発達支援…
- カテゴリ:日記
- 2024/12/23 21:32:22
最近 threardsぼちぼち見始めました
なんやかんやあっちこっち…笑
ちょこっと、「おぉ…」と感動したものがあるのでコピペを置いておきます。
kinoppi30さん
グレーゾーンの子どもたちは、
【正論を伝えても素直に受け取れない】
ことがよくある
たとえば、
あなたが深い沼に足を
取られてもがいているとします。
その時、誰かが
沼の外からこう叫んだらどう思うでしょうか?
「もっと早く足を動かせば抜け出せるよ!」
「沼に入る前に注意しないからだよ!」
正論です。間違っていないし、
言われた通りにすれば、
状況が良くなるかもしれません。
けれど、
その声を聞いた瞬間、
「そうだね、やってみよう!」と
思えるでしょうか?
おそらく、頭に浮かぶのはこういう気持ちです。
「今そんな話を聞いてる余裕ない!」
「助ける気がないなら黙ってて!」
これが、
子どもたちの心の中で
起きていることなんです。
つまり、
正論そのものが問題ではなく、
「今の自分が受け取れる状態にない」ことが、
問題なんです
彼らが感情的になっている時、
頭の中では沼にもがくように
「自分の感情」に必死で向き合っています。
その瞬間に
「正論」という外からの指摘が届く余地は
ほとんどありません。
では、どう伝えれよいのか?
まずは一緒に沼の中に入ること
「足が動かなくて大変だね。」
「ここ、滑りやすくて困るよね。」と、
彼らの気持ちを受け止めることから始めます。
次に、「抜け出す道」を少しずつ提案する。
「少しずつ足を引き抜いてみようか。」
「一緒に別の方法を探してみよう。」と、
具体的で共感的な言葉をかける。
もちろん、
すぐにはうまくいかないでしょう
沼から脱するのと同様、
それなりの技術がいるからです。
彼らに必要なのは、
正論そのものではなく、
「正論を受け取れる余裕」を作ること
まずは感情を受け止め、
その後にそっと「次のステップ」を提示していく。
そのプロセスを繰り返していくことで、
彼らは少しずつ
「正論」を受け入れる力を育んでいけます。
◇
グレーゾーンの子どもたちは、
【親と敵対関係になりやすい】傾向がある
毎朝同じルートで通勤していたとして、
ある日突然その道が通れなくなったら、
どう思うでしょうか?
「なんで急に通れなくなったんだ!」
「誰がこんな変更を決めたんだ!」
そんな苛立ちや混乱が
特に湧き上がりやすい子どもたち。
そして、
「親」とは、
その道を決める存在なんです
だから、親に「こうしなさい」と言われた時、
自分の中の「ルール」や「やり方」と合わないと、
途端に心が反発するんです。
「なんで僕のやり方を否定するの?」
「自分で決めた道じゃなきゃ安心できない!」
それが親との「敵対関係」の正体です。
けれど、忘れてはいけないのは、
敵対しているように見えて、
実は親に「認めてもらいたい」
という気持ちが強くあるということ
彼らにとって、親の一言一言が、
自分の存在そのものを
肯定されたり否定されたりする
大きな意味を持っています。
では、どうしたら
敵対関係を解消できるのでしょうか?
まず、
一旦彼らの「道」や「やり方」を認めること
「それも一つの方法だね」と言うだけで、
彼らは安心感を得られるんです。
次に、少しずつ選択肢を増やしていくこと。
「このやり方も試してみない?」と提案し、
選ぶ自由を与えることで、
親が敵ではなく「相談相手」になれるんです。
ただここで、親が子どもを
コントロールしようとする想いが
充満していると、当然うまくいきません。
彼らは、
「親と敵対している」のではなく、
「自分を否定されたくない」という思いから、
過剰に反応してしまうだけ。
だからこそ、大人の接し方次第で、
その関係は驚くほど改善されます。
◇
グレーゾーンの子どもたちは
【自分のルールが絶対と考えている】
ことがある
まるで、独自の地図を持って
冒険している探検家みたいなもの。
その地図には、正確な道もあれば、
ちょっとズレたルートもあるわけで。
でも本人にとっては、それが「世界の真実」。
大人にとっては理解し難い世界かもしれません。
たとえば、
「鉛筆は赤い方が速く書ける」とか、
「階段を右足から上らないと失敗する」みたいな
小さな信念で自分を守っていることもあります
そのルールがあるからこそ、
不安定な世界をどうにか整理し、
安心して進めるわけです。
大人がそれを見て、
「なんでそんなことするの?」と
そのルールを壊そうとすると、
子どもは一気に混乱するわけです
子どもにとって必要なのは、
大人がその「地図」を奪うことではないと
考えています。
まずは、
その地図を一緒に広げて、一緒に眺め、
対話する関係性をつくることから
始まります
少しずつ、ズレは修正していければいい。
最終的には、
地図を描き直すペンを本人に渡してあげれたら。
その子だけのルールも、
立派な「今」を生きるための
手段かもしれません
◇
Instagram
きのぴー先生/ぶつかる子育て卒業
◇
グレーゾーンの子どもたちは
【不安を「怒り」に変える】傾向がある
学校の図工の授業。
みんなが自由に工作を作り始める中、
一人の子どもが手を止めて困った顔をしている。
先生が「どうしたの?」と聞くと、
「ハサミがない!」と突然怒り出す。
実はこの「怒り」は、
本当の感情ではありません。
その子の心の中には、
「自分だけ準備が遅れている」
「みんなに遅れをとったらどうしよう」
という不安が渦巻います
また、家での宿題の時間。
親が「そろそろ始めようね」と声をかけた途端、
「今やろうとしてたのに!うるさい!」
と反発する子どももいます。
この怒りの裏にも、
「わかっているのに行動できない自分への焦り」や
「親に見張られている」という
プレッシャーが隠れています
不安という感情は形がなく、
持ち続けると苦しくなります。
一方で、怒りは、
「相手が悪い」「状況が悪い」という形で、
感情の矛先を外に向けられるため、
子どもにとって瞬間的な逃げ道になります。
具体的には、
「なんで怒るの?」ではなく、
「何が気になった?」と問いかけることで、
【不安】に意識を向けさせることが有効です
また、
「〇〇なの、嫌なんだね」と
感情を代弁すると、
子どもは自分の不安を整理しやすくなります。
これらの具体的なニュアンスを、
インスタライブでお話ししています
子どもたちの怒りは、
未解決の不安が形を変えたものです。
怒りに反応せず、不安を手放す手助けをする。
最初は本当に難しいのですが、
技術が身につくことで
対応できるようになります。
今日はここまで、
お読みいただきありがとうございました
◇
4つのステップがあります
1.受容者
2. 理解者
3. 共謀者
4. 支援者
これは、
子どもの意思を受け止め、
共に考え、信じて任せる流れです。