MSCベリッシマ、その後
- カテゴリ:タウン
- 2024/12/11 04:22:56
モンキチョウを保護しました。
2024/12/11
保護した場所 | 大きさ | キラキラ |
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自然広場 | 6.78cm | 1 |
・当初 乗客4000人と報道されていたが、乗客4400人と増えている!
・コロナを日本に持ち込んだダイヤモンド・プリンセスの時同様に、今回もまた 日本人乗客は 船内で後回しにされているようだ!!
・(例えば 大阪なんばにある外資系ホテルセンタラ同様に、)MSCのホームページも外資系親会社の定めた仕様に縛られているのか、掲載内容が非常に分かりにくいと感じた。
しかも、MSCの場合、集客・ツアーの責任やトラブル発生時の対応をどこがするのかさっぱりわからない!
(ホテルセンタラの スイーツはおいしいですよ!
日本人従業員も丁寧で親しみやすい方が前に立っていますし
念のため書き添えておきますw
でも HPのイベント宣伝は やや誇大広告気味だと思う)
◇ ◇
「こんなの旅行じゃない」4400人が乗る巨大豪華客船・MSCベリッシマ 船体トラブルで出港できず那覇に停泊4日 旅行会社の対応は(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/2872990f20c58e917164735849cdee12c6ff1696
12/10(火) 11:03配信
那覇市を発着点に台湾などを周遊する予定だった巨大豪華客船「MSCベリッシマ」(約17万トン)が船体の技術的なトラブルで出港できなくなっていることが9日、分かった。
関係者によるとツアー参加者は約4400人で、うち別ツアーなどで台湾から乗船していた約2千人はクルーズ会社が手配した航空便で台湾に戻っているという。他の客は那覇港に停泊した船内に宿泊している。
船を運用するのはスイスに本社を置くMSCクルーズ。今回のツアーは6日に那覇港を出港し、石垣島、台湾、宮古島を巡り10日に那覇港へ戻る予定だった。
同社によると、ベリッシマは「技術的な調整が必要」な状況で出港できておらず、メンテナンス作業を続けている。本紙取材に、乗客には「丁寧に説明し補償プランも案内している」と回答。「洋上ホテルとして船内ではイベントやショー、パーティーなどを開催している」と説明した。
一方、乗客の一人は「説明が不十分だ」と不満を隠さない。名古屋市からツアーに参加した女性は「朝には石垣島に着いていると思っていたらまだ那覇港だった。船側が台湾の乗客の手続きに追われていて、船内のイベントは中止になっている。閉まっているお店もある」と話す。
3日目にツアーの全面中止の案内があったといい、「説明が不十分で訳が分からない。ずっと那覇港にいて、こんなの旅行じゃない」と憤った。
女性が利用した旅行会社は本紙に「旅行代金を返金する旨の手紙を客に届けている」と対応状況を説明した。
(社会部・大野亨恭、末吉未空)
◇ ◇
・クルーズ船を利用するときの注意点の一つは
クルーズ船の運航会社が主催しているツアーなのか
子会社(実態はただの旅行会社であることが多いが旅行会社としての要件(=責務)を満たしていない可能性もある)が乗客を募集しているのか
本社が直接乗客を募集しているのか
JTBをはじめとする(中には 名もなき弱小旅行会社もある)各社が 募集しているツアーなのかを
しっかりと確かめて参加する必要があるということだ。
(このあたり 私は数年にわたってパンフを集めたり
各社の説明会に参加したり クルーズ船を見学したり
クルーズ船が寄港するいくつかの港で聞き込みをして
情報を集め比較検討したうえで
何度か 各運航会社直轄のクルーズに参加したので知っている。
海が好きなので^^
後輩たちの中には 船舶関係に就労している子もいるしw)
・さもないと 運航中止や運行上のトラブルがあったときに
各自が所属しているツアー会社により、乗客それぞれへの対応が異なり、思わぬ不利益を被ることになる。
そのあたりも踏まえて、上記の沖縄タイムズも含めた各社・各記者はしっかりとした取材を行って、インタビューした乗客たちが利用しているツアー会社名も記事に明記してほしい。
さらに 取材に答えている船関係者の身分・所属が、
船長(航海の責任者)なのか、
機関長(航海中の船そのもの技術面の責任者)なのか
ベリッシマ系列のどの部門のどんな役職の人なのか(本社の責任者?円偉業部門? 日本の子会社の人?
ベリッシマに乗客を送り込んだ各旅行会社のツアー担当者・営業部門の人等々)を
明記して 意識して取材記事を書いてほしいと思う
さもないと 曖昧情報の誤報だらけになってしまいそうだ。
◇
コロナを日本に持ち込んだダイヤモンド・プリンセスに続き、ベリッシマの不祥事(そもそも 技術的メンテナンスが必要なんてあいまいなことしか言えないなんて 運航中の客船としては異常です!)
たてつづく これらの事故をよくよく考えて
沖縄県はもちろんのこと、大阪府もその他の地方自治体も、 クルーズ船の定期航路の開発には 今一度 慎重に再検討し、既存の定期航路の廃止も視野に入れていただきたいと切に願う!
利益見込みよりも 背負い込むリスクのほうが大きいのが
大型クルーズ船を受け入れる港湾のある自治体なのだから!
たまに 臨時契約で 入船をうけいれるのならいいけどね!!
・大型ふ頭ができるということは、
便利になるだけでなく
大型船が直接接岸して居座ることを許すことにも直結し
外部からの侵略、
外国資本や外国人により 食料・エネルギーなど生活必需品が強奪されたり
日本国内の海路=物流を阻害されたり
日本国やその地に住む日本人が必要とする物流を途絶えさせる外国資本・外国船を招き寄せることでもあるのだから
港湾管理においても、
船舶とその乗員を保護することを重視する従来の発想から
港湾が所属する自治体に住む人々の安全を守るためには
接岸を許さず 必要に応じて強制出航させる覚悟を持つ必要が重要であると
基本概念の転換を図る必要があるのだ!!
ゆえに 定期航路の開設においては
より厳しく より広い視野でリスクを計算しなければいけないのだ!!
◇
・かつての 荷役船であれクルーズ船であれ、
大型船を沖合に停泊させて、そこから通船で
人やモノを上陸させていた時代とは
大型ふ頭により 大型船を直接接岸させる今の現状では
状況が根本的にかわったのだということを
日本国の官僚(霞が関や国会の住人)も含めて、
各自治体の人間たちも
どれだけ認識しているのか 大いに疑問を感じる昨今である!!
開発誘致=工事の請負による地元利益 のために掲げた甘言
に 目をくらませたまま
大型ふ頭を使った事業に乗り出せば
リスクを背負されて泣きを見るのは 地元民であり
危険にさらされるのは
日本国の存在と日本国民の命そのものなのである!!
豪華客船(クルーズ船)の乗客となったときも
毎回 船酔いとの戦いはつきものだけど
それでも 船の旅は 楽しいものだし
海上輸送の実態や航海の歴史について調べることは
国際関係・外交・保安問題に考えるよき機会ともなる
そして 否応なく 国家とはなにか? 国防とは? と 日常生活と密接に関連付けて考え続けることにもなる。
まさか 3歳のころ「海は広いな おおきいな 行ってみたいなよその国」と歌っていた幼心か
防衛・防疫・物流問題につながるとは 思ってもみなかった。