいろんなことを学び、5年の終わり頃には、いっぱしの魔法使いになっていた。
火を熾こしたり、自然の中から道具を作ったり、水も作ったりした。
無線も覚え、携帯のまだない頃に、無線を使って、双子と交信していた。
森の中にテントを張り、釣りをしたり、珍しい鳥を探して、鳴き声のまねもした。植物の名もけっこう、この頃覚えた。
毒草や毒キノコの名は特に良く覚えている。シロタマゴテング茸やドクツル茸などは猛毒で、一本食べるとあの世へどうぞのきのこ・・・、今でもしっかり覚えているよ。
猛毒を持つ、ドクツル茸、白い美味しそうなキノコが、実は危険なんだよ!!!
人間の生活の基本となる衣食住に関する、生きるための最低限の知恵を、僕はこの2年の間に、五感で学んだ。
そして、自然が大好きになった。(この頃の夢は、今も同じで、アンデス・アマゾンを目指す、探検家になることだった・・・)
「魔法使い」の修行をしていた頃の、むかし話?です。
「魔法使い」の修行をしていた頃の、むかし話?です。
中学時代は友人達とテニスに明け暮れ、「美しい日々」を過ごしていたが、小学生の頃はボーイスカウトに入っていた。(正確にはカブスカウトというが。)
半袖で活動出来る頃になると、ボーイスカウトでキャンプや夜行会に夢中になっていた日々が、なつかしく思い出される。(小学生時代も、今考えると、やっぱり「美しい日々」だったようだ・・・)
12時間くらい、ぶっ通して歩いた・・・・。
マラソンの距離です、もう大変、足が攣った。
キャンプも、いつもいい思い出ばかりでなく、蚊に全身刺されたり、蛭に吸い付かれて血がズボンにベットリついたり、冬のキャンプでは雪洞の中で寝たこともあり、深夜からはあまりに寒く、友人(男だよ、もちろん)と抱き合って眠った、ほとんど眠れなかったけど。
ボーイスカウトには4年から5年までの2年間入っていた。
このメンバーは子どもから大人までいて、訓練や鍛錬などという古臭い言葉が飛び交い、まるで軍隊のような野外活動の団体。(いろいろ厳しいところがあり、少し怖かった。)
僕の場合、友人の双子の兄弟の父親がボーイスカウトの隊長をしており、その関係でけっこう可愛がられてはいたが・・・・・。
双子の家には良く遊びに行き、今でも彼らとは兄弟付き合い、僕は彼らから見れば「ハリーポッター」のような存在だった。
普通の公務員の家に育った僕にとって、ボーイスカウト活動は魔法使いになるための訓練のようなもので、双子のボーイスカウト一家が僕には伝統ある魔法使い一家のように感じられたし、実際野外活動になると、彼らは自分とは別世界の人間に見えた。
自由に火が操れ、食事もその他のことも、普通の子どもには出来ないことが沢山出来、当時の僕から見ればまるで魔法使いのようだった双子たち。
木に縄を結び、縄を掴み、奇声を上げて空中を行き来する様は、まるでジャングルで生活するターザンのようだった。
学校でダサくやっている普段の生活など、そこにはまったく見当たらなかった。
このボーイスカウトの世界では、ぎこちなく家なしの孤児のような僕だったが、見よう見まねで自然にいろんなことを学び、5年の終わり頃には、いっぱしの魔法使いになっていた。
火を熾こしたり、自然の中から道具を作ったり、水も作ったりした。
無線も覚え、携帯のまだない頃に、無線を使って、双子と交信していた。
森の中にテントを張り、釣りをしたり、珍しい鳥を探して、鳴き声のまねもした。植物の名もけっこう、この頃覚えた。
猛毒を持つ、ドクツル茸、白い美味しそうなキノコが、実は危険なんだよ!!!
人間の生活の基本となる衣食住に関する、生きるための最低限の知恵を、僕はこの2年の間に、五感で学んだ。
そして、自然が大好きになった。(この頃の夢は、今も同じで、アンデス・アマゾンを目指す、探検家になることだった・・・)
「魔法使い」の修行をしていた頃の、むかし話?です。